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069 ホテルアソシア ディナーブッフェ [静岡・静岡駅前]

すこし雨模様の週末の夜。

人ごみで混雑したJR静岡駅の改札口を抜けたらあっという間、
ホテルアソシア静岡はすぐ目の前。

前回の中華「梨杏」のランチオーダーブッフェに続いて
今度は1階レストランのディナーブッフェ♪

念のためと予約の電話を入れたら、ナントその日はもう満席!
うわ人気なんだ~、あなどったぁ…

ってことで改めて一週間後の今日を予約して♪
ふふっ、楽しみ♪♪

■ホテルアソシア静岡 コーヒーショップ パーゴラ [ブッフェレストラン]
静岡市葵区黒金町56 ホテルアソシア静岡1F
054-254-4460

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年間を通して実施している食べ放題のディナーブッフェ、
今回は9/1~10/31の期間限定、テーマは 「その場でステーキ」。

ビアやワイン、カクテルにソフトドリンクの飲み放題が付いて
グリルし立てのステーキも食べ放題。

これで大人ひとり、税込4000円ちょうど!
ふつうの居酒屋の飲み放題プランと同じくらい。
それでホテルってことも考えると4000円も納得かな~

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受付で名前を伝えると、ピシッとタイをした男性スタッフさんが席へと案内してくれる。
通されたのは窓側の落ち着いたテーブル席。
やっぱり予約しといてヨカッタ♪

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天井が高く開放感のある店内はブースがいくつもに区切られ、カーペット敷の床が優雅。
照明はかなり控えめ。シンプルモダンなインテリアで落ち着いた大人の雰囲気。

飲み物のオーダー、まずはビアで♪
さっきの電車内、蒸し暑かったからな~
ノド乾いてマス!
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飲み物充実してるなぁ。
メニューにはないけどコーヒーや紅茶のオーダーもOKだそう。

こういう不足なくサービスが充実してるあたり、やっぱりホテル。
スタッフの人数も多いし、グラスが空けばすぐオーダーをとりに来てくれるあたり心地いい~


ささ、お料理とりにいかなきゃ♪

料理は前菜、肉や魚のメインディッシュ、ピザやパスタの洋食メニューにカレーやうどん、
ケーキにフルーツまで思ってた以上に豊富でびっくり。

ブッフェコーナーは ええっ、こんなにあるんだって位料理が並ぶ。
全部で50種類以上はあるんじゃないかな??

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前菜は「サーモンスモークの無花果添え」とか「海老とクリームチーズのカナッペ」とか、
キノコや野菜のサラダやマリネ、いやいやいやもっとたくさんあったのだけど

とにかく季節の魚や産地名のある野菜を使ったおいしそうなメニューがたくさん!
メニュー名を書いたカードをみるだけでもウキウキ☆

それにグラタン、ピザ、ポテトフライ、パスタにハンバーグの洋食系、
栗・さつまいも・かぼちゃを使った、秋の味覚いっぱいのデリ系お惣菜、
カレーや冷やしうどんも。

そしてメインディッシュはもちろん、アツアツの焼きたてビーフステーキ~♪

最近ブッフェもヘルシー流行りでなんか物足りない?気分になることが多かったから、
今日はA氏もヤル気満々(笑)

他にも「鴨胸肉のポワレ カシスソース」「サーモンステーキ レモン風味ソース」
「秋刀魚の香草焼き」なんてホテルらしいおいしそうなメニューも。

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ハイッ、ビアも届いてかんぱーい~♪
ふうっ、これくらい小さいグラスで飲みきるビアが一番おいしいナァ~


欲張って取りすぎのお皿…(恥)。。
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と思ったら、ナニソレ!

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A氏のお皿、鴨肉とポテトとパンとバターが同じ皿に乗ってるって…
ステーキを前に一気に片付けようって、気合入りすぎじゃないデスカ???


目に付くメニューをひと通り食べたら、いよいよステーキ♪
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ステーキコーナーでロースターを前にしたシェフが、その場でグリル。
焼きあがったお肉一枚ごと食べやすい大きさにカットして、ひと皿づつ盛り付けてくれる。

ステーキソースは洋風オニオン・和風おろしポン酢・中華オイスターの3種類。
グリルした付け合わせのキノコもいっしょに、いただきます~

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わっ、洋風オニオンおいしい!
赤ワイン頼んじゃおっ♪

えっ、A氏もう二枚め行くの??
ウィスキーも頼むの?


 …アレ?ヘンだな、
 私、もうお腹いっぱいになってきた…
 これって前菜で興奮して飛ばしすぎたせい??

 っおかしいなぁ、昔は2巡は余裕で行ってたはずなのに。。
 年のせい?とは思いたくないけど(笑)

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デザートはムース系のケーキ5~6種類、ロールケーキ、パウンドケーキ、
ブレッドバタープリン、 冷たいジュレやムース、フルーツポンチにフレッシュフルーツ、
和風スイーツやぜんざいまで。

いくらお腹いっぱいでも、デザート食べないわけにはいきませぬ(笑)

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ケーキとりすぎちゃったかな。。
まっ2人分ですから♪

あっこのぜんざいのお餅、おいしい~

飲み物ははじめのビアにはじまって、カクテルいろいろ、ワイン、ウィスキーと十分堪能♪

食後はアイスコーヒーとアイスティー、
二杯目はホットに変えて、もう一度コーヒーと紅茶で〆て。
こういうワガママな飲み方?もブッフェならでは(笑)


ホテルを出たのは20時すぎ。
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この時間店内は満席の大盛況、どの人も予約で来てるような気配。
ブッフェコーナーもすごい人だかりで、ステーキ取るにも行列ができてたり。

早めの18時に入ってよかった~

ふーー、お肉も魚も、秋の味覚のこっくりした一品も。
久しぶりの目でも楽しめて、お腹いっぱい楽しめたブッフェ。

今度は大勢で行ってみたいな♪


<今日のお会計>
8000円・2名/ディナーブッフェ 大人4000円(税・サ込)×2

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/ホテルのブッフェはやっぱり楽しい
   前菜もメイン料理も緩急があって種類がいっぱいだし、ドリンクの質も安定してるから
   どれもおいしくいただける。時間制限もないし、とくにお酒をたくさん飲みたい人なら
   ホントお得じゃないかな。広い店内はたくさん人がいても落ち着いた雰囲気なのもいい。

A氏:★★★☆☆/期待以上に良かった    
    こんなに混んでるの、行ってみたら納得。思った以上に料理の種類があって驚いた。
    途中でお腹いっぱいになってステーキ3枚しか食べられなかったのが心残り。
    はじめから酒とステーキ中心で食べとけばよかった…
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by gaisyoku_calendar | 2009-09-26 04:58 | 静岡街中の[が]

066 昇菊 [静岡・両替町]

何年か前、わりと街中に飲みに出ていた頃。

仲良くなった飲みともだちが何人も
あそこがいいよ、と口を揃えて連れて行ってくれた、昇菊。

ちょっと高いけどね、と言いながらその顔は皆ウレシそう。

誰だってやっぱりおいしいお店が好きだもんね♪

■季節料理 昇菊 [小料理店]
静岡市葵区両替町2-3-3
054-272-0701

両替町通を青葉公園通に向かって上がって
タバコ屋さんのある交差点少し手前。

ステーキ・ブルのある「青葉小路」の真ん中あたり。
揺れる白い暖簾のガラス越しに、店内がのぞける。

あっ、今日は席空いてそう♪
ラッキーだな。。

年下の女性と、ふたりだけの食事会。
だからどうしてもこの日は、料理がおいしいお店に入りたかった。

カラカラ、と引き戸を開けると
狭い店内はカウンターのみ7席と板場だけでギュウギュウめいっぱい。

イスをひけばすぐ壁。
市場横の仲卸人ご用達寿司店、がイメージかな?

カウンター前には使い込んだショーケースやタッパーに入った食材が置かれ、
けっこう雑然とした雰囲気。

席に落ち着くとカウンターと大将越しに、
壁下がりの食器棚の扉にずらっと張り出された、手書きの墨文字のお品書き。

朱の字で「温物」「焼物」「造り」・・・
もう、この文字がうれしい。。

やっぱりね、できれば外では季節の走りの素材を、好きな調理法で食べたい。
ネルにとってはそれが一番の贅沢。

この日は3月の終わり。
筍、焼きはないけど炊いたのならあるそう。
ヤッタね♪

同行の彼女は併設のバー、Wild Woodには来たことあるらしい。
昇菊が満席だとWild Woodに通されて、
ここで昇菊の料理を注文、いただくこともできる。

ネルもWild Woodに通されたことがあったけど、やっぱり昇菊で大将の仕事を
みながら感心しつついただく方が楽しい♪

まずは煮こごりのお通し。
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ふぅーーー、おいしいなぁぁぁ。。。

キリっと酢が効いてるのにやさしいし、調和した必要な味だけがふわっとひろがって。
見た目なんてことないのだけど、違うレベルの仕事。

そっか、いろいろ遠回りしなくても
ここがあったよね。

「菜の花の昆布〆」。
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敷き詰められた昆布の上に、これまた菜の花が隙間なく敷き詰められている浅いタッパー
からひょいひょい、とよそってくれる。

大将自らその都度、かつ箱でごりごり挽いてくれた厚削りのかつおぶしも乗って。

わーーー、これもいいよ、
いいなぁぁぁ…

ダシとかつおぶしと昆布の風味と、菜の花の春らしい苦さと。
あーーもう、たまらない!!

スラリと太刀魚のような包丁で寡黙に、素早く仕事を回す大将。

目つきはするどいものの、こちらを緊張させるような雰囲気はなく
どちらかといえば優しそうな面立ち。
身なりも肌も、白くキリリと引き締まっている。

常に板場は丁寧に畳んだ台ふきでキレイに、割烹のそれのように
整理整頓しながら次々と仕上げていく。


お任せで頼んだ「造り盛合せ」。
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鰹、マグロ、鯖、蛸、イカ、鯵…だったかな。

鰹がおいしい!マグロみたい。
どれを食べても、いい。

あしらいの青海苔もニンニクも若布もネギも、ふーーー、良過ぎる(笑)。

そして温物で頼んだ「岡部産新竹の子」。
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ぽんっっと手のひらでたたいて香りを出した、初々しい木の芽をあしらって。

このダシがまたぴたっと香り高くおいしくて。。
ここにも厚削りの削りたてかつをぶしがほわっとたっぷり。

筍の歯触りもバツグン、香りも甘みも十分で口中が春爛漫~♪


途中隣に座ったお一人様のスーツ姿のオジサマ。
常連さんらしく大将に浜松から買ってきたという手土産を渡している。

だんだん酔いが回ってきて、声も大きく周囲に話しかけはじめる。
それが今度はネルに。

「あのさ、俺は子どもに金残さない主義なんだ」

「そうなんですね。お金は、どうされるんですか」

「決まってるじゃん、ここでおいしいもの食べて使うの!
 あんたも俺ぐらいの年になったらわかるよ 」


ますますご機嫌のオジサマ、今度は反対隣のカップルと軍歌を熱唱しはじめて。
ホント、楽しそう。

アハハハ、と笑って眺めてるネルたち。
なんかこういう感じ、久しぶり。

こういう店に自分から行こうよと人を誘える時期が、どうやらネルにも来たみたい。
あの頃から成長したのかな、私…

また飲みに行き始めても
いい頃なのかな。。

<今日のお会計>
8000円・2名/お通し×2、菜の花昆布〆、造り盛合せ、岡部産新竹の子
          鶏塩焼き、蓮根漬け焼き、アスパラ塩焼き
          ジントニック、赤ワイン(G)
<店を出て>
ネル:★★★★☆/春の京都と変わらない満足感
      コースがないのといっぱいで座れない時が多いのが残念だけど、
      ダシ、焼き物、旬素材が好きなネルにはたまらないラインナップ。
      京都で行ったカウンター割烹とも遜色ないおいしさ。
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by gaisyoku_calendar | 2009-05-02 00:25 | 静岡街中の[が]

東11-2・後編  SALONE2007

そして、サーブされたのが
サンジョベーゼの赤 に 白の「イル・ベイ IL Vei Bianco 」。
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サンジョベーゼはトスカーナ地方のぶどうの品種で
キャンティ等、イタリアの代表的なワインに使用されるもの、みたい。

ワインにはまるで詳しくないのだけど、
サーブされたこの赤、当たり前だけど鼻につくようなアルコール臭がまるでない。

 すごくゆったり、やすらぐ香りというか…。

味わいは渋みも甘みもコクも程よく、そんないい部分だけが伝わってくる。

だいたいいいけど、でもここはちょっとね、って気になるポイントがまるでナイ。
うーん、そっかぁぁぁーー。。

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またこの白が。。

ほとんどラベルデザインもされていない、業務用な黒のマグナムボトルから注がれた
ほんのり黄緑からとろっとした黄色、微発泡の白。

なんでも赤ワインと同じ製法で
皮と実両方を使った白ワインだそう。
確か産地はエミリア・ロマーニャ州(あやふやですが)。

柑橘系のベルガモットのような香り、と教えてもらったけど

いや、とってもフローラルでやさしくて
あったかくて親しみやすくて♪

想像上の花畑ってこんな香り?って思う位いいとこどりのやさしく華やかな香り。

あれれ、ワインてこんな直観的に
知識がなくても楽しめるものだっけ???

もうおいしくって、クラクラしてきちゃう。。。


しかも笑っちゃう、このリーデルグラスの形!
コレ、この江戸風鈴の巨大版をぱかっとひっくり返したようなシルエット。

近づけると顔の半分以上埋まっちゃうぐらい開口部が大きくて、
でも香りは一点に集まるように計算され尽くして、薄くて軽くて。

アハ、ハハハハハハ、
こんなリーデル、はじめて見たヨ。。。

このグラス効果でさらにさらに、
ワインの味がおいしく感じられてるのは間違いないハズ。

あーでもホント、お腹抱えて笑っちいたくなるぐらい
すごい、面白いナァ。。。


primo piatto_パスタ
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は 仔山羊のラグーソースの手打ちパスタ。

ラグーは挽肉でパスタは幅広のフェットチーネ。

え、子ヤギって、どんな味??
と思ってたけどふつうにすごくおいしい。
フェットチーネの茹であがり具合もちょうどいい。

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仔羊のサルシッチャのニョッキ。
サルシッチャはソーセージ、ニョッキは団子状に丸めたパスタ。

仔羊は噛みごたえがあって、コショウもきいていてなかなか。
でもニョッキはとけそうな位やわらかめで、
もう少し弾力があってもいいかな。

オイルはきついかなぁ。
でも味はおいしいんだよね。。

なんて思いながらもどんどんお皿は空いて。
もちろん選んでくれたワインとの相性は、もうぴったり!

珍しくメインの来る前に一杯全部飲みほしてしまいそう。。


second piatto _メイン料理 
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は二人とも 猪のコットレジェーノ。

今度は獣系(笑)。
コットレジェーノは低温調理で時間をかけてゆっくり火を通した、って
ことだったような。。食感はローストビーフよりかなりレアな感じ。

チョコのようなソースはやっぱりカカオがベースで、甘さは全くないけど
香りと風味はもうそのままチョコレート!
独創的な料理だ。。

魚料理も選べたから、ひと皿だけでも魚にすればよかったかなぁ。


そしていよいよ、店名物のトマトソースの
spaghetti_スパゲッティ・ポモドーロ!

どんな風に説明してもらえるのかワクワクしてたら
にこやかに近づいてきたFさん、グラムが選べることと一緒に

何gは夜のアラカルト、何gはパスタランチ、ちなみに男性の最高記録は200gですよ、
とちょっと笑えるデータと一緒に選ぶ基準も教えてくれる。

食べたりないのも心配だから「じゃあ、100gで♪」と元気よく答えると
とたんにFさん、なんとも心配そうな曇った顔つきに。

あわてて「あの、さっきのフェットチーネで何gだったんですか…」と聞けば
なんと、たった30gだというじゃありませんか!

えっ、そうなんだ、アレで麺はたったの30gなんだ…
その3倍強って、そりゃ無理かも(笑)

「あの、やっぱり50gにしていいですか」で今度はFさんニッコリ(笑)。

その気になったA氏は150g。
「男性代表として、いっちゃってください」と
Fさんも嫌みない笑顔で力強いお言葉。

ただグラム数を選べるだけじゃなくて、
このオーダーの過程の会話のやりとりがまた面白いし、
チョイスの失敗がないようベストなフォロー&アドバイスまでしてもらえる。

ホントこの会話がなかったら、
このサービスは全然違う輝きになってしまったハズ。

このプレゼンの完成度、
そしてこれを引き受けてやってくれるバックヤード。
こんなところまでやっぱり、抜かりがない…

理想を叶えるって、こんな感じなんだろうか。。


出てきたポモドーロ。
A氏の150g、すごい!
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アハハ、すご過ぎる!!

50gはこんなカンジ。
皿も盛り付けも変えて。
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具はナシ、麺は思ったより太め、柔らかめ。
トマトと野菜とオリーブオイルだけのとってもシンプルなパスタ。

オイルはかなりたっぷり。
この店オリジナルの味わいがする。

グラム数のチョイスは二人とも正解。
あのときアドバイスに従って、100gから変えてよかったぁ☆



それにしても、ハァ…
ホントこのお店、もう面白くて…

ゲストが使えないバーカーウンターが中央にどっしり目立ってたり、
フローリングやイスのカジュアルさはリストランテとしては不釣り合いだし、
店内はどうにも前の店から引き継いだらしい痕跡が目立つ。

面白いのはお皿も一緒。
グラスにあんなに気を使っていいモノ選んでるのに、
皿はビジネスホテルの朝食系or昔ながらの洋食屋さんで使うモノ、に、見える。


でも。
このすべてがホントそうだよね、って納得させられてしまう。

同じお金をかけるなら、内装よりは食材や人件費に回して
ダイレクトに還元した方がゲストのワクワクや喜びは増すはずだし。

お皿だってそう。
お皿に直接口はつけないから、料理が映えればOK。
でもグラスは水もワインの味も変えてしまう力を持つから、やっぱりベストなもので。

そう思い至るとどれもがスッと腑に落ちる感覚で、
ウレシイやら感心するやら、楽しいやらで…

しかもランチのこの設定。
昼は夜の恩恵にあずかってこの設定だとはいえ。
いろんな見方はできるけど、でもゲストに喜んでほしいって気持は本物だと思う。

アハハ、料理店での発見でこんなに笑っちゃうの、
後にも先にもない気がする。。。
ゼイゼイ、フーーー。。。


dolce_ドルチェ
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はリクエストに応えて可愛らしく盛り合わせで。
果物に細かく正しく華やかに入った包丁は、やっぱり技術が高いと教えてくれる。

caffe o Te_食後の飲物
はコーヒーで一服。
ハァ、面白かったぁぁぁ。。。


 … 「あのさ、洗面所、行った方がいいよ」

A氏突然のアドバイス。
え、洗面所?

「なんでか和風の洗面所でさ、すごーくいい香りがするんだ。
 絶対行った方がいいって」

もちろん食事中に洗面所行きを勧められたのなんて初めてのこと(笑)。
じゃぁ、って恥ずかしながら席を立って扉を開けると

 うわぁ、なんだココ…

広々しながら落ち着いた間接照明の空間は、ウッディでコンテンポラリーな和。
箱根あたりの和モダン高級旅館のそれより質感の高いつくり。
ものすごいリラックス感で満載。

しかも木の香りのような、はかない花の香りのような
店の世界観とまったく同じ、やさしい香りが満ちている。

席から離れて一瞬現実に戻る場じゃなくて、
ずっと夢心地の中に居続けさせてくれる、癒しの場所。


コレ絶対、新しく作ってある。。

トイレに凝るとか誰かの趣味でとかの一方的な押し付けとはとっくに違った次元で
ゲストの気持ち中心にこの場所を重要視してるんだよね。

この細部まで抜かりのない気の配り用、その完成度…
ウワー、もう頭があがりません。。マイリマシタ。。

まだまだ長居したい気持ちを抑えて
やっと見送られながら店を出て。

お会計を確認して再度衝撃!
あのグラスワイン、1杯700円なの!!!

お任せにしちゃったしおいしいし、覚悟はしてたのに。。
ビオワインの標準を知らないせいか、
店の懐の深さを分かってないからか。。

正統派のきちんとしたレストランが溢れる都会だからこそ評価される、
オリジナリティに満ちた独創性豊かなコース料理。

プロフェッショナルのサービスで新しい輝きを、さらに幾重にも纏って。

料理店はこれだけ楽しめる場所になれるんだ、まだまだ料理店って進化するんだ、
って新たな希望がみえてきた気がする。

もう一度、ワイン飲みに行きたいなぁ。
…いつ行こうかなぁ。。。


<今日のお会計>
8900円・2名/ランチコース3000円×2
           赤いミモザ800円、イタリアンビール700円
           白ワイン(G)700円、赤ワイン(G)700円

<店を出て>
ネル:★★★★☆/やっぱり料理店は、人と味
    こんなにどんどん飲みたくなるワインと初めて出会った。驚き。
    珍しい食材、個性的な構成、オイル強めで料理の評価は分かれそう。
    でも味もコスパもホスピタリティも、他店とは比べられない
    ワクワクと誠意に満ちていて、今もその余韻が残っている。
    今回一番の幸運は、店が勢いのある時期に行けたことかも。

A氏:★★★★☆/横浜までいつ行けるかが問題
    きどった高級店かと思ったら意外に気さくで親しみやすい雰囲気。
    白ワイン、おいしい。ウチでも同じグラス使ってみたい。
    夜高いけど行ってみたいなぁ。今度は牛肉食べたい。
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by gaisyoku_calendar | 2009-04-11 03:39 | 旅先_東京・横浜の[が]

東11-1・前編  SALONE2007 [横浜中華街]

春の横浜旅行、最後にして一番のお楽しみは
中華街のはずれでイタリアンランチ~♪

メニューは昼3000円、夜1万円コースのみ。
アラカルトなし。
イタリア全土のビオ(自然派)ワインを集めた、リストランテ。

静岡だろうと東京だろうと、イタリアンで昼夜ともコース一本のみって
なかなかお互い勇気のいる選択(笑)

しかも昼夜の設定の落差と、選択肢の少なさ。
期待の一方、少しの不安も…


う~ん、、、でも楽しみ☆かな?

■SALONE2007 サローネ ドゥエ ミッレ セッテ [イタリア料理]
横浜市中区山下町82-3
045-651-0113

山下公園のある海沿いから歩いて5分ほど。

ちょうど中華街のエリアに入ったばかりで、まだそれらしい派手な看板も少なく
マンションやオフィスビル、コインパーキングなんかが周囲の風景。

あー、あったあった♪
意外と見つけやすいナ。
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ブルーに近い濃紺の屋根と扉に白いレンガ壁。
扉の窓には「S」をモチーフにした紋章のようなマークがゴールドで凛々しく。


フローリングの店内はテーブルが8組、だいたい20席。
照明は落とし気味、黄色い間接照明がほどよく映える、こじんまりとした空間。

店内は最奥が一段上がってスタッフのスタンバイスペースのバーカウンター、
左手には大きなワインセラーも。


このときゲストはまだ、奥のグループひと組だけ。

ネルたちは2人掛けのテーブル5つのちょうど真ん中に案内してもらう。
アハっ、一番いい席♪~アリガトウゴザイマス♪

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小さめなテーブルにはバラの織模様の濃紺のテーブルクロス。
あらかじめセットされたカトラリーに、水のグラスは底がコロンとしたリーデル。

予約していた Corso di Pranzo_ランチコースは

本日のスープ、パン、前菜、パスタorリゾット、メイン料理、
スパゲティ・ポモドーロ、ドルチェ、カフェ

と3000円&税サ込にしては、すでに品数だけでも充実のラインナップ♪
静岡でもこれに並ぶコスパを探すのって、かなり難しそう。

それにこの店がオリジナリティがあるのは、
メインの後にさらに「スパゲティ・ポモドーロ」が出されること。

それも30g以上&上限ナシで
グラム数を自分で決められるのだそう。

これならお腹のすき具合が違う人同士が一緒の食事をしても、ここで調整が付けられる。
自分はちょうどいいけどA氏は物足りなかったかも、
っていつも心配になるネルにはうれしい気配り♪

二回も炭水化物食べたいかは、また別だけど(笑)


テーブルにおかれた本日のメニューを見ながら
プリフィクスのパスタとメインをチョイス。

ヘアサロンやグラスショップにいそうな、春らしいスーツをさらっとオシャレに着こなした
爽やか&細め&イケメンの若いお兄さんがオーダーをとりに来てくれる。

うーーん、都会に来ると流行ってるお店ほど、
昼間からでも女性ウケしそうな若いお兄さんがいるんだよね…。

それが流行るヒケツか、流行ってるからそういう人材を雇えるのか…

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食前酒に頼んだのは
シチリア風 「 赤いミモザ 」 と イタリアンビール 「 ペローニ・ナストロアズーロ 」。

赤いミモザ、何が“赤い”かと言えばここでは普通のオレンジジュースではなく
ブラッドオレンジジュースで仕上げてるところ。

うーーん、これがオイシイーー♪
いつものミモザよりコクも甘みも増していて、これからボリュームのある食事するぞー☆
って気分にさせてくれる。次からマネしてみよ。

イタリアンビールは透明感のある明るい金色。
初体験だけど飲みやすいし、軽くて爽やか。初夏の朝から飲みたい感じ(笑)
泡っぽいのがほしいけどシャンパンが好みじゃない人にはぴったりかも♪

うんうん、スタートからかなーりいい感じ♪
フフ、ウレシイな♪

そして始まりは
zuppa_本日のスープ から。
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本日はニンジンのスープ。
どんなニンジンを使ってるか、どんな調理法か手短に説明してくれる。

ひとくちスプーンを口に運ぶと
うわっ…食べたことない味だけど、、でもコレ、オイシイ。。。

ニンジンの味自体が野菜じゃなくてタンパク質の旨みのような、果物のような甘みとか
いろいろな味わいを持っていて。

このニンジンのピューレを上質なオリーブオイルで割っただけ、
に思えるぐらいフレッシュでみずみずしくてやさしい甘さ。

しかもオイルなのかニンジンそのものなのか、とにかく香りも高い。

はぁーー、なるほどナァ。。。
こういうスープ、絶対はじめて食べたと思う。
小さくのったクルトン?、チーズ?塩?もなんだかオイシイし。。

antipasto misto_前菜 は
4種盛り合わせ。
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ミニハンバーガー、山形牛の脂身&チーズ&トマト、
しいたけとエリンギ、ムースにアンチョビソース。

白いプレートにそれぞれ小さく、フレッシュハーブを散らして。

白い山形牛の脂身がツルっとピュアでフルーティー。
クリーミーなムースにのったアンチョビソースも香り高くて。

凝った小さな食材の連続に、頭の中がぐるぐる回りそう(笑)。
でもおいしさはきちんと伝わってくる。

ただこの皿はこうやって、次は何かな~、わー面白い♪って
ワクワク雑誌のページをめくるように楽しさをひと皿に完結させることが役割かな。

パンは小ぶりなフォカッチャと
白いテーブルロール。
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フォカッチャはオイル&塩気ともハッキリ。
で、モチモチ&ふんわり♪

どうやらパンは温めてるのじゃなくて、
料理の進み具合をみてその都度、新しいのを焼き上げてる気が。

ウーン、この小ささ、
短時間で焼き上げるための工夫じゃないのかな…
だからかな、間違いなくおいしいヨ。。

小さいおかげで冷める前に全部食べきれて、次欲しいときはまた温か&モチモチ状態。
このぐるぐるシアワセな連続が可能に♪

ウワー、そうかぁぁぁ。。。
こんなことも店の気配りに違いないから、もうすっかり感心してしまってる。

パンがなくなると言わなくても自然とお替りを置いていってくれるから
A氏、パンだけでも何コ食べたか思い出せないぐらいって…(笑)


このころだったか、我がテーブルに
ウワサのマネージャー兼ソムリエのFさんが登場!

時代劇の悪役俳優みたい?な
背が高くてコワモテといってもいいような風貌の男性なのに

第一印象から 物腰柔らか、瞳キラキラ&笑顔和やか。

「お食事楽しんでいただけていますか?」

の一言がサービスのプロとして完成されているのに温かく、
迫力あるのに威圧感なく。

パンもお水も表情豊かに、率先してにこやかにサーブ。
しかも常に場がなごむ笑顔といっしょに。

恐らくFさんと同世代で、こういうビシっとスーツに身を包んだジャンルの人に緊張を
感じやすいA氏も、どうやら短時間の間にリラックスできた様子。

…何だろう?
この不思議な居心地の良さ。。

Fさんが他のテーブルにもにこやかに足を運び、
場を盛り上げているのがガンガン伝わってくる。

こんな人が、ホテルでもないのに昼間から接客してくれるの??
料理店でこういう雰囲気を出せる人に会ったことって、今までなかったなぁ…

ワインを頼むときはできるだけ人任せにせず、
分からないなりにも最後は自分で選ぼうと心がけてるのだけど

…今回ばかりはFさんに委ねてみたい!

リクエストは「選んだニョッキに合うもので」だけ、あとはすべてお任せ。
珍しくA氏もお任せに追従。

このワインが、すごくて…


→後編へつづく☆
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by gaisyoku_calendar | 2009-04-08 02:45 | 旅先_東京・横浜の[が]

059 長屋門レストラン ヴァルナ [富士宮]

9月に富士宮にオープンしたイタリア料理の本格レストラン、ヴァルナ。

このレストラン、一般のレストランとはかなり違った背景を持つ、首都圏発のプロジェクト
のもと誕生したレストランで。

市所有の史跡「長屋門」の修復と富士宮市の「食による街づくり」をきっかけに
自治体プラス様々な団体・事業者・出資者、大学などが共同で創り上げた
「地方活性化レストラン」なのだそうです。

くわしくはHPにいろいろとあるので、こちらで
→http://www.food-japan.jp/establishment
→http://www.r-varna.com

HPにはこのレストランの生まれた理念や哲学が細かく書いてあって、どれを読んでも
ナルホドな、その通りだなと。

こういう取り組みが、本当に上手く回りはじめるといいなって。
静岡に限って言えば、こういう店の評判や成功をきっかけに、もっともっと静岡で外食を
楽しむ人が増えればいいなって。

そんなことを考えながら行ってきました♪

■長屋門Restaurant Varna [イタリア料理]
富士宮市大宮町6-22
0544-25-1323

場所は富士宮浅間大社のすぐ横。

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どっしりと構えた長屋門。
京都の高名なお寺の門のように大きく張り出した見事な屋根があって
左右には畳の入った居室も構えた豪壮で贅沢な造り。
後ろの白い建物が新しくできたレストランの本棟。

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長屋門をくぐった目の前はこじんまりした日本庭園。湧水の小川に掛けられた橋を渡って。
水面を小さな魚の群れが泳いでいる。

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レストランは白いモダンな近代建築。ドアやサッシは木であたたかく。

天井の高い明るい店内からは、光の入る四角い坪庭、ウッドデッキのある中庭が見える。
四角く切り取られた中庭の窓からは、日本庭園越しに長屋門も借景に。

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L字になったフロアにはシンプルな木のイスのテーブル席が並ぶ。
白が基調の店内は大きな目のタイルの床もきりっと清潔感があって、大きく切り取られた
窓が外の木目と緑をちょうどいいバランスで室内に取り入れている。

テーブルセットはライヨールナイフ、ジノリの最新シリーズ、リーデルのグラス。
すごくすごく、きれい。
東京のちょっと高級なレストランでも、このラインナップって簡単ではないはず。

でもテーブルクロスがないのが不思議。
カフェみたいにお客さんみんなの足もとが見えて、美しくはないだろうな…。
テーブルはガラス張り。パンくず処理のとき、どうするんだろ。

食前酒やソフトドリンクは700~1000円台。地元産果物やハーブ使用のオリジナルも揃う。

ランチは1900円、2800円、4500円の3コース。
4500円のコースにも興味があったけどメニューが固定だったので、3皿ともプリフィクスで
選べる2800円のコースに決定。

「コース料理にあわせたワインをグラスでお出しします」のコピーに惹かれて運転をしない
ネルだけ「グラスワインコース2種」もオーダー。

オーダーを取ってくれたソムリエさんに「ワイン何が出ますか?」と尋ねたら
「うーん、白と赤と・・・料理に合わせてお出ししますね」の言葉に期待大!
お願いしますよ~~

実際厨房近くのカートには10本前後の栓の空いたボトルが並び、しきりにテイスティングを
している姿が見える。私の好みのが来るといいな…♪

入店から30分後。
やっと、来ましたよ、前菜が。
まだ二組しかいないのにな?二人ともお腹ペコペコじゃなくてよかった。
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富士の胸鶏肉の低温調理。
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朝霧ヨーグル豚バラ肉の柔らか煮。

うーーーん、おいしい。上品。ちゃんとしてる。

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パンは2種。ライ麦ロールとフォカッチャ。このライ麦ロール、おいしい。
はじめから取り分けてあるバター、純度が高いというのかやたらおいしい。

A氏は自立するライヨールのバターナイフがお気に入り♪
ほどよく重みのある持ち手は水牛の角かなんかかな。

ひっきりなしに訪れる、満席のため予約がないと…と帰されてしまうお客さん。
すっごいウキウキ歩いてたのに入れずにしょんぼり帰っていくお客さんを
何組も何組も、見てしまった。

そのうちA氏、入店しようと窓の外を歩いてくるお客様を見ながら
<あのお客様予約してるか当てっこゲ~~ム!>をはじめてしまう始末・・・
トホホ、あんたも相当アホな奴だよ。

あからさまにがっくり落ち込んでた、地元ナンバーの軽で帰っていった若いカップル。
かわいそう。。連られてネルのテンションも…
せめて入口のメニュー看板に「本日満席です」「本日予約のお客様のみです」とか掲示を
出してあげれば、せっかく興味持ってくれたお客様にイヤな思いをさせずに済むのになぁ。。

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プリモと一緒に白ワインも。
よかった、好きな香りと味。うすく黄緑がかった色もキレイ♪

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地元白菜と生ハムのクリームソースのフェデリーニ。
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山芋と白葱、ビオファームまつきさんのバジルのジェノヴェーゼ。これは自家製パスタで。

これまた、きちんとしてる。ジェノベーゼソース、オリーブオイルがよくていい。
山芋はしっとり、白葱も濃くて甘いし。

この日はちょうど止んだかと思えば降りだす雨模様。
中庭デッキにおいた木のテーブルセット。屋根がないからさっきからずっと濡れっぱなし。
きれいにカーブしたイスの座面に水たまりができている。雨のときはしまってあげたいな…

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メインは二人とも地元産、萬幻豚の肩ロースのロースト。

肉はほんのりピンク色でしっとりきめ細やか。
柔らかくて、みずみずしくて、いくらでも食べられそう。

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このライヨール肉用ナイフのきっさきとカーブ!
うーんステキ、カッコイイ。。

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メインと一緒に登場した赤ワイン。
ぷっくりふくらんだリーデルグラスも素敵。

「樽香も落ち着いてきて、いい感じなはずですよ」と バローロ、パオロ(何トカ)1999年。
これってけっこう高いワイン…、だよね??
そうか、こんなのもグラスで出してくれるんだぁぁぁ♪

味は、良かった、好きなカンジ♪香りも、確かに樽っぽいけどいいなぁ。
もっと重くてもいけそうだけど、この上品な豚肩ローストはこれぐらいがベストなのかも。

料理に合ったワインのグラスでの提供って、そう簡単にできることじゃないって
ワインに疎いネルでもなんとなく分かる。

こういう底力がこのレストランの良さなんだと思う。
ひとりで好みのボトルを飲みきるなんて全くの無理だから、こういうサービスってホント
楽しいしウレシイ。量が飲める人だって、それこそ色々楽しめていいだろうな~

ソムリエさん以外は地元の若いバイトさんばかりのようだけど、
夜はまた違う雰囲気なんだろか。

緊張はなさそうだから「おいしいですね」「これ好きです」と話かけるも笑顔がなくて寂しい。
返ってくるのは「ええ…」みたいなとまどった返事ばかり。
言った手前ひとり語りになっちゃうと恥ずかしいから、お願い何か返して~(笑)!!

でもそうだよね、オープンしてまだ2か月なんだから。当然か。

そういえば夜に予約の電話かけた時も「○日は空いてますか?」って聞いたら間髪おかず
「満席ですっ!!………(無言)」って予想外にスマートじゃない対応に面食らったし、
入店するなり笑顔も挨拶もナシに「お名前はっ!!」って聞かれて、検問みたい…(泣)

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口直しの赤ワインのソルべ。
もうまんべんなく赤ワインの香りと味なのに、確かに爽やかで口どけ鮮やかでおいしい。
お替りほしいくらい。この辺の完成度&コーディネートが、やっぱりスゴイと思ってしまう。

デザートはプリフィクスのケーキとアイスクリームを盛り合わせで。
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ネルのは大きくてキレイなプレートに旬の柿と一緒に盛り付けて。
あれっ、このモンブラン。。栗の味が全くしないナ…??

コーヒーセットはジノリのベッキオホワイト?で統一。
コーヒーはしっかりしたデザートの甘さとちょうどいい深み。

はぁぁ、いっぱい食べたぁ。

適度にボリュームがあって、どの皿もおいしくて、キレイで、破綻なく完成度高くて。
それにワインも魅力的な価格でおいしくて。
たぶん東京で同じものを食べることを考えたら、お得感は高いのだと思う。

ただネルみたいな地元民は洗練されて東京っぽくて嬉しいのだけど、首都圏の
食べ慣れた人には地元素材プラス、調理法とか見た目とか器遣いとか…

せっかく遠出してきた甲斐というか、
旅先で出会う食の喜び=東京ではお金を積んでも味わえない納得感=富士宮らしさ 

がもっとダイレクトに伝わる皿があってもいいのかな、と。
できれば今後、季節を問わないメインになる名物料理ができたら。

あとはスタッフのサービスと笑顔が追いつけば♪
周囲で起っていることにきちんと気づいて、必要な対応をしていってほしい。
色んなモノを背負って毎日大変だと思うけど、自分たちの手でこの壮大なミッションを
成功させるんだ、って気概があれば絶対ファンは増えると思う。

現場スタッフの店への愛情&情熱と当事者意識があれば、結局箱モノ行政なんだよね・・・
なんて懸念はいくらでも覆せるはず。
時間をかけてみんなに愛されるお店になっていってほしいです。
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<今日のお会計>
8800円・2名・サ10%/ ランチコース2800円×2
               自家製ジンジャーエール800円
               グラスワインコース2種1600円
                  
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/半年後、一年後に期待
   理念が素晴らしいだけにどうしてもハードルが高くなりがちだったけど、
   味やコース内容&ボリューム、価格構成、外観&内観&コンセプトもよかった。
   首都圏に比べてコスパのいい店じゃなくて、皆がお金握って通う店になってほしい。

A氏:★★☆☆☆/おいしいからがんばれ
   店の立派さ、料理の美味しさと不釣り合いな接客がちょうど打ち消しあって今の
   ところ値段相応ってカンジかな。他のお客さんも盛り上がってる風に見えなかった。
   立派なHPなのに住所とグーグルmapだけで、最寄駅からの所要時間とかの一番
   必要なアクセス情報がなかったのはがっかり。人に遠方から来てほしいんだよね?
   ターゲットとかマーケットとかじゃなくて、生身のお客さんが来ることを忘れないで。
_

→ ♪ リクエスト♪
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by gaisyoku_calendar | 2008-11-18 11:20 | 伊豆・東部の[が]

京08 リストランテ ティ・ヴォリオ・ベーネ [祇園・東山区]

京都らしさの象徴、お茶屋「一力」や祇園甲部歌舞練場が立ち並ぶ、石畳の花見小路。
その歌舞練場の手前あたりを一筋入ってすぐの場所に
昨年1月オープンした、正統派リストランテ。

以前お世話になった片泊りの宿「紫」のある筋の、ちょうど中ほど。
この筋は舞妓さんが芸を磨く「祇園女子技芸学校」の通用口に面していて、日中でも
桃割を結った本物の舞妓さんが、普段着のピンクの着物姿で通りすぎる風情ある筋だ。
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見た目は完全に町家造り。
やっぱり京都に来たからには、この立地、こんな構えの店で食事できるのがうれしい。

■Ristorante t.v.b 祇園 ti voglio bene [イタリア料理]
  リストランテ ティヴォリオベーネ
  京都市東山区祇園町南側570-155
  075-525-7070 
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シェフは人気のカノビアーノ京都にいた方だそう。
出迎えてくれたスタッフは皆20代らしい若さ、にこやかで清潔感のある男性ばかり。
笑顔や物腰の柔らかさは品のいいヘアサロンのような優しい風味。

店内は京都特有のウナギの寝床をモダンに改装。
フロアを3テーブルほどのスペースでいくつにも仕切り、床材には木や石、
壁は塗りやレンガ、飾り棚や坪庭の見えるガラス窓も配置。
照明はスポットとダウンライトで落とし気味に演出。
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狭さは否めないものの、フロアごとに趣向を凝らし、
どの席に通されても居心地よく寛げるよう工夫がある。

とはいえ和のテイストではなく、あくまでワインとシャンパンが似合うモダンで
洗練されたイメージ。夜は正装して伺うのが似合いそう。

はじめネルたちの席に付いてくれた方は、服装からしてソムリエのよう。
あんまりお酒が得意じゃないネル…。頼んだのはチンザノドライ(笑)。
せっかくいろいろ聞けるチャンスだったのに、惜しいことを。

嫌いな物やアレルギーがないか質問に答えて、ホッとひと息。
テーブルクロスは厚いリネン、立体に畳まれたナプキンには
ロゴが刺繍されている。

今日は予約していた3500円のランチコース。6品にパンとドリンクが付く。
食前酒は値段入りのメニューからチョイス。
ヘンにお金の心配をしたくないから、値段入りだとほっとする(笑)。

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アミューズ/新玉ネギのビアンコマンジャーレ
        菜の花のソースにバチコを浮かべたもの
目の覚めるような鮮やかな緑のソース。確かに菜の花の爽やかさ。
それに新玉ネギのムースは意外にも濃厚な味で、炙って甘みを引き出したような感じ。
カラスミみたいなバチコも味がしみ出してくる。

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冷前菜/2色のアスパラと帆立貝のサラダ
      黄色いソースで
白いアスパラでこんなに太いのは初めて。やはり炙ったようなホタテがこれまた意外に
身がしっかりと、筋の一本一本までふっくら甘みが強くてびっくり。
今まで食べたホタテのなかで、一番おいしいかも。
上にスライスされて載ったチーズも、こんな薄くてもしっかりおいしいと分かる味。

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このあたりでパンが登場。
白い「チャバタ」とバゲット。やー、このパンがめちゃおいしい。
とくにバゲット、皮は一周厚めにほろほろカリカリッと、こぼれたカケラにも粉の旨みが凝縮。

やー、トーストしてないのに、こんなに皮がカリウマとは!
トーストだと焼き立てで食べきらないと、と思ってしまうけど
常温なら好きなペースでいつでものんびり食べられる。

トーストしないで出しておいしいパン、が店の方針だそうで
これにはネルも深く納得。
白い身の部分は水分を閉じ込めたまま、和菓子の餅みたいにしなり、しっとりつやつや。

南イタリア・プーリア州産だというオリーブオイルもかなりの旨さ。
とにかく風味の良さが段違い。
ふだんオリーブオイルには塩を入れたくなっちゃうネルだけど、
これはホント、そのまま飲むこともできそうなほどサラっと、香りも高い。

テーブルにお皿がない時間も、このパンとオリーブオイルのおかげで何だか楽しい。

すごいのが、皿を持ってくるときにほぼ必ずスタッフが何人か一組で
同じテーブルのお客様には、きっちり同時のタイミングをはかって皿を置いていること。
あれ、偶然かな、とも思って見てたけど
ネルたちの周りにもそうしてるからこれは店での決め事なのだろう。

こんなちょっとしたことも、特別感の演出として採用してるのかなぁ~と感心。
当たり前なのかもしれないけど、静岡でこのサービスは、たぶん受けられないだろうな。

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パスタ/春キャベツと
     黒胡椒を練り込んだパッパルデッレ
うーん、これもなかなか、おいしい。見た目変わったパスタってそれだけで終わって
しまいがちだけど、歯ごたえの良さや練りこんだ黒胡椒のアクセント、噛み切るときの
ぷりっと感はかなりのスグレモノ。春キャベツの優しい甘みもよく馴染んで、見た目の
あっさりさとまた違った印象深い一皿。

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リゾット/春野菜とパルミジャーノの
      サフランリゾット ラルド添え
これもぴったりの固さににぴったりのサフランの濃さ。

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メイン/地鶏モモ肉と新じゃがいもの炭焼き
グリルはうれしい!じゃがいもの皮にも独特の炭の香りと甘みが感じられておいしい。
鶏のダシと脂がベースのソースも上品な味で、なかなか。

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ドルチェ/A氏:パイナップルとココナッツムース
       ネル:焼きバナナのクレームブリュレ、黒糖アイスクリームのせ (←確か・・・)
そしてそして、びっくりのデザート。
「取り分けながら召し上がってください」的なひと言とともに、
A氏とネルに違う種類のデザートが運ばれてくる。

たぶん男性のA氏には、やや軽め。
ネルにはしっかり甘くて、満足感のある一品を、とチョイスしてくれたのだと思う。
すごいね、こんなのって。
それともネルが知らないだけなんだろうか。

焼きバナナは嫌味なく果実味の甘さが爽やかだし、黒糖アイスもコクがあっておいしい。
パイナップルはうすく炙って奥行きのある味わいに仕上げてある。ガラスの器もぴったり。

最後はエスプレッソとコーヒーで。
はぁ~~、お腹も気持ちもいっぱい、大満足♪

それでも難を言おうと思えば、どの皿も黄色がメインで似通っていたかな?と思うくらい。
和食の経験もあるというシェフ、旬の木の芽やワラビからバチコ(ナマコの卵巣)まで
和食材をふんだんに取り入れて、ネルの好きな炙りの技法も多用。

はじめの一皿から
流行の味だから?、季節の食材がたまたま好きだったから?、味付けが好みだから?…

なぜおいしいと感じるんだろうと思ってたけど
やっぱりおいしいものを食べてもらいたいと思うシェフの気持ちが皿の中にも
店のそこかしこにも現れてたんだと思う。

店を出るときに厨房で目が合って、にっこりと会釈をしてくれた人、
たぶんシェフだったと思う。

ネルは好きで個人経営の店ばかり行きたがるけど、こんな行き届いた時間が過ごせるなら
きちんとした資本の元運営されてる店も見逃せない。
昼は税・サ込みなのも潔くて支払い時気持ちがいいし、敷居の高すぎない感じもいい。

夜は分からないけど、作る人のセンスや技術、店の雰囲気を味わいたい
ネルにはこれで十分満足。
やっぱり京都は進んでるなぁ、スゴイなぁ、考えてるなぁ~~~
と深く嘆息した京都初日の昼でした♪
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さぁ~次は茶わん坂へ、お買い物だ!

<今日のお会計>
 8700円・2名/ランチコース3500円×2
          生ビール700円、チンザノドライ1000円 
<店を出て>
ネル:★★★★☆/京都旅行には必ず立ち寄りたい
     この立地、雰囲気、コストパフォーマンス、サービスの充実度など言うことナシ。
     味わいは全体あっさりめなので、たくさん食べたい人はグレードUPがいいかも。
     和食もいいけど、こんなモダンで洗練された京都もとっても魅力的。
         
A氏:★★★☆☆/パンもオリーブオイルもウマイ
     全体的においしかったけど、特にパンとオリーブオイルがよかった。
     質問したことにも丁寧に分かりやすく答えてくれたし、ポイント高し!
     女性を連れていくなら失敗はないと思う。
_     
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by gaisyoku_calendar | 2008-04-01 22:31 | 旅先_京都の[が]

046 マンジャペッシェ  [長泉・クレマチスの丘]

去年のクリスマス。
特に予定もないし、でも何かしたいな~と
考えてたら急に思い出したマンジャペッシェ。

02年の4月、銀行の持つ広大な庭園にオープンした
花とアートと食がテーマの文化複合施設「クレマチスの丘」。

複数の美術館やガーデン、ショップが点在するなか
「ヴァンジ彫刻庭園美術館」に併設された
イタリアンレストランがマンジャペッシェ。

東京で有名なイタリアンシェフがプロデュースするとのウワサを聞きつけ
グランドオープン前に行ったのだけど、
初めて食べる“東京系イタリアン”の味にびっくり!

当時静岡でイタリアンというと
ピザ・パスタにチーズのような分かりやすい味ばかりだったのに

ここは調味料も素材も「これが本場ってものなのか??」
といぶかしくさえ思える繊細な味。
水もパンにつけるオイルも全てが未知の味で
おいしい気もするし、全くよく分からないともいえる。。

三島の有機野菜や駿河湾の新鮮魚介をウリに
首都圏の客層向けにオープンした店だと分かっていても
その味を理解できない自分が情けない。

東京や京都で予約して伺うような食事をほとんどしていなかった、当時のネル。
自分の食経験の少なさに気づき、ショックを受けた
思い出の店なのです(笑)

■マンジャペッシェ Villa di Mangia Pesce [イタリアンレストラン]
長泉町クレマチスの丘(スルガ平)347-1
055-989-8788

クリスマスランチ予約の電話を入れると、どうやら滑り込みセーフ。
カーナビに反応しない住所に悪戦苦闘しつつ、
6年ぶりのクレマチスの丘になんとかたどり着く。
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冬の厳しい寒さにも負けず小さな花が咲く庭園のアーチを抜けて
エントランスを通り抜け、一軒家レストランの扉の前へ。
季節になればもっと花と緑でキレイなんだろうな。
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名前を告げ真っ白いソファに腰掛けて待つ。
最初来た時、レセプションカウンターのあるレストランなんて初めてで
「ホントにここがレストランなの??」って内心ドキドキしてたっけ(笑)

通されたのはキッチンと通路にいちばん近いテーブル。
美術館の緑と遠く海が眺められる窓際席がよかったけど、
滑り込みOKだったからこれでも十分かな。
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ただ店内にクリスマスらしきデコレーションが全くないのが不思議。
結構クリスマスムードを期待してたのに、残念。。
ディナータイムから飾るのかな?

ブラウンのタイルの床に、梁と塗り壁のシンプルで温かみのある店内。
気候がよくなれば気持ちいいだろうテラス席もある。

窓際席の壁には夕陽の海を描いた、ヴァンジの美しい版画。
売ってたら買って帰りたいぐらいステキ。
でも高いんだろうなぁ…

先にいたのは年配女性の団体や30代のカップル、おじいちゃんと
その息子家族らしき落ち着いた方々。
スタッフは20~30代のきっちり髪を整えた男性スタッフばかりだ。

メニューをもらう。
他に5200円、8000円のコースがあったけど
違いはメインの追加らしいので、そんなに重くなくてもいいかな
と予定通り3500円のコースで。

テーブルのリネンや小さく飾られた花、
カトラリーもきちんとしたものでうれしくなる。

アミューズは2種のニンジンのポタージュ。
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温かくて甘くてとろっとして、かぼちゃみたい。
結構食べ応えあるスタートだなぁ。

スプーンが出されないので困っていると
「そのまま口をつけてどうぞ」と言われてしまい
食べづらいのでやっぱりスプーンをもらう。

けっこう固まってプルプルしてるのになあ…。
こういうあたり、何かイタリアンの常識があるのだろうか。

パンは3種類。フォカッチャとフランスパンとピタパンのようなもの。
ハーブの入ったオイルもなかなかおいしい。

何種類かから選べるアンティパスト。
A氏はサーモンのサラダ。
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確かに野菜はフレッシュ。
採れたてなのか、野菜の苦味というか風味がきちんと香ってくる。

ネルは+500円で鹿肉のカルパッチョに。
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これが予想以上にチーズのスライスとトリュフがいっぱい!

500円の追加でこんなにトリュフが乗るなんて。。
やーびっくり。はじめて味と香りが分かるぐらい量のあるトリュフかも。

しかも甘いナッツみたいなのが入ってると思ったら
聞いてみれば正体は栗!
いや、びっくり。でも鹿肉とあうかも。。
この辺の取り合わせがキチンとスペシャルな感じで楽しい。

それぞれホタテのパスタとつぶ貝のパスタ。
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メインのもち豚とキャベツの煮込み と続く。
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デザートはイチゴメインにアイスクリームやソルベの盛り合わせ。
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どれも手作りらしいストレートな爽やかさが伝わってくる。

食べ終わって意外や、お腹いっぱい。
こじゃれてるものは量が少ないと、普段はオシャレ系レストランを
敬遠がちなA氏も「けっこうお腹いっぱいになったよ」。

スタッフは人にもよるけど笑顔と軽快な口調で手馴れた感じ、
サービスの仕方もスマートでそつがない。
ちょっと夜っぽい?オーラもあるけど、
聞いたことにもその場で答えてくれて、きちんと知識を持った接客をしてくれる。

ただどの皿からもクリスマスらしさは…。
これもランチだからなのかな?
店内のデコレーションのそっけなさといい、
スタッフに聞いてみれば良かったなあ。

向かいのカップルはグラスに差した野菜スティック・・・、いやいや
蒸したり茹でたりした地元有機野菜を
アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルのソースでいただく
名物料理「バーニャカウダ」を頼んでいる。

首都圏から来たお客様なのかな。
う~ん、野菜好きのネルとはいえ
野菜スティックに何千円も出すのはできないなぁ…

野菜も魚も普通に買って、そこそこおいしいのって
静岡の持つ豊かさなのかも。
こんなお店もあって、普通においしい食材も手に入る。
やっぱり静岡暮らしって、いいな。

<今日のお会計>
 9400円(税サ込)・2名/クリスマスランチ3500円×2(パン・ドリンク付)
                アンティパストのアップグレード+500円
                白ワイン(G)900円、ミモザ1000円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/上品なのに気取らず楽しめるレストラン
    きちんとした料理法で、鮮度のいい食材・珍しい食材を楽しませてくれる。
    それほど好き嫌いの分かれる味ではないから、世代を問わず楽しめるはず。
    立地は厳しいとしても食材やコース構成、ロケーションの良さからいったら妥当かも。      

A氏:★★★☆☆/年に一回ぐらいなら来ても    
    予想してたよりはおいしかったし、雰囲気も良かった。
    ただ店員が気がつきすぎて、見られてる感じが落ち着かなかった。
    車の運転あるから、せっかく来たのに飲めないのはきつい。。
_     
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by gaisyoku_calendar | 2008-02-09 23:39 | 伊豆・東部の[が]

京07 佳久  [押小路柳馬場・中京区]

京都繁華街を区切る境界線、静岡でいえば本通りかな、
その御池通りを繁華街とは逆方向に上がった静かな通り。

こじんまりした路地には自宅兼工場、自宅兼店舗のような
昔ながらの背の低い商家、町家が続く。
すれ違うのはちょっとそこまで、みたいなラフな格好の人ばかり。

夕暮れの薄闇のなか、不意に現れた民家のような「佳 久」。
飾り気のない店構え。
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■創作料理 佳久 [創作和食]
京都市中京区押小路通柳馬場西入ル竹屋町169-2
075-231-9671

土間を上がって板の間から掘りきりのカウンターへ。
料理人の白い上着と帽子にネクタイを締めた板前のお兄さん。
りりしい笑顔で感じ良くお出迎えしてくれる。

今日の予約は3500円の花コース。
京都の夜にしては、かなりお値打ち~なチョイス♪

店内は割烹というより、居酒屋よりの一品料理屋さん風。
板敷きに座布団のテーブル席、畳の個室。
2階は団体さん用の部屋らしい。

開店と同時に入ったせいかお客さんはまばらだけど
予約じゃないお客さんを断ってるとこをみると
どうやらどの席も埋まってるらしい。

花コースはこんな8品。

先 付 聖護院大根と丹波地鶏の吸物 水菜柚子
造 理 三種
煮 物 海老芋とくも子の蕪あられ 九条葱あんかけ
焼 物 ウドといたや貝のバター焼 グレープフルーツ セロリ しめじ
口直し 焼き鯖と菜の花の酢の物
揚 物 下仁田葱の豚巻きフライ 柚子コショウ青味
飯 物 じゃこ飯 赤出し 漬物
水菓子 チョコプリン

食べ進んで驚いたのは、雰囲気や器は家庭的なのに
一品一品にきちんと吟味した素材を使った、独自性があること。
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先付けのお椀は、いかにも京都の和食な繊細な奥行きを感じる味わい。
料亭レベルとまではいかないけど、静岡の和食店とは全くちがう味。
この値段のコースでこのお椀に出会えるとは。。

「ねぇねぇ、おいしいよねぇ♪」

「う~ん、よけい腹減ったかなぁ。。。」
ダシにまるで興味のない、A氏らしい感想(笑)。

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お造理もしっかりおいしい。
こんな厚い立方体風な切り方で出されるカツオって、
たいていホントにいいから不思議。
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煮物に入ってる「くも子」は鱈の白子のことだそう。
ふむふむ、こんな素材も使うんだ。
もちろんネルは初めての挑戦。
珍味系ながらべたつかず、意外に普通にイケル☆
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バター焼きとかフライとか、居酒屋にありそうなメニューも
シャキッと歯ごたえを生かした野菜とか、隙間なくピシッと巻けた豚肉とか
確かな技術で仕上がりや噛んだときの食感が違う。

「ねぇねぇ、エライでしょ!」店セレクトを自慢するも

「や、まぁね。。でも京都ならこれ位フツウじゃねえの~」 とまたもやツレないA氏。

いやいや、そんなこたーないですって。

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ほ~ら、口直しに 焼き鯖と菜の花↑ なんだから☆

だって小さな器ごと、どれもきちんと独立した味。
どの皿も素材も味もかぶらず、しかも魚か肉が使ってあって
ボリュームも確保している。

高級素材はないけど、旬の素材を上手に組み合わせたぴたっとハマる一皿。
見た目のハデさはないけれど、コースの流れがとっても楽しい。

へぇぇぇ~すごいなぁぁ。。。

こんなの出す店あるなんて、やっぱ京都ってすごいよなぁ。。

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〆のじゃこご飯、赤だし、漬物は京都ではよく見るけど
これも馴染みやすい味ですんなり頂く。

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勧めてもらった岐阜の日本酒も
辛口フルーティーでぴったり。

目の前の板前さんは仕事が速く丁寧で、必要なときだけ
声をかけて説明してくれる。
やっぱりこういう人の料理って、例外なくいいものなんだ。

このままで終わるのも名残おしく、二人で一品づつ
今日のおばんざい「かんぱちと小芋のあら煮」と
「自家製鴨ロース」を追加。
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小芋はもちろん、この鴨ロースがウマイ!
しかもそこそこのボリューム。
カウンター割烹系だと味はよくても量がほんのツマミ程度で
さびしかったりするんだよね~。。

いやいや、満足、満足ぅ♪
立地の面や京都らしさを前面に出した店じゃないから
観光ついでに立ち寄るにはモノ足りないかもしれないけど

仕事や用事で来た京都で
「難しいこと言わずにおいしい和食が食べたい」とか
「地元の人が日常使いしてる店がいい」

なんて気分ならちょうどいいかも♪
こういう内容が粋なお店、静岡にも増えてもらいたいな~

<今日のお会計>
1万1150円くらい・2名/花コース3675円×2
                 自家製鴨ロース850円、かんぱちと小芋のあら煮350円
                 生ビール、岐阜のお酒ほか        

<店を出て>
ネル:★★★★☆/小料理屋さん気分で割烹の味  
      京都でおいしい和食を探してると、どんどん予算が
      あがっちゃって。。なんて悩んでる人におすすめの店。
      次回は5000円のコースをたべてみたいなぁ。

A氏:★★★☆☆/通いやすい店だね    
      とにかく和食って量が少ないからあんまり行く気に
      ならないけど、ここは一皿もそれなりに食べ応えが
      あっていい。値段も味からすればお手ごろだと思う。
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by gaisyoku_calendar | 2007-08-18 23:28 | 旅先_京都の[が]

041 ぶどう畑のレストラン 風 [山梨・勝沼]

勝沼醸造ワイナリーから5分ほど。
ぶどう畑を見下ろす小高い山の上に建つ、ワイナリーの直営レストラン。

■ぶどう畑のレストラン 風
山梨県甲州市勝沼町下岩崎
0553・44・3315
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白い教会のような大きな建物。
葉っぱモチーフのような窓が大きく取られ
外に広がる葡萄畑が一望できる。

大浦天主堂を模したという店内は
高い天井に自然光と小さなシャンデリアの灯り。
がっしりと大きな木のテーブルは居心地抜群。
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さてさて、ランチのお目当ては
名物ローストビーフ!

予約しておくとシェフがテーブルまできて
切り分けるサービスをしてくれるそう。

とはいっても100g3000円。
お昼にしては、なかなかのお値段(笑)。。
う~ん、これは期待しちゃうな!


まずはドリンクをオーダー。
試飲係りのネルは勝沼醸造の人気銘柄、「アルガブランカ イセハラ」をセレクト。

ヴィンテージが選べると言うので味の違いを尋ねると
飲ませたほうが早い?ということか
グラス2つに試飲用の2005と2006を出してきてくれた。

このワインは伊勢原という単一畑から収穫した
甲州ブドウのみを原料にしたもの。
かなり人気があるらしい。

う~ん、どちらもやや甘いけど
やっぱり寝かせた2005にしとこうかな。
でも香りの華やかさは抜群☆
ネルも食中酒じゃないならイセハラ好きかな~。


テーブルには専属のスタッフが付くよう。
ガラスの器で出されたおしぼりは、ほのかにオレンジの香り。
器は白のジノリ。カトラリーにプラス箸も用意されている。
もちろん水のグラスもいい感じ。

あらかじめセットされた陶器のパン籠へ
底に温めたブレッドウォーマーを敷いた、赤い帆布にくるんだパンが置かれる。
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フランスパンと白パン、
清里の有名ベーカリー製らしいけ、どこれがおいしい!

とくにフランスパン、中がしっとり詰まっていて
皮もしっとりしながら味があってパリパリ。う~ん、ウマウマ☆

クルマ係りで飲めないA氏には、サービスでソフトドリンクが1杯付く。
ワイナリーでもそうだったけど、
こんな細かい気配りがいろんなとこで感じられるんだな。
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A氏の選んだマスカットジュース、今まで飲んだことのない
果実の爽やかな濃厚さ。
蜂蜜みたいなまったりした甘みがあるのに、口当たりはサラサラ。

ジュースとワインの中間というか、もちろんアルコールは入って
ないのに、ジュースというジャンルとは違う飲み物のよう。
勝沼醸造さんはこういう感触と味わいが違う、いい感じのギャップが多いな~。。

窓の外にはマスカットグリーンの甲州ブドウの小さな棚が。
細いホースから水がちょろちょろ。
ちっちゃなアリが元気にブドウの実の上を歩きまわっている。


高い帽子をかぶったシェフが、ワゴンと共に登場。
いよいよローストビ~フ~~♪
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ローストビーフは赤身と霜降りの2種類、100gだと各1枚づつ。
A氏は霜降りのみを50g増量。

ずっしり大きくて重そうな肉塊から
スラーーっと薄く大きくさばかれるローストビーフ。
目の前で一枚ずつ、その都度スケールで重さを確認して取り分けてくれる。
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左が霜降り、右が赤身。
この日は秋田産の黒毛和牛らしい。

一緒に出された4種の薬味。
ワサビ、西洋ワサビ、ブレンド岩塩、胡麻醤油。
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このワサビを肉に包んで、たまり醤油につけると
もう抜群においしい!!

ぺろんとした薄さが意外にもちょうど良い。
ワサビのせいか味は中トロとレアの中間のようにも感じられる。

赤身は脂があっさり品良く、ワサビが効いて和食のよう。
霜降りは甘くトロトロ、粒状の岩塩がよく合う。
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完全に和食テイストのローストビーフ。
肉の繊維の間に旨みが溢れている。
パーティー料理でよく出る冷たくてやや厚いのよりも
断然甘くておいしい。

肉好きのA氏も満足げ。
ただしボリュームは全くの不足らしいけど(笑)。

いやいや、なかなかのゴージャスランチ。
スタッフのみなさんも笑顔で物腰が柔らかいし。
かなり贅沢しちゃったけど、たまにはまっ、いっか!


<今日のお会計>
1万300円・2名/ローストビーフ100g3000円・150g4500円
          セット(パン・スープ・ドリンク・デザート)1000円×2
          アルガブランカ イセハラ(G)800円          

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/ワサビ×肉、おいしい!
    お金持ちの奥サマが本気で開いた別荘地のレストラン、
    といった風情。雰囲気もいいし、接客も適度で感じが良かった。    
    もう少し値段が身近だと、もっといいなあ☆     

A氏:★★★★☆/いい肉だと思う
    肉の良さがしっかり感じられた。
    量はあと3倍はあっても。。
    気軽に何度も行ける値段じゃないけど、年一回くらいなら。
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by gaisyoku_calendar | 2007-08-15 11:56 | 旅先_静岡近郊の[が]

034 佳 肴  [静岡・中田本町] 

カーナビを頼りにクルマを走らせ、やっと辿り着いた「佳肴」。
地元の人しか通らないような駅南の住宅地、背の低いマンション1階が店舗だ。

f0106938_23481429.jpg■佳肴 (かこう) [ステーキ小皿懐石] 
静岡市駿河区中田本町21-28
054-288-4339

店内はダークブラウンの落ち着いた空間。

Uの字型のカウンターは内側に鉄板が用意され、白いコック服に身を包んだ店主がお客さんの目の前で肉を焼き上げてくれる。
子ども用イスもさりげなくカウンターに配置されている。

予約は2人ともメインの和牛ステーキに小皿料理がつく「おまかせコース」4600円。
メインのステーキはヒレかサーロインか選べるので、一つづつオーダーする。

前菜は「茄子素麺」。
割箸が用意され、小料理店のような始まり。
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吸物 じゃが芋と南瓜の冷製スープ
造里 コチの薄造り
揚物 イシモチのあんかけ
煮物 冬瓜の水晶蒸し

とお腹にもたれない程度の一品料理が出てくる。

今日は平日夜にもかかわらず、お客さんがネルたち含め6組。
予約していたお客さんは半数程度らしく、次の料理がでてくるまでの
タイミングがかなり空いてしまう。

接客は奥様らしき人ひとり、洗い場がひとり、肉担当のご主人がひとり。
かなり忙しそうだ。

食事開始から1時間以上、まだ肉出てこないのかなぁ…って待ちくたびれた頃
店主自らきっぱり赤×白の二枚のお肉を皿に載せて
「こちらのお肉を焼かせていただきます」わざわざ席まで見せに来てくれる。

A氏もネルも肉モード全開、「はーやーくぅ~、にーく♪にーく♪にーく♪ぅ」
いつもお早目のネルたち、先に食べた小皿はとっくに消化済み。
今日のメインをお腹をすかせて待ってるのだ。

そしてそして、やっと、エリンギのソテー&生野菜とともに角皿にのって
メインの「和牛ステーキ」登場!
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肉の重さは恐らく100g程度、サイコロにカットされている。

別皿でポン酢、醤油ベースタレ、ガーリックスライス、山葵、粒マスタード。
ガーリックスライスが厚めで量もしっかり。
ネルはこのガーリックスライスメインで食べ進む。

レアで頼んだA氏のサーロイン、A氏ならもっともっと生に近いレアが良かったらしい。
「極レアで、って頼めばよかったかな・・・」とポツリ。

ネルのヒレ、柔らかくて旨みじんわり。
サイコロは食べやすいんだけど、自分の好みの大きさで食べたかったかなあ。
最初にカットするか申告すればよかったのかも。

〆に松茸ごはん、味噌汁、香の物。
さらに5種類ほどある手作りデザートから一品と食後のコーヒー。

和牛ステーキ+小皿5品+ゴハンセット+デザートセット。
これで4600円なら、かなりコストパフォーマンスはいいはず。

お客さんはどこも必ず女性がいて、男性のみのお客さんは見当たらない。
もう70代を過ぎてるだろうご夫婦も、赤ワインを空けながら優雅に食事を楽しんでいる。

帰り際「今日は遅くなって申し訳ありませんでした」とひと言添えてくれるご主人。
メインが出てくるまでの時間を考えたら自然なことかもしれないけど、
こんな心遣いがあれば気持ちがなごむ。

ステーキは食べたいけど肉オンリーはツライかも、なんて思ってる人にはおススメかな。

<今日のお会計>
 9900円・2名/おまかせコース4600円×2、ウーロン茶、オレンジジュース

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/静岡では珍しい、和食+和牛ステーキのオトクなコース
     落ち着いた店内、優しい人柄が滲み出てるご夫婦とあって、はじめてでも居やすい。
     細かな盛り付け、食後のデザートなど、女性にとってはオトク感があるはず。
     場所柄クルマの運転を考えると、ステーキを目の前にしてワインが飲めないのが残念。
     
A氏:★★☆☆☆/もっと肉!がたべたいなぁ~
     ヒレもサーロインも、いい肉使ってくれてると思う。量はモノ足りないか。
     肉好きとしては肉が登場するまでの道のりが長くて辛かった。。
     肉もある和風会席コース、って考えた方が良さそう。
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by gaisyoku_calendar | 2006-09-04 23:51 | 静岡住宅街の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


by gaisyoku_calendar
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