お昼どうしようか決めかねていたけど、
そうだ、だぎんさんのブログに修善寺のとんかつ屋さんがあったよね~と速攻決定♪
伊豆箱根鉄道・修善寺駅をクルマで奥に進んで次の駅、牧之郷のすぐ近く。
目立たない細い道路沿いにあるから看板を見落とさないようにしないと。

伊豆市牧之郷534-3
055-873-0888
外観はこざっぱりしたログハウスみたいな建物。
店内は意外と広くて座敷のテーブル席に掘りきりのカウンター、広い個室も備えている。
とにかくランチ、ランチ♪

こんな観光地でとんかつの定食が1000円からあるなんて、ウレシイな~
メニューには店のこだわりが書いてあって
・キャベツは手きざみ
・ご飯は伊豆産コシヒカリ
・とんかつもキャベツもご飯もはじめから大盛り
と旅館の上品な食事に飽きがきていた?A氏にとってはうれしい限り(笑)。
A氏オーダーの「特選地鶏カツ定食」1000円。

あれ、でも地鶏ってこんなに安く提供できるのかな?
品種は明記してないから平飼いの地元産鶏肉って意味なのかな。。
ウフ、それにしてもキャベツも大盛り、ごはんもいっぱい。
ごはんとキャベツはお替り自由。
こりゃ食べがいありそうだ。。
ネルは「三島産もち豚ロースかつ定食」1000円。

お味噌汁はかぼちゃ、にんじん、キャベツ、しめじ、長ネギが入ってたっぷり具沢山。
付け合せの小鉢はマヨネーズ多め、ペタッとしたなつかし系のポテトサラダ。
お新香は盛合せ、コーヒーもセルフサービスでついてくる。

持った箸先がずしっと重いぐらい(笑)。
衣は粗すぎず細かすぎず、いい感じでサクサク。
お肉から衣がはがれやすいのが気になったけど、ひと切れが大きいからかな?
ご飯はピカピカ、お味噌汁も食べ応え十分。
手づくりっぽい玉ねぎのドレッシングがこれまたおいしい♪
山盛りのキャベツがどんどんお腹に納まっていく。
はーー、食べた食べた。。
でもしっかり頂いてきた旅館の朝食のせいか
いつまでたってもまったく食べきれそうにない。
A氏にポテサラおすそわけしようとしたら
いや、オレももういっぱい…、だって。
先にごはんもカツもおすそわけしちゃったからナ。
それにしてもA氏がおなかいっぱいになるボリュームって、すごい…
食後はセルフのコーヒーでいっぷく。
ふぅーー、こういうお店
近所にあってほしいのになぁー(笑)。
<今日のお会計>
2000円・2名/特選地鶏カツ定食1000円、三島産もち豚ロースかつ定食1000円
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/修善寺では貴重な昼定食
伊豆や修善寺らしさにこだわらなければ安いしおいしいし、ボリュームも
あるし。女性だと量が多すぎる気もするけど、仕事やリピーターで通って
いて普通においしい食事がしたい人なら納得のお昼になりそう。
A氏:★★★☆☆/予想以上のボリューム
こんなにボリュームあると思わなかった。小鉢のポテトサラダもおいしい。
オリジナルのわさびソースもおいしかった。修善寺の中心地からは少し
離れてるけどクルマで行けば近い。昼時あまり混んでないといいなぁ。
_
いそいそと路面電車に乗り込んで。

いつの間にかあたりは殺風景なホテル街…
一番目立つ店といえばその道のお姉サマ専門衣装店。
ポスターに大きく静岡出身のモモハナさん、衣装プロデュースも手がけてるんだナ(笑)。
その衣装屋サンのすぐ横にあるのが「ふくろう亭」。

札幌市中央区南八条西5
011-512-6598
店内はテーブル6つくらいとカウンター。
小さいブラウン管テレビは野球中継が流れてる。

あらかじめタレに漬け込んだ味付肉を焼く「先漬けタイプ」に二分されるそうで
ここは生肉を焼く「後付けタイプ」。
肉はオーストラリア産の生ラム肉。
1頭から1Kgしか取れない貴重な肩ロースだそう。
肉系なんでも大好き♪A氏、昔札幌のビール園で食べたジンギスカンのおいしさ
が忘れられなくて、どうしてももう一度ジンギスカンが食べたかったそう。

でてきたジンギスカン、アレ、意外とキレイな赤い色。
ラムってもっと紫っぽい色かと思ってた(笑)。

厚さはまあまあある方なのかな。
さぁ~、さっそく焼きますか!
丸く盛り上がったジンギスカン鍋。どっしり重たい。
周りにタマネギやモヤシを置いて、脂の塊をきちんと塗って
てっぺんにラム肉をジュー!!

半生でもいけるとのことで、やや赤身の残るままタレへ。
・・・あっ、ぜんぜん苦手じゃない。
柔らかいしクセもないし、ふつうに食べられる(どんな感想…笑)。
アハ、もっとラムって特別な味かと思ってた。
ラムタンも牛タンと同じ感触。
ラムウィンナーも普通にウィンナー。
A氏 「うわーー、これおいしいよぉ~」と大歓声。
早々と平らげて追加注文にかかってる。
・・・でも私、もう飽きてきたかも?
だって1種類のみのタレはほぼ醤油オンリーで硬くて単調だし、
お肉はラムかタンしかないし。。
でもこのお鍋で焼く作業は十分楽しい♪
もーもー店中煙だらけなのもそれはそれで、雰囲気満点だし(笑)。
このお鍋で牛とか豚とか焼いたら、もっとおいしいかも?
そういうの考えるの、邪道??
<今日のお会計>
4250円・2名/生ラムジンギスカン 840円×3、ラムタン 525円
野菜盛合せ 420円、ラムウィンナー 525円、生ビール、ウーロン茶
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/楽しいけど、どうだろ?
ロコ色満載な雰囲気で初ジンギスカンをゆっくり楽しめた。
意外とおいしかったけど、北海道じゃなかったらわざわざ食べる気には
ならないかも。でも北海道名物食べられたことは満足。
A氏:★★★★☆/最高のジンギスカン♪
今まで食べてきたラム肉とはかなり違って柔らかいし、おいしかった。
1人前840円はちょっと高いけど、やっぱり肉の質の違いかな。タンも
良かったなーー。店の人がテレビ見ててほっといてくれるのも好き(笑)。
_
約1ヶ月ぶりの外食へ。
=========
最初席についてくれたのは祇園甲部所属、舞妓・Sさん(16歳!)。
鮮やかな水色をした絽の着物がお似合いで、可愛らしくも満点ゴージャス☆
可愛かったなぁ。。
白塗りおちょぼ口のあどけない笑顔に、気さくでそつのない会話。
今日は朝から着付けていろんな顔出ししてきたそうで、今の時刻はもう夜8時。
この蒸し暑いなか、ほんとによく働くナ。。
エライなあぁぁ!
毎回舞妓さんと何か出会いがある度に、こんな若い人が伝統と競争のなかで生きて
るんだから、私だってがんばらないとと勝手に感動してしまう。
もうひとりの芸妓さんもお三味線が上手で、秋の発表会にむけて一生懸命練習してる
最中なんだそう。
ジバラで祇園の舞妓さんや芸妓と飲むことなんて、もう一生ないだろう。
ちょっとオヤジっぽい趣味かもしれないけど、これだって経験のひとつ。
でも同じ女性同士だから、会話の内容にはことのほか気を使う。
やっぱり聞かれてほしくないことはこちらだって避けたいし、できれば相手が話しやすい
内容を振ってあげたいと思う。
なんていうか、ネルと話すときくらいはラクさせてあげたい?と思うのだ。
だから次お座敷で会うときがあれば、会話のコツというか、着物の柄行きや髪飾りのことを
聞くようにしてあげよう。
今回も後から気づいたんだよね、あの白い花の髪飾りは祇園祭り当日だけのために、
毎年新調しているモノだったって…。
わぁー、全く粋じゃないねネルってば!
=========
最近ケガをして病院に通っていたA氏。
なんだか可哀そうで、この日のお昼はA氏大好物のうなぎにエスコート♪
■まるはん へそ曲がり [鰻]
藤枝市立花1-12-9
054-643-3251
評判は聞いていたけど、2人とも行くのは初めて。
予約が必須とのことで当日の9時過ぎ電話を入れる。
念のため早めにクルマで向かうと、田んぼに囲まれた店は案外あっさりと見つかる。
まだ開店15分前。
駐車場のクルマを見ると、ネルたちが一番のりらしい。
昔のこじんまりした料亭か旅館のような和風建築。
草木が生い茂り、まるで小さな神社の境内を覗くよう。
炭焼きのいい香が辺りにあふれ出している。

年月を経て色あせた門扉には「本日分終りです」の小さな木札が。
ネルの勝手な感想だと、この札ずっとかけっぱなしな気も…

石が埋め込まれた廊下にはどーんと大きな甕が。
水が注がれる底の方でウナギがぐるぐる泳いでいる。
あちらへ、と指示され眺めが田んぼの個室へ。
カウンター席と、畳敷きに座卓の独立した個室は全部で5つほど。
一旦通されはしたものの、お庭側の個室がどうしても気になり、怪訝な顔をされながら
も部屋をチェンジしてもらう。
さっきから電話が鳴りっぱなし。
焼き方のご主人とホールの奥様、どうやら2人だけでやっているらしい。
奥様忙しさでそうとうイラっと来てそうな気配…。

なつかしいブタさんの蚊取り線香が置いてある。
田舎のおばあちゃんちに遊びに来たみたいな雰囲気だ。
夏草の生い茂った庭の向こうに広がる緑の田んぼ。
エアコンなんてなくても、ほどよく冷やされた涼しい風がさあっと吹き抜けてくる。
なんの飾り気もない薄暗い室内が、かえって清々しく居心地がいい。
20分ほど待っただろうか。
定食が運ばれてくる。
ここはメニュー表はなく、あるのは定食と肝焼きのみ。
だからオーダーも取られず、自動的に人数分の定食が運ばれてくるらしい。

見た目、ふつう。
うなぎ一匹分の蒲焼、おしんこ、肝吸い、ごはん、、以上。
お茶は粉茶で、おしぼりもビニールに入ったまま運ばれてくる。
かなりのうなぎ好きなA氏と、ほぼ興味のないネル。
こういうとき、A氏の反応って気になる。
やっぱりここまでひっぱてきた以上、喜んでもらいたいもの。

あれれ、うなぎってこんなに爽やかだっけ…???
やわらかいし、ふわっとほっくりしてて、よくある脂のしつこさは全くナシ。
まるで川魚のように清潔な風味。
うなぎ好きの人はこれで満足してくれるのだろうか?と疑問を持つぐらいの上品さだ。
一方タレは甘く硬いというか、砂糖・みりん・酒等々を足して割ったような単調さ。
長年秘伝のタレを足して重ねた老舗の、といったわけ分からない独特のものではない。
でも一番驚いたのは、カリッと炭でこげ目のついた身の香ばしさ!
炭で香ばしい、ってこういうことか!!って思うぐらい炭の香がふわっと広がる。
もうたまらなく、ここが一番おいしい。
ここのうなぎの主役は、ネルの中では間違いなく、炭焼き部分。
つまりうなぎの産地やグレード、タレの具合ではなくて、料理人の技術のたまものなのだと。
いろんな料理を食べてて、その料理の完成度が何に依存しているのか、
考えることなんて滅多にない。
でもここは明らかに料理人の技術の高さが、おいしさを呼んでいる(のだと思う)。
箸袋には“江戸焼き”と書いてある。
でもその秘密はカウンターにいなかったネルには分からずじまい・・・。
うなぎの仕入れや選別、下ごしらえから炭のおこし方からいろいろあるのだろうけど
もしかして真っ当に正直に全ての行程を踏まえると、こんなうなぎになるのかもしれない。

ごはんは器にはりつくほど水分少なめ。うなぎにあわせると、この硬さなのかも。
はーー、ごちそうさま♪
食べ終わってもう一匹食べてもいいかなって思った鰻、初めてだ。
お茶のおかわりほしかったけど、すでにお客さんは5~6組。
平日にもかかわらず家族連れや会社仲間、お一人様まで。
奥様はピークの忙しさ。
お茶のお替りなんて、頼めるわけもない。
いやいや、飲み物が持ち込み制!!なのもわかるなぁ。
でも飲食で一番利益が出せるのはドリンク。
それをね… でも、この先もずっと続けてほしいなぁ。。

<今日のお会計>
5000円・2名/鰻定食2500円×2
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/純粋にうなぎを楽しむために
建物は古くても掃除はされていてこざっぱり。サービスやインテリアは期待できない
ので、家族や気の置けない人と行くのがおすすめ。個室でのんびり落ち着いて
おいしいうなぎが食べられる、と思えば高くはないのかも。
A氏:★★★★☆/人生2番目においしいうなぎ
変わった店だけど、味はおいしい。量のチョイスができないとか品数少ない
とかいろいろあるけど、久しぶりに気に入ったうなぎの店ができてうれしい♪
_
ぶどう畑を見下ろす小高い山の上に建つ、ワイナリーの直営レストラン。
■ぶどう畑のレストラン 風
山梨県甲州市勝沼町下岩崎
0553・44・3315

白い教会のような大きな建物。
葉っぱモチーフのような窓が大きく取られ
外に広がる葡萄畑が一望できる。
大浦天主堂を模したという店内は
高い天井に自然光と小さなシャンデリアの灯り。
がっしりと大きな木のテーブルは居心地抜群。

さてさて、ランチのお目当ては
名物ローストビーフ!
予約しておくとシェフがテーブルまできて
切り分けるサービスをしてくれるそう。
とはいっても100g3000円。
お昼にしては、なかなかのお値段(笑)。。
う~ん、これは期待しちゃうな!
まずはドリンクをオーダー。
試飲係りのネルは勝沼醸造の人気銘柄、「アルガブランカ イセハラ」をセレクト。
ヴィンテージが選べると言うので味の違いを尋ねると
飲ませたほうが早い?ということか
グラス2つに試飲用の2005と2006を出してきてくれた。
このワインは伊勢原という単一畑から収穫した
甲州ブドウのみを原料にしたもの。
かなり人気があるらしい。
う~ん、どちらもやや甘いけど
やっぱり寝かせた2005にしとこうかな。
でも香りの華やかさは抜群☆
ネルも食中酒じゃないならイセハラ好きかな~。
テーブルには専属のスタッフが付くよう。
ガラスの器で出されたおしぼりは、ほのかにオレンジの香り。
器は白のジノリ。カトラリーにプラス箸も用意されている。
もちろん水のグラスもいい感じ。
あらかじめセットされた陶器のパン籠へ
底に温めたブレッドウォーマーを敷いた、赤い帆布にくるんだパンが置かれる。

清里の有名ベーカリー製らしいけ、どこれがおいしい!
とくにフランスパン、中がしっとり詰まっていて
皮もしっとりしながら味があってパリパリ。う~ん、ウマウマ☆
クルマ係りで飲めないA氏には、サービスでソフトドリンクが1杯付く。
ワイナリーでもそうだったけど、
こんな細かい気配りがいろんなとこで感じられるんだな。

果実の爽やかな濃厚さ。
蜂蜜みたいなまったりした甘みがあるのに、口当たりはサラサラ。
ジュースとワインの中間というか、もちろんアルコールは入って
ないのに、ジュースというジャンルとは違う飲み物のよう。
勝沼醸造さんはこういう感触と味わいが違う、いい感じのギャップが多いな~。。
窓の外にはマスカットグリーンの甲州ブドウの小さな棚が。
細いホースから水がちょろちょろ。
ちっちゃなアリが元気にブドウの実の上を歩きまわっている。
高い帽子をかぶったシェフが、ワゴンと共に登場。
いよいよローストビ~フ~~♪

A氏は霜降りのみを50g増量。
ずっしり大きくて重そうな肉塊から
スラーーっと薄く大きくさばかれるローストビーフ。
目の前で一枚ずつ、その都度スケールで重さを確認して取り分けてくれる。

この日は秋田産の黒毛和牛らしい。
一緒に出された4種の薬味。
ワサビ、西洋ワサビ、ブレンド岩塩、胡麻醤油。

このワサビを肉に包んで、たまり醤油につけると
もう抜群においしい!!
ぺろんとした薄さが意外にもちょうど良い。
ワサビのせいか味は中トロとレアの中間のようにも感じられる。
赤身は脂があっさり品良く、ワサビが効いて和食のよう。
霜降りは甘くトロトロ、粒状の岩塩がよく合う。

完全に和食テイストのローストビーフ。
肉の繊維の間に旨みが溢れている。
パーティー料理でよく出る冷たくてやや厚いのよりも
断然甘くておいしい。
肉好きのA氏も満足げ。
ただしボリュームは全くの不足らしいけど(笑)。
いやいや、なかなかのゴージャスランチ。
スタッフのみなさんも笑顔で物腰が柔らかいし。
かなり贅沢しちゃったけど、たまにはまっ、いっか!
<今日のお会計>
1万300円・2名/ローストビーフ100g3000円・150g4500円
セット(パン・スープ・ドリンク・デザート)1000円×2
アルガブランカ イセハラ(G)800円
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/ワサビ×肉、おいしい!
お金持ちの奥サマが本気で開いた別荘地のレストラン、
といった風情。雰囲気もいいし、接客も適度で感じが良かった。
もう少し値段が身近だと、もっといいなあ☆
A氏:★★★★☆/いい肉だと思う
肉の良さがしっかり感じられた。
量はあと3倍はあっても。。
気軽に何度も行ける値段じゃないけど、年一回くらいなら。
_
地元の人しか通らないような駅南の住宅地、背の低いマンション1階が店舗だ。

静岡市駿河区中田本町21-28
054-288-4339
店内はダークブラウンの落ち着いた空間。
Uの字型のカウンターは内側に鉄板が用意され、白いコック服に身を包んだ店主がお客さんの目の前で肉を焼き上げてくれる。
子ども用イスもさりげなくカウンターに配置されている。
予約は2人ともメインの和牛ステーキに小皿料理がつく「おまかせコース」4600円。
メインのステーキはヒレかサーロインか選べるので、一つづつオーダーする。
前菜は「茄子素麺」。
割箸が用意され、小料理店のような始まり。

造里 コチの薄造り
揚物 イシモチのあんかけ
煮物 冬瓜の水晶蒸し
とお腹にもたれない程度の一品料理が出てくる。
今日は平日夜にもかかわらず、お客さんがネルたち含め6組。
予約していたお客さんは半数程度らしく、次の料理がでてくるまでの
タイミングがかなり空いてしまう。
接客は奥様らしき人ひとり、洗い場がひとり、肉担当のご主人がひとり。
かなり忙しそうだ。
食事開始から1時間以上、まだ肉出てこないのかなぁ…って待ちくたびれた頃
店主自らきっぱり赤×白の二枚のお肉を皿に載せて
「こちらのお肉を焼かせていただきます」わざわざ席まで見せに来てくれる。
A氏もネルも肉モード全開、「はーやーくぅ~、にーく♪にーく♪にーく♪ぅ」
いつもお早目のネルたち、先に食べた小皿はとっくに消化済み。
今日のメインをお腹をすかせて待ってるのだ。
そしてそして、やっと、エリンギのソテー&生野菜とともに角皿にのって
メインの「和牛ステーキ」登場!

別皿でポン酢、醤油ベースタレ、ガーリックスライス、山葵、粒マスタード。
ガーリックスライスが厚めで量もしっかり。
ネルはこのガーリックスライスメインで食べ進む。
レアで頼んだA氏のサーロイン、A氏ならもっともっと生に近いレアが良かったらしい。
「極レアで、って頼めばよかったかな・・・」とポツリ。
ネルのヒレ、柔らかくて旨みじんわり。
サイコロは食べやすいんだけど、自分の好みの大きさで食べたかったかなあ。
最初にカットするか申告すればよかったのかも。
〆に松茸ごはん、味噌汁、香の物。
さらに5種類ほどある手作りデザートから一品と食後のコーヒー。
和牛ステーキ+小皿5品+ゴハンセット+デザートセット。
これで4600円なら、かなりコストパフォーマンスはいいはず。
お客さんはどこも必ず女性がいて、男性のみのお客さんは見当たらない。
もう70代を過ぎてるだろうご夫婦も、赤ワインを空けながら優雅に食事を楽しんでいる。
帰り際「今日は遅くなって申し訳ありませんでした」とひと言添えてくれるご主人。
メインが出てくるまでの時間を考えたら自然なことかもしれないけど、
こんな心遣いがあれば気持ちがなごむ。
ステーキは食べたいけど肉オンリーはツライかも、なんて思ってる人にはおススメかな。
<今日のお会計>
9900円・2名/おまかせコース4600円×2、ウーロン茶、オレンジジュース
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/静岡では珍しい、和食+和牛ステーキのオトクなコース
落ち着いた店内、優しい人柄が滲み出てるご夫婦とあって、はじめてでも居やすい。
細かな盛り付け、食後のデザートなど、女性にとってはオトク感があるはず。
場所柄クルマの運転を考えると、ステーキを目の前にしてワインが飲めないのが残念。
A氏:★★☆☆☆/もっと肉!がたべたいなぁ~
ヒレもサーロインも、いい肉使ってくれてると思う。量はモノ足りないか。
肉好きとしては肉が登場するまでの道のりが長くて辛かった。。
肉もある和風会席コース、って考えた方が良さそう。
_
オフィスの仲間は帰る気配もなくキーボードを叩いている。
許せ、今日はおいしい夕ゴハンが食べたいんだよ・・・。
■とんかつ かつ藤 [とんかつ]
静岡市葵区東鷹匠3-12
054-247-7082
北街道の小さなパチンコ屋さんから工業高校側へ曲がって、
ドラッグストア手前の一方通行を入ってすぐ。

先客はビンビール2本を空にしてる作業着のオジサン一人。
おなじみさんらしく、カウンターで店主のご夫婦2人と話し込んでいる。
ネルもA氏もまともに昼を食べてない。
オーダーは2人とも、とんかつとエビフライの盛り合わせ、「かつ藤定食」。
1850円、と値段はそこそこ。

ロースかヒレか選べるので、ネルとA氏それぞれロース、ヒレを注文。
だって両方食べてみたいもんね♪
はじめに来たのは「三味煮」(さんみに)。
これ豚ヒレのスジ肉を3種類(砂糖・醤油・みりん、辺りかな?)の調味料で味付けして、
約10時間煮込んだ一品だそう!

炒めてあってちょっと脂っぽいんだけど、お弁当にも合いそうなよく滲みこんだ甘辛具合。
コレがやたらゴハンがススむ味(笑)。
でてきた定食セット。
しじみの赤出汁、じんわりおいしい!
自家製というおしんこ・ソース・味噌ベースのサラダ用ドレッシングもすべて、
丸みのある旨みが強い。
ネルは「ヒレかつ」。
結構大きめなヒレかつの塊二つが、カットされてのっている。
レモンをかけて、がぶっ!

そう、ホントわざとらしさのない素直な、パン粉が油で揚がった風味と歯ごたえだ。
肉はさっぱり柔らか。
ヒレ肉の上品な旨みがしっかり伝わってくる。
A氏の「ロースかつ」もなかなかジューシー。しつこくない。
クセがない味には物足りなさを感じる人もいるかもしれないけど、
食べ疲れないとんかつって、ネルにとっては貴重。

肉の仕入れは卸任せじゃなく自分で選んでいるそうだ。
それにしても、
付け合せのシソ入り千切りキャベツも、高菜漬っぽい和風キムチも、ごはんの味も。
なんだかどれもフツウ以上。かなりの想定外。
とんかつ屋さん、っていうと肉へのこだわりばかりであとはオマケみたいなイメージがある。
なのにこの店は食材・調味料・料理法すべてをきちんと選んで
手をかけ、時間をかけてる気がする。
その分が値段に反映されてるのは仕方ない、ってとこかな。
普段ぜったい白いゴハンを食べきれないネルにして、今日はなんと一人でゴハン完食!
三味煮・おしんこ・キムチ・赤出汁と、これだけゴハンのお供があればねぇ。。
蓋付きの上品なお椀で出された赤出汁。
ふつうのお味噌汁用の深いお椀でも十分なのに、こんな面倒なことでもきちんと続けてる。
いいお客さんたくさん付いてるんだろうな~と勝手に想像してるネルなのでした。。
<今日のお会計>
4200円・2名/かつ藤定食 (ごはん・赤出汁・キムチ・おしんこ付)1850円×2
三味煮500円
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/優しい自然なおいしさで、お腹も気持ちも満足!
とんかつ肉の繊維がふわっとふんわり、目立たないけどコレはすごい。
どの一品を食べても既製品の気配まるでナシ、食材・調味料本来の味がする。
あ~、こういう食事をすると疲れたカラダがほっとするんだなぁと再確認。。
A氏:★★★★☆/きちんとした食事のできる、総合点が高い店
とんかつがおいしいし、サイドメニューもいい。
値段は1~2割高い気もするけど、ドレッシングやおしんこまでさりげなく
こだわっていいものを出してくれてる。親父さんもニコニコしてて、いいなー。
_

ぶっはぁっっ、これってケムくないですか???
暖簾をくぐるなり、真っ白なケムリの塊がガツンと襲来!
鰻の甘く暖かい香りに上半身丸々すっぽり包まれて、思わずその場に立ち尽くすネル。
ぷっはぁ~っ、びっくりした。。
■うなぎ 石橋
静岡市駿河区西中原1-6-13
054-281-5432
某ビール会社営業の男の子に「スゴイよ!」って聞いていた石橋。
東名IC近く、ホームセンターニトリから脇道を入ってすぐ。
丑の日はとっくに過ぎたのに、駐車場はいっぱいだ。

「相席でどうぞ」と勧められるが待ちますので、と
火鉢のついた待合用のテーブル席へ。
店内は大きな木の梁がせり出した田舎家風。
あちこちに民芸調の飾りやおもちゃ、小判や鯛を模した正月用のお飾りらしきもの、
芸能人のサインやらがあふれている。
カウンター越しの戸棚や柱もカベも、薄茶色く膜をかぶっている。
照明も例外なく、薄ぼんやりとした黄色い灯りが落ちている。
どれもこれも、店内すべてのモノにたっぷり鰻の香りと脂が滲みこんでそうだ。
あとからお客さんひっきりなし。
来るお客さん全員に相席を勧める、というか待つことを許さず押し込もうとするおばサマ達。
この3~4人いるおばサマ達、そろって声が大きい!
相席が苦手で「待ちますよ♪」というネルたちに、「じゃあここで食べてもいいですけど、」と
勧められ、なんと待合席で食べることに。
この相席。この店ではお約束なんだろうから従うべきだったか。。
その後も「予約の○○ですけど~」って来たお客さんに
「はい、○○さん、相席よろしいですか」って、先に食べてるお客さんを席移動させてる。
えっ予約したイミは・・・?? でもコレがこの店の流儀なんだろうなぁ~。
ようやく注文、かと思えば「定食ふたつでよろしいですよね」?
そう、石橋はメニューが1つ、「一本焼き定食」しかないのだ。
もちろんおつまみやドリンクはあるけど、原則鰻メニューはコレのみ。知らなかったよ。。
そして出てきたウナギのスゴイこと!!

えぇっ、見慣れた切り身?のうな重なんかとは迫力がケタ違い。
うっわ~、ホント頭から尻尾の先まで、一尾そのまま丸ごと皿にのってる!
尻尾はみだしてますよー!
頭がコゲテ、とがってますよー!
胴が丸々太いしー!
オマケに骨せんべい乗ってますよー!
かなり甘い濃い目のタレがたっぷりかかっている。
調理は鰻を背開きにしたあと、蒸さずにそのまま皮から焼いてるらしい。
だからだろうか、身がふんわり柔らかい。
皮と身の間に脂の旨味がきちんとある。
タレがやや甘すぎる気もするけど、つける量を調整すれば大丈夫。
むむぅ~、コレってオイシイかも。。。

田舎のおばあちゃんちで飲んでた、井戸水みたいな清冽な香りがする。
ごはんが冷めて再度確認すると、メンパの蓋がいちばんいい香り。
どうやらこの香り、メンパから出てるよう。
そうなんだ~、やっぱ静岡だもんね。メンパも活躍しないとね。
メンパってこんな効用もあったんだな~なんて再確認。
A氏、黙々と完食。
「ごはん大盛り50円増し」の張り紙を、ちぇっシマッタ・・・って目つきで見てる。
はあぁ~~、多いと思ったのに、ぜーんぶいただきました。
ゴチソウサマ♪
会計をする帰り際、
「混んでると思い通りにならなくってね~、また来てね~」
とお声掛けいただいて。いやいや、ネルたちこそ店ルール知らなくって、、。
「いい鰻屋知ってますよ」 って上司や県外からのお客様を連れてく時は
「相席って、だ、だ、いじょうぶですよね!?(汗)」 の前フリをおすすめシマ~ス☆
<今日のお会計>
4700円・2名/鰻の一本焼き定食 2350円×2
※ご飯・肝吸い・漬物付
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/店ルールを知って利用したい、静岡の名物鰻店
きちんと鰻の身の味が分かって、食べたゾ~って満足感がある。
おばサマたちの接客方針には意見が分かれそうな気も。
鰻のおいしさよりも、接客のインパクトの方が強かったかも?
A氏:★★★★☆/鰻の一本焼き、ってスゴイ
う~ん、タレは甘いけど、俺が行ってたとこよりおいしい気が…。
焼き方もいいと思うし、量もある。ゴハンもおいしかった。
でも店の雰囲気とか微妙かな。ホントは★3つ半だな。
_
なイメージそのままのステーキハウス。

ただどこか鄙びた印象があって入りづらかったんだよね~。
■COUNTRY STEAK HOUSE COWBOY [ステーキ]
静岡市葵区金座町1
054-251-1774
本通の日銀・清水銀行のあたりを北へ上がってスグ。
店内も期待通り、カントリーなウェスタァ~ン☆
はいっ、壁一面の西部劇アイテム数えまして~
赤ランタン・蹄鉄・ブーメラン・荷馬車の車輪・ライフル・西部劇ポスターetc...
はいっ、盛りだくさん♪

メニューは専門店らしく、ステーキ・ハンバーグ・グリルとサラダぐらい。
お値段は1000円台~3000円位まで、ステーキハウスとしてはお手頃ラインナップ。
ランチなら土日も1000円以下のセットがあるみたい。
頼んだのは「ハンバーグステーキセット」と「カウボーイステーキ300g」。
と、あっという間に付け合せわせのミニサラダとコーヒーが登場。
う~ん、早くていいね!
先にコーヒー飲めるのウレシイよぉ。
ちゃんとメニュー読んでなかったから、コーヒーとサラダがセットなの知らなかったし!
この値段なら、けっこうおトクかも♪
コーン・きゅうり・トマトのサイコロサラダ。
かなり粒大き目の黒胡椒がきいてて、手作り感いっぱい。
コーヒーも当然アメリカン!?で飲みやすい。
ステーキとハンバーグ、きちんとそれぞれに応じたナイフ&フォークがセット。
この辺、やっぱり専門店♪はいいね~
肉が切りやすいと、よりおいしく食べれるもんね。

出てきたお肉、付け合せはシンプルにコーンとモヤシ。
ハンバーグかなりビッグサイズ。
デミグラ系のソースがたっぷりかかってる。
レアで頼んだステーキはベロ~ンと大き~い!
ソースが醤油ベースでおいしい。ちょっとワインも入ってるかな?
肉はさっくり、柔らか。厚すぎなくて食べやすい。

ライスは銘柄米なのかな、もっちりおいしい。
コーンも甘いし、モヤシもパリッとシャっきり。
食材が少ない分、ひとつひとつがきちんと選ばれたおいしいさがする。
ホーローの赤いコーヒーカップ、はじめからスプーンが入って出てくるのとか。
皮のコースターも使い込んで真っ黒だし。
キャンプに来てわっせ、わっせ、って肉焼きしてるみたいで楽しい。
はじめ思ってたのより、サービスもいいし居心地もそこそこいい。
なんか意外だな~。
ネルたちのほか、お客さんは一組だけ。
う~ん、新規のお客さんはやっぱり入りにくいかなあ。

オーダーが入るたび、キッチンからはバコンバコン! ダンダンダン!! ドドドン!
肉を叩く音、捏ねる音。
たまにはこんな賑やかな食事もいいもんだ♪
<今日のお会計>
3600円位・2名 /ハンバーグステーキセット 1100円
カウボーイステーキ300g 2500円
※ライス・サラダ・コーヒー付
<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/お手頃価格+自然なおいしさの肉&付け合わせ
重量肉系なのに、食べ終えても胃が重くならなかったなぁ。。
メインとセットになったこの価格、なかなかおトクなハズ。
女性同士でも、お腹すいた時のランチなんかぴったりかも。
A氏:★★★★☆/次は1ポンド挑戦♪
値段の割りに食べ応えがあるし、肉が柔らかい。
肉を食う!って感じの店の雰囲気もいい。
がぶ飲み系のコーヒー、お替りくれたのが◎。
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↓
シンプル&モダンな外観から、カフェ?イタリンアン?なんて思わせる「焼家」。
意外やココが焼肉店!だとは。

■焼肉レストラン 焼家(ショウヤ) [焼肉]
静岡市葵区鷹匠3-19-5
054-253-4567
お出迎えしてくれたのは30代位の男性、店主の方かな。にこやかで快活な笑顔に何となくこちらまでいい気分♪
店内はダークウッドと塗壁の、今風な和モダンダイニング。
高い天井に凝った間接照明、フローリングの座敷、観葉植物・シンプルな書画。
焼肉店とは思えないほど小ざっぱりと、開放感のある落ち着いた空間。
席と席の間も贅沢に余裕があって、他のお客さんを気にせずゆっくりできる。
席は足を伸ばせる掘りごたつ式の座敷をチョイス。
あぁ~、クツ脱いでラクな姿勢で食べれるのってイイなぁ。
やっぱ焼肉は座敷だね~~☆
300円でお替り自由なウーロン茶片手に、カンパ~イ!
でてきた「トマトサラダ」、わ、めちゃ立体的!!

ずっしり実が詰まって、自然に熟れた甘さがある。
すりおろした玉ネギがベースらしいドレッシング、ほど良くまろやかな酸味。
肉食前に胃を動かすのにぴったり♪
これならイケルからさっ!とA氏おすすめの「レバ刺し」。
好きじゃないって知ってるくせに。。

しぶしぶ口に運ぶ。
んんっ、香りはまぎれもないレバーだけど、コレが不思議と爽やかぁ。
フツウの魚の白身のお刺身みたいな感覚?で食べられる。
コレぜったい新鮮だからに違いない。
ふ~ん、そうかそうかぁ。
そしてあっという間に来ました、お肉~♪
うっひゃ~、これって多くない?

左から「カルビ」2人前「ハラミ」「ロース」。
いつも見てる盛より、多い気がする…。
あぁ~炭火の香りがお肉について、ウマ~♪
炭っていいなぁ。
小学生の時キャンプの火起こし部隊として活躍してた、過去の栄光がよぎる・・??

脂ノリ十分な「モツ」はフルーティな香りが口いっぱいに広がる。
これもやっぱり新鮮だから、の香りなのかなぁ。。
「盛岡冷麺」「ユッケビビンバ」も手作りらしい優しい味わい。
冷麺の麺、うどんのようなモッチリしなやかなコシがある。
韓国冷麺のどんぐり固めが好きじゃない人なんかには、特においしく感じられそう。
肉はいわゆる「上」「特上」といったランク付けはなく、単純に部位ごとの構成。
他に内臓系の盛り合わせ、骨付き肉、塩系の盛り合わせなどバラエティ豊か。
メニューは肉以外にも海鮮モノ、サラダや肉料理・一品モノと豊富。
焼肉道的にはどうかわからないけど、肉オンリーの焼肉デスマッチが苦しいネルには
これぐらいメニューに選択肢があると安心できる。
入り口近くには、カルビ・ロース等の部位別に 個体識別番号of本日の牛さん が
掲示されている。
見て何がわかるってコトじゃないけど、お客さんに誠意を持った対応をしようと
考えているお店の姿勢が伝わってくる。
ウーロン茶の氷は製氷機のじゃなくて、溶けにくい大きなかち割り氷。
細かいことだけど、これだってお客さんに対するサービスの一つなんだよね。
心残りはメニューに目移りしてる間に、大好きな[塩]系の肉を見逃してたコト・・・(泣
なかなかオイシイ塩系って出会えないのにねぇ。ハァ。。
次は絶対頼むぞぉーー!「塩盛り合わせ」ぇーー!!
<今日のお会計>
9760円・2名/カルビ1000円×2、ロース1000円、ハラミ900円、モツ700円
レバ刺し900円、盛岡冷麺1000円、ユッケビビンバ1300円
トマトサラダ500円、白菜キムチ400円
ウーロン茶(お替り自由)300円×2
口直しのシャーベット(サービス)
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/居心地・使い勝手を重視した、センスのいい焼肉ダイニング
ストイックに肉と向き合うのじゃなく、居心地良く楽しく焼肉が味わえる店。
ボリューム十分、男性スタッフの方の笑顔も和める。
デートや女性だけの食事会でも十分活躍してくれそうな一軒。
A氏:★★★☆☆/鉄板焼き店みたいな焼肉店
見た目重視かと思ったけど、サービスいいしボリュームもあって意外だった。
肉は値段も味も妥当なセン。レバ刺しはかなり良い。
街中からは少し離れてるけど、食事として落ち着いて焼肉食べたい時にいいかも。
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テンション低っ!だった「七龍」。
静岡焼肉界ではトップクラスと評判の店だけに、今回は18時30入店!
コンディションばっちりのリベンジ訪問♪

■焼肉料理・独特ホルモン 七龍 (つうりゅう)
静岡市駿河区大和1-1-23
054-285-7209
場所は静岡ガス本社横のショールーム裏手あたり。
静岡駅から15分ほど歩けば着けそうな距離。
19時を過ぎると平日にもかかわらず店内はほぼ満席。
どのお客さんも近所の人らしい、ラフな格好。
親子なのか同伴??なのか、ジーンズ&茶髪おねえさんとおじさんの二人連れも2組。
さ~、まず登場したのは「タン塩」。
本当に牛の舌を輪切りにしたような、厚くてでこぼこのリアルな形。
薄くて平らで真ん丸。そんな形のタンに慣れていたから、へぇ~~と感心しきり。
ほどよく厚みがあって、焼いてもふんわり。
かしゅっ、かしゅっと噛み応えがあって楽しい。
続いて「ロース」「カルビ」♪
どちらも1000円ちょっとのベーシックレベルを注文。
ロースは3段階あって、一番上の「特上ロース」は2000円位。
前回はコレがおいしかったんだよね~。
でも超☆肉好きのA 氏、味を確かめたいとネルの制止を振り切って?
フツウのロースを敢えて注文。

カルビは甘くて柔らか~~。ロースもしっかり味。
タレの赤みが強くて、焼けたかどうかイマイチ分からないのがシロウトの悲しいところ。
たまにレアで噛み切れなかった肉をこっそり網に戻したり…(A 氏にはナイショ♪)
内臓系の「ハツ」(心臓)、とくに「ホルモン」(豚の小腸)。
鮮度いいでっせ~とばかりに輝くオフホワイト色とぷりぷり感。
皿の上にどうだ!、とたっぷり。
もちろん焼いてもぷりぷりぷり~♪
ハツは口の中でしゃりっと音がするような歯ごたえ。
噛んだ歯を跳ね返すようなホルモンの弾力。
この食感の良さは初体験。
生肉がしっかり載った「石焼ビビンバ」は、どーんとボリュームたっぷり。
モヤシ多め、ナムルの味付けもいい。
ネルが今まで食べた石焼ビビンバの中でもトップクラス。

石焼ビビンバと格闘してるうちにどんどんお腹いっぱいに。
うぁー、お肉を味わう余裕がなくなるぅ~。
玉子スープ、普通の量の3人前分はありそう。
ウーロン茶はビアジョッキに入ってくる。
そういえば前来た時は、近所のおじさん風の団体がどう見ても持ち込みの
ジュース&ウーロン茶(2Lペット)をがばがば飲んでたっけ。
しかもネルたちが1時間以上待ってるのを不憫に思ってか、余ったウーロン茶を
「飲んでいいよっ」(by笑顔)と手渡されて。
もちろんしっかり飲みましたとも!(店員さんに申告済)
焼肉好きの人なら知っておいてソンのない店。
満席でも他の店に気軽に行ける立地じゃないのはツライけど。
上位ランクのお肉を頼めばもっと満足できるかな♪
<今日のお会計>
7190円・2名/ロース、カルビ、タン、ホルモン、ハツ、石焼ビビンバ、玉子スープ、ライス
ウーロン茶・大×2
<店を出て>
ネル ★★★☆☆/焼肉好きな人なら一度は行く価値のある店
石焼ビビンバおいし~。
内臓系の味がわかる人がウラヤマシイな・・・。
今回は上ロース頼まなかったのが心残り。
A氏 ★★☆☆☆/ココまで来るには遠いけど、味はいい
普通の肉を食べて合格点。
上はもっとおいしいんだろうけど、値段出せばそりゃねぇ。
ハツはいい。今まで食べてきた中でも5本の指に入るレベル。
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