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タグ:蕎麦 ( 14 ) タグの人気記事

077 手打ちそば 杉本 [沼津・駅北]

時間を覚え間違いしていたのか、
久しぶりの手打ち蕎麦に気分が高揚してしまっていたのか。

開店の20分以上も前に着いてしまった「手打ちそば 杉本」。

暖簾の掲げられていない入り口に戸惑っていると

洗濯物を干しに裏口から出てきたスタッフのおばさまに運よく見つけてもらい
「掃除終わってますので、どうぞ」と案内してもらえる。

 ふぅ、ヨカッタ~

それにしてもあそこまで怪訝な目で見なくても。
ちゃんと自分たちのほうが悪かった、とは思ってるんですヨ(笑)。

■手打ちそば 杉本 [蕎麦]
沼津市本田町4-35
055-921-8468
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それなりに財のある家系の住まいだったと推測される古民家風の造り。
和風庭園には筍の生えた竹林、ピンクが濃いツツジの大樹も。

靴を脱いで広いたたきの玄関をあがると
緑の庭園を存分にのぞめる広縁のテーブル席。隣には畳の座敷席。
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レトロなガラス照明、アンティークな壷や書画の装飾品、猫足ゴブラン織調の家具は
これぞ大正浪漫なモノばかり。

 あっ、これって
 沼津の御用邸イメージなのかな。。

蕎麦は石臼挽きの自家製粉、十割。

ネルの頼んだ 「おろしそば」1000円 は大盛で+200円。
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細めで端整。
キリッと角が立ってみずみずしい。十割らしい風情満点。

細切れに短くなったはしっこ部分が
底に敷いた水切りにそこそこ大量に挟まってるのはご愛嬌。

つゆは少し硬いかな。
静岡の甘めに慣れているせいかも。

別添えにしてくれた滑らかなおろし。
こちらもたっぷり、大盛りにしてくれてある。
ふふっ、ウレシイ。。。

あれっ、薬味でついてきた、天かす。

 あれれっ?コレ、おいしいや。

蕎麦食べに行って「ココの天かすおいしい」って思ったこと
今まであったかな?(笑)。

天もりにしたA氏のえび天を分けてもらい
食べてみる。

うーーーん、えび天はフツウにおいしい、かなぁ。

となると、やっぱり 天かすそのもの か
揚げ油がおいしいんだな。

風味が高いというか、香ばしいのギリギリ瀬戸際まで迫ってきながら
控えめにやさしくまとまってるというか。


子連れは気をつけて、このオーダーは最初にとか
これは自信があるとか好評だとか希少だとか
注意書きやら薀蓄系の書き物がやたら目に付いて気になるといえば気になるけど

眩いほど気持ちのいい、陽光輝く緑の庭園を眺めながら
天井の低い、昼日中でも薄暗い日本家屋のなかで畳の上で手繰る蕎麦は
これはこれでなかなかオツなもの。

板張りの床に柱、古いガラスの細工窓にまでピシッと掃除が行き届いて
アプローチの飛び石にしっかり打ち水されているのも気持ちがいい。

そうそう、蕎麦ってこういう舞台装置があるからおいしいんだよね…

いやいや、正確には
「キライになれない」んだよなぁ~~


<今日のお会計>
2700円・2名/天もりそば1500円、おろしそば・大盛1200円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/建物の雰囲気が好き
   古民家の建物は手入れもセンスもいいと思う。あーでもちょっと
   マダム系寄りかな。蕎麦はみずみずしいのに肝心の水の味が
   伝わってこなかったのが物足りないかも。天かすオイシイ!
   
A氏:★★★☆☆/十割でのど越しのいい蕎麦
   十割にしてはつるっとしていて食感が良かった。
   天ぷらもおいしい。沼津の駅からは遠いけど、クルマならすぐだし、
   落ち着いて昼食べたいときにはまた来ると思う。
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by gaisyoku_calendar | 2011-05-03 02:31 | 伊豆・東部の[が]

070 蕎ノ字 [島田]

島田市「ばらの丘公園」近く、同じような名前の分譲地に続く坂道にある蕎麦店。

広い駐車場に車を止めて
段差のある庭木の小道を下ると店の前。

ずいぶん風情のある造りだなぁ…
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■手打ちそばと旬の天ぷら 蕎ノ字 [天ぷら・蕎麦]
島田市ばらの丘1-21-3   
0547-34-5234

目の前には深い庇で半屋内になった、
露地庭のような石を敷いたアプローチ。

壁にしつらえた木枠の窓からは打ち場や石臼が見えたり、
緑のあるつくばいやら木の腰掛台やら趣のある和の品も。

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建物は新しいのに、ずいぶん和風建築の要素が盛り込まれている。


カラカラと入り口の格子戸を引き、靴を脱いであがるとすぐに店内、ではなく
まずは一拍おいて身支度を整えられる、襖で仕切られた控えの間。

うーーん、これって京都の料理屋さんでよくある造り。
そっかぁ、凝ってるなぁ…


店内は天ぷら揚げ場前に弧を描くカウンター席。
掘り切りで足をのばせる座椅子になっている。
こういうカウンター席、静岡の蕎麦店では相当珍しいだろうナ。。

続いて畳の座敷席、おなじく畳の上に直に置いた立派なテーブル席。

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腰を落ち着けたのは座敷席。
天井は板張と網代、低い位置には坪庭を眺める地窓など、とにかく風情あり。

かなりこだわりの設計なのだと思う。


はじめメニューを持ってきたスタッフさん、季節の単品天ぷらメニューを指して
今日はこちらがおすすめです、と教えてくれたので

あーナルホド、ここは純然たる蕎麦屋さんというよりは天ぷら屋さんに近い気分の店なんだな、
と了解。

だったらこの建物、しつらいも納得いくな♪
やっと腑におちた感じ(笑)

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彩りのきれいな「季節の天おろしそば」。

思ったより器は小さめで、天ぷらは珍しいものがいろいろ。
隠れて見えなくなってる下の蕎麦は、ボリューム少なめかな。


アレ、この極々薄ピンクのかつをぶし、
ついさっき挽いてきましたと思えるほど香り高くて味わい深い。。

ツヤツヤの海苔も、アラ、風味満点でおいしい。。
大根おろしも辛すぎず、ほどよい水気でまとまっていて食べやすい。

今まで蕎麦にのってる薬味系単品の味で、コレは、と思った経験はほとんどない。

むぅーーー、これはかなり吟味した素材を使ってるハズ・・・
しかも丁寧にしてくれてるなぁ


天ぷらはエビとエビの足&尾、大きなオクラ、かぼちゃ、なんかの葉っぱ?、
あともうひとつぐらいと、イチジク。


まずは珍しい、エビの足&尾の天ぷら♪

口に入れると磯の香りと揚げ油の香ばしさにプラス、軽快なパリパリ感!

エビの旨味もきちんとあって、これはスゴクおいしい♪
こういう食べ方もあるんだな~
なるほどぉ。。。


続いてエビの身♪

うわっ、コレおいしぃーーーーーーーーーーー(喜)!!

薄衣で爽やかにサクッとしてて
投げ入れもキレイに形になってて、

そこにぴったりの火の通し加減でむくむくと半熟になった甘いエビの身がたまらなくおいしい。

いつも食べてるエビの天ぷら、
こんなにエビのエキスは感じないものなぁ。

そっかー、これってエビの鮮度と質の良さがあってこそ活かされる半熟加減なんだろうなぁ。。
足がおいしいのも新鮮だからなのかも。

他の天たねもモリモリ食べたくなるほどさっぱりで、
素材の旨味が十分。
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はじめて食べる、イチジクの天ぷら。
正直えっ?と思ったけど、とろっと甘くて意外とイケル(笑)。

あーー、もう季節は秋なんだなぁ。。
ちょっと贅沢な気分に♪



肝心の蕎麦はといえば(笑)、
たぶんざるそばと同じ、ニ八。

細めでエッジが立ってつぶつぶと星があり、でも瑞々しくてつるっといける。


いちばん好きな、清冽な水の味を感じるおいしさ。

この藤枝・島田の蕎麦を食べて感じる“水の味”。
いつも不思議。

店によって蕎麦粉は様々なはずなんだけど、藪蕎麦宮本でも同じ水の味を感じたんだよな。。。
これって私だけの感覚なんだろうか(笑)?


つけ汁は少なめ、味もやや薄い気が。
さっきの天ぷらで口の中が麻痺してる?


蕎麦の量が物足りなかったので、「十割のおかわり」を追加。

ぶっかけ系メニューでもおかわりは頼めるけど、つけ汁がつかないがOK?
みたいな何か分かりにくいやり取りがあったけど、無事オーダー♪

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十割の方が、蕎麦の風味がくっきり。
十割にしてはかなり細めで食べやすい。

ニ八と十割で蕎麦粉の産地が違うらしく、十割は地元産の蕎麦のよう。
あーー、やっぱり私は藤枝・島田由来の味?が好きなのかな(笑)



立地と接客の素朴さに対して店と料理の印象がアンマッチで
はじめはどうにも腰が落ち着かない気分だったけど、

でも気取った雰囲気ではないし
蕎麦も天ぷらも繊細で丁寧に、技術も高いのだと思う。


うー、でもなんか悩ましい。
そうはいってもこの店の軸足は、天ぷらのよう。

ただ自分の中でのメインは、やっぱり蕎麦。
天ぷらはおいしくても3~4個食べれば満足しちゃうし。

自分と相性がいいのか、一度行っただけでは判断つきかねるような要素もあって。


次行った時は天ぷらを主役に蕎麦も楽しむ、
みたいな気持ちでいればいいかな?

あーー、でもやっぱり夜に天ぷらと蕎麦のコースにしたほうが
十分堪能できるんだろうなぁ。

うーーー、悩むなぁぁ。。。
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<今日のお会計>
2850円・2名/季節の天おろしそば1550円、ざるそば750円、十割のおかわり550円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/メインは天ぷら。でも蕎麦もいい
    店も料理もどうにも艶っぽくて、これが常磐町あたりで夜遅くまで開けてたら
    かなり流行る気がする。その時は和食の一品とかもっと増やしてもらって。
    そしたら私が責任持って通います(笑)。蕎麦なら十割がおすすめ。
    
A氏:★★★☆☆/量は上品だけどおいしい
    静岡からだとけっこう遠かったけど、 おいしい蕎麦でよかった。ボリュームは
    少なめでオレには物足りないかな。今回ざるにしたけど、天丼とかにしとけば
    よかったかなぁ…。。つまみ食いした天ぷら、おいしかったもん。
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by gaisyoku_calendar | 2009-10-06 20:19 | 藤枝・島田の[が]

068 三つ割り菊 [中伊豆・韮山]

続いて向かったのは、伊豆に入って中伊豆方面、
韮山反射炉の裏山をずんずん登っていった先。

キャンプかゴルフでもする人じゃないと通らないだろうな…
と思われるほど辺り一帯山の中。


不安になりながらも進んでいくと、
あっ、看板発見!
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わ、お昼しかやらないんだ・・・

■笊ざる 蕎麦 三つ割り菊 [蕎麦]
伊豆の国市中1614-4
055-944-1900

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建物は白壁に瓦の二階建て。意外に大きい。


靴をぬいで上がる板張りの店内はさっぱりした民芸調。
テーブル席と畳敷の掘りごたつ席をゆったりと配置してある。

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店内に先客はナシ。
さすがにこの天気じゃあね・・・


竹林の見える窓側のテーブル席に腰掛けて。
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メニューは「もり」「田舎」「焼き味噌」のみ。
せっかくなので全てオーダー。

このテーブル、きれいにしてるなぁ。
竹林が映り込むほどぴかぴかだし、厚みもあってきれい。


はじめに出てきた「焼き味噌」。
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味噌は爽やかな甘さ。
もう少し焼きが強めでもいいかな。


いよいよお蕎麦~♪

「もりそば」は細めのニ八。
白目でぴかっと。
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あっ、なかなか、おいしい~
風味もあるし、のど越しもいい。

ここの割り箸、先が合わないスキマ部分が多いから
細めな蕎麦が掴みづらくて仕方ない(笑)。

ここはやっぱり頼りになるMY箸で。
あ~、やっと本来のおいしさになった。たかが箸でも、味って変わるのになぁ…。

「田舎」は甘皮入りの太目の二八。
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太めといっても、かなりの太さと平張り具合(笑)。

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つゆもバランスよく、わさびも新鮮で味がある。
おいしいなぁ。


あーーー、でも。
楽しくはない?…カナ。。。

翁系だけじゃなくメニュー数の少ない蕎麦店に限って

行くのに時間と労力の負担が大きい
郊外に店を構えてることが多い気がするのだけど

それって本来は おいしい水があるから、 なはず。

なのに行ってみると、どーもそんな気配は伝わってこなくて
「あんな僻地にあるんだから、おいしいだろうナ♪」的な
付加価値、立地を含めた雰囲気も味のうち、にしかなってないような…。

伊豆寄りの郊外にあって
県内外からお客さんを集めるレストランのシェフが

 「こんな遠くまで足を運んでいただいたのですから

  予想以上の満足感でお応えしたいんです」

と話してくれたことがあって。
これって味はもちろん、店の雰囲気や料金、接客もすべて含めたトータルでのことだと思う。

まとめていうと、ホスピタリティ?

 「 いくらこちらが良いと思うものを出しても

  お客さんがおいしいと感じてくれなければそれまで、です 」

とも。シェフがお客さんを信頼して、真摯に耳を傾けているから出てくる言葉なんだと思う。


お客さんに喜んでもらいたい、って店の心意気が伝わってきて 食べる方も嬉しくなる。
そういう蕎麦店の方が蕎麦通の人だってよりおいしいと思うんだけどネ♪

でもこれって、味をおいしくするより
ムズカシイことなのかもしれないな。


<今日のお会計>
1800円・2名/もりそば 800円、田舎そば 800円、焼き味噌 200円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/趣味として楽しむ蕎麦
    みんなで楽しむ食事としてより、蕎麦食べ歩き&食べ比べを楽しみたい人向け。
    もりはツルっとしてのど越しもよく、雑味もなくていい感じ。
    これが遠くの観光地で食べたなら、もっと希少性が感じられたのかも。

A氏:★★★☆☆/田舎そばがおいしい
    コシがあっておいしかった。でもこれぐらいの味ならよく探せば他にもありそう。
    かなり時間ロスして遠回りして行ったわりにテーブルが寂しくて間が持たないし、
    メニュー追加もできないからお腹すいてる人は注意。値段が高すぎないのは○。    
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by gaisyoku_calendar | 2009-07-25 00:09 | 伊豆・東部の[が]

067 ふく田 [沼津]

北海道UPの途中ですが、7月三連休の伊豆旅行も…
なので忘れないうち、こちらをUPします(笑)

沼津ICを下りて伊豆方面へ抜ける街道沿い、沼津東高校のすぐ先。
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すごく目立つ看板があって知ってはいたものの
いつも気持ちは伊豆へと向かっていてスルーーー♪

だから今回こそ、ここでお昼をすませてから
のんびり伊豆へ向かおうね~と立ち寄ったのです。

■石臼挽 自家製粉 そば ふく田(ふくでん)[蕎麦]
沼津市岡宮1433-7
0559-26-7284
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駐車場横に建つ店は、一般の民家のような平屋建。

暖簾をくぐった玄関脇には、石臼の見えるガラス張りの打ち場。
下駄箱に靴をしまって、フローリングの店内へ。
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席は全て板の間、座卓と座布団。
和箪笥が置かれた一番奥の席へ。


…ほんの少し座っただけでお尻がイタイ。。

どれぐらい使ってるんだろう??と思うほどこの座布団、薄い。
コレはそうとう使い込んでるだろうナ~

そうだ、ここは二枚重ねだ!
と気づいてピンチ脱出(笑)

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メニューは蕎麦だけでなく一品モノも。

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裏面には蕎麦粉の産地や希少性の解説、調味料や食材についての説明書き。


まっ、食べましょうか♪

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はじめに出てきたのは
セットの「季節のおかず盛合せ」。

手前左のこんにゃくがおいしい~♪
柚子味噌の爽やかな甘さがマッチして、いくらでも食べられそう。

それに ゴーヤーの和え物、白和え、小松菜のおひたし、
きんぴら牛蒡、蕎麦の実と味噌、蒸し南瓜、茄子味噌

とどれも素朴ながら上品ですっきりした味わい。

静岡街中のちょっとした小料理屋さんより遥かにおいしい気がする。

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続いて「天ぷらおろし」登場~

アレ、見た目こういう感じかぁぁ。

大きい海老の天ぷら。
半生レアな火の通し加減がちょうどいい。いいなぁ。


蕎麦は、うーん、どうだろう。

水切りを甘くってことじゃなくて、蕎麦自体がもっとみずみずしい方が好みかなぁ。
清冽な水の甘味が伝わってくるような…

つゆは辛め&硬め。

大根おろしも形や食感はいいのだけど、ネルには辛すぎる。
でもそば通の人にはこういうのが本物でいいんだろうな。


メニュー裏の説明書きを改めて読み返すと
“信州そば”の文字が…。。

きゃー、そうだよね、その系統の完成度だよね。。

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セットの「もり」はそれなりにボリュームあり。


蕎麦湯はさらっと目でおいしい。
割って飲んだつゆの方が好みかも♪

A氏、「ちょっと食べたら ますますお腹すいてきた」

はいはい、では次の蕎麦店行きましょう~♪

<今日のお会計>
2700円・2名/天ぷらおろし1300円、もりと季節のおかず盛合せ1400円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/季節のおかずがおすすめ
   はじめに出された韃靼そば茶がおいしかった。おかずはどれも
   自然の風味で、身体にやさしいいきいきした味わい。
   信州そば系が好きな人にはジャストなお店なんじゃないかな。
   
A氏:★★★★☆/もっと早く来ればよかった
   昔沼津に住んでたのに寄ったことなくて、やっと行くことができた。
   蕎麦にコシがあって、つゆの濃さも好み。しっかり食べた気がする。
   季節のおかずが意外なほどおいしくて、薄味だけど満足できる。
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by gaisyoku_calendar | 2009-07-23 15:25 | 伊豆・東部の[が]

062 草季庵 [御殿場]

裾野ICを下りたらR246を御殿場方面に進んで、畑の広がる脇道をひょいと曲がると
見えてくる、昔ながらの農家のような一軒家。

駐車場から見える富士山が絶景。やっぱり御殿場の富士山って大きいなぁ…

■手打ち蕎麦 艸季庵 そうきあん [蕎麦]
御殿場市杉名沢306-1
0550-88-0808
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開店10分前に着いてしまったので、車の中でしばし待機。
時間ちょうどになったら玄関を掃除していた奥さん?が出迎えに。

かなりの年月を経た民家の玄関周りや打ち場を改築した店舗。
生成りの暖簾をくぐって広いたたきの玄関で靴をぬいで上がる。
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障子を開けると二間つづきの落ち着いた和室に座卓と座布団。
二間をぐるっと囲むように廻した広縁には昔ながらの傘の電球。

広縁の木戸の硝子越しに冬の陽射しが落ちる庭。
床の間にはガラスの器に白い椿が二輪。
鴨居の上に設置されてる白いBOSEのスピーカーからジャズが流れてる。

メニューは思いのほかたくさん。
温かいそばに冷たいそば、辛み大根の汁に信州味噌を付ける「しぼりせいろ」に
玉子焼きやそば味噌の一品物にそばを使った甘味類。

ネルは「天ぷらせいろ」、A氏は「天ぷらそば」。
甘味は食べ終わった後の気分で決めよ♪
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出てきたそば湯でひと息。
透明でさら湯に近いそば湯は飲みやすく淡白な味わい。

そばを待つ間もぞくぞくとお客さんが入ってくる。
男性ひとり、奥様チーム四名、年配のご夫婦、スーツのサラリーマン三名・・・。

6卓しかないらしい店内はすぐにいっぱい。
平日の昼間なのに、みんなこんな遠くまでわざわざ来るんだなぁ。

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天つゆ、おろし、そばつゆが運ばれてくる。

「すぐにそばが来ますので、先に召し上がっていてください」
と板盛りの天ぷらが登場。A氏の天ぷら蕎麦の天ぷらも同じ別盛りで。

エビ二匹に芋、茄子、えのき、ブロッコリーとか。
天つゆでいただく。

程なくせいろも登場。
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中心が深くくぼんだざるに盛られて意外にボリュームあり。
細いそばはホシがぽつぽつ、少しくすんだ感じ。
まずはつゆにつけずそのままで。それほど味も香りも感じられないかな。

つゆはガッチリ目。カエシの醤油が前面に出ている。
もっと底冷えのする日に暖をとりながら食べると、よりおいしく感じそう。

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A氏のあたたかい天ぷらそば。

追加でそばあんみつをオーダーしたら、他のお客さんが注文したので売り切れです
と聞かされて。開店一番の訪問で、まだ30分も経ってないのになぁ。
まぁこうなることを承知で仕込みしてるんだろうから…。

気を取り直して「そばアイス」を注文。
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ほうじ茶と一緒に出されたそばアイス。
スワンの形してるんじゃない?とA氏が気付いて尋ねると
「そうなんですよ、このそばクッキーも自家製です」とニッコリ。

スワンの首と頭はクッキーというよりホロホロのそばぼうろ。
シャリシャリふわっと細かく崩れておいしい♪
肝心のアイスは蕎麦よりもきなこに近い濃い風味。食べた満足感がしっかりある。

ここ御殿場は雪の積もる寒冷地域。
信州名物の「しぼりせいろ」もメニューにあるし、どうもネルには
同じ寒冷地の長野県でたくさん食べた、信州そばに似ているように思えて。

静岡中部地方でおいしいそばをたくさん食べてきたネル。
そうだよね、その土地の気候によっておいしく感じる味って、やっぱり違うはずだもんね。

A氏はおいしい、おいしいとご満悦。
長野に行った時もA氏は信州そばお気に入りだったもんなぁ。

帰り際ネルは気付かなかったけどそばを打っている最中のご主人と目が合って
A氏にあいさつしてくれたらしい。
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車に乗る前にもう一度、目の前にそびえる富士山を眺めて。
やっぱり静岡って広いなぁ。

<今日のお会計>
3500円・2名/天ぷらそば1600円、天ぷらせいろ1600円、そばアイス300円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/風情ある富士山の麓で食べる蕎麦
  期待した蕎麦とは違ったけど、店の造りはなかなか雰囲気があって
  落ち着いて蕎麦を食べられる。家庭的な接客なので大らかな気持ちで
  時間に余裕を持って出かけるのがいいかな。
  
A氏:★★★★☆/御殿場の蕎麦店ならいちばん好き
  アレレ、そうなの?オレは結構気に入ったけどな???
  蕎麦屋っぽい建物とか立地だし、天ぷら蕎麦の天ぷら別盛りだったし。
  つゆも好きな感じだったよ。  
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by gaisyoku_calendar | 2009-01-24 19:38 | 伊豆・東部の[が]

048  朴念仁 [中伊豆・修善寺]

1泊2日の伊豆旅行。
帰りは天城にあるお気に入りの桜を見るために
熱海から中伊豆を抜けて、修善寺へ。

お昼どこにしよう、とか何にも考えてなかったけど
思いついたのが蕎麦の朴念仁。
これまで何度も修善寺には来ていたけど、一度も寄ったことがなかった

■朴念仁 [蕎麦]
伊豆市修善寺町修善寺3451-40
0558-73-0073
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かつて東京・神田で名店と評判だったのを閉めて
石臼挽きの完全自家製粉と水にこだわりたいと
修善寺に移転してきたそう。

たまたまオフシーズン、平日の午後2時過ぎだったせいか
待つこともなくすんなり入店。

なぜかいぶかしげな顔をしたスタッフさんから
「混み合ったら相席をお願いしますので」と断りを入れられながら案内される。

昔旅館だった建物を改築したそうで、大きな広間に座卓がぽつぽつ。
座布団の数で20席くらいはありそう。

ネルは辛み大根をたっぷりのせた、と品書きにある「おろしそば」
A氏は「せいろそば」をオーダー。

壁に貼られた「玄そば一日20食限定」のお品書きに加え

「追加注文は30分以上お待ちいただきます…」
「店主一人でやっていますので時間がかかります…」
等の種々雑多な注意書きがあちこちに張られている。

お茶は韃靼そば茶。
あったかくておいしい。

出てきた おろしそば。
小ささに、シンプルさにびっくり!
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すごく細くて柔らかい。エッジも分からず、まるで素麺みたいな上品な蕎麦
水で打った十割らしいけど、蕎麦の味も香りもしない…。
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「つゆは薄めです」とあったけど、ホントに薄くて味がない。
大根の辛みだけが引き立っている。

A氏のせいろそば。
つゆは醤油の味が立って堅いというか…
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こだわりなのか、ネギ等の薬味は何もナシ。
おそらく蕎麦はネルのと同じ。

「ねえねぇ…」とA氏の悲しそうな声に…んんっ!
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これは出されてすぐの状態。蕎麦の自重でなったとは、とても思えない
万一自重なら、せいろを2枚に分けて蕎麦同士の重なりを避ければ済むはずでは。。
ネルもA氏もまっとうな蕎麦店でこれは、初体験。。
A氏、ごめんね…(泣)

玉子焼きや桜えびかき揚げがおいしいらしいけど、
肝心の蕎麦がこれじゃあぁ

田舎屋風の雰囲気は悪くないし、修善寺らしい竹林脇の立地もいいし。。
でもね、お客さんや修善寺への愛情が伝わってこなかった。
(ネルは店にお客への愛情(思いやり?)を求めてる、ってことですね)

蕎麦通のお客さんも来るだろうけど
観光地で店を開く以上、ただお腹すいた、お昼なんでもいいけど的な
何の予備知識もない、ある程度の満腹感(カツ丼セット希望とかね)や
居心地の良さを求めてくるお客さんも多いはず。

店主のこだわりも大切だろうけど
開店して何年も経つならお客さんに合わせる、土地に合わせる的な
柔軟さ、感謝の気持ちがもっと伝わってきてもいいような…。

ただあの張り紙の数からして、これまでにお客さんとの色んなトラブルが多くて
既にお客さんとの関係性に失望してしまってるのかもしれない。
店主は東京にもう一件店を出してるらしいし、やっぱり東京のお客さんが好きなのかな。

熱海できちんとおいしい和食を出してくれる店主の方が
「当たり前にいいものを出すことで、少しでも熱海の街に貢献できればと思ってる」
と話してくれたことがあった。

ご主人の出身はもちろん熱海。
その背景には他所出身者がどんどん進出してきて、いわゆる“観光地値段”の
商売を大々的にすることで地元の評価が下がるのを憂慮してるのだ、とネルには思えた。
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1個店がどんな商売をしようと、もちろん自由。
やはり観光地は自分たちの力で魅力を作り上げていく、地道な作業が必要なんだと思う。
でも簡単じゃないし、具体的に何から手をつければいいんだろうね~!

ただ、もともと名前が「朴念仁」=「物分かりの悪い者、気が利かない者」
の意味なんだから
ここは店を選ぶお客の側の店名リテラシー力だって、試されてるのかも。

もちろん今日の御代、全額ネル持ちでしたから!

<今日のお会計>
2300円・2名/せいろそば1050円、おろしそば1250円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/色々と考えさせられる店
     量の少なさ・値段の高さは藪蕎麦宮本と並んでも、内容は大きく異なる。
     とはいえ他に修善寺で、首都圏から人を呼べるほど有名店があるわけ
     でもなく。ネルが首都圏から来た客なら、もう少し満足度高かったのかも。        

A氏:★★☆☆☆/こういう店も珍しいね
     蕎麦店で味や量、品書きでまったくピンとこない店ってはじめてかも。
     でも蕎麦通の人には良さがわかるんだろうね。
     オレは正直…色んな意味でびっくりした(笑)
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by gaisyoku_calendar | 2008-03-24 15:34 | 伊豆・東部の[が]

039 卯乃木 [藤枝・瀬戸ノ谷]

前々から行ってみたかった「卯乃木」。

休日のプチドライブを兼ねて
藤枝・瀬戸ノ谷の山奥へ。

■卯乃木 うのき [蕎麦]
藤枝市瀬戸ノ谷11658-2
054・639・0878

予想以上の山道をうねうねと、奥へ奥へ。

車幅ギリギリの畦道、畑道?を
そろりそろりと「ホントにこっちでいいんだよね??」
と山あいの美しい風景も、全く目に入らないネル(笑)。

運転に自信のないネルは内心ヒヤヒヤ。
渓流沿いの集落を抜け、水車小屋の
脇を通り抜け、なんとか到着。
f0106938_9175810.jpg

開店と同時に店内へ。
急いで駆けつけたパートらしきおばサマも同時にご入店♪

風情ある陶芸ギャラリー、といった趣のある店内。
木をふんだんに使った室内は、大きく取った窓まで木枠。
手入れされた庭を見るためにわざわざ設計したかのよう。

大きく活けた野の花と古民具がしっとり調和。
飾られたアンティークらしい蕎麦猪口の藍色も
テーブルを飾る小物も、味わいがある。
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メニューはせいろと田舎(太打ち)の2種類。
他はざるうどん、そばがき、田楽、デザート。

ネルとA氏、もちろんせいろと田舎で
どちらも旬の山菜天麩羅付きに。

まずはテーブルに折敷の盆が。
箸置きは金柑の実。
そばつゆは小さく手に馴染む可愛らしい器で。
f0106938_9182958.jpg

蕎麦店ではじめにテーブルセットが出てきたの、
はじめてかも。
箸置きは季節によって変えるんだろうな。。
金柑にきちんと水を吹いてあるとこなんか、けっこう好きかも。

f0106938_9193632.jpg
次に出てきたのは
ほのぼのとキレイに盛られた天麩羅。
海老は身が締まって甘みがある。
山菜も苦味に透明さがあって、次々と食べたくなる。

f0106938_920686.jpg
そしてそして、ネルの頼んだ「せいろ」。
なんだか軽くて、でも蕎麦の実の旨みがあって。
ぷんとほのかな蕎麦の香りも。
シャンシャンシャン、と頭の中で鈴が転がるような味わい。

よく蕎麦を「水だけで」「塩をつけて」というけど、
ここのは自分からそうしたくなるような
はかないけど何かを持っている。

やや濃い目のそばつゆ。
いい山葵と助けあってせいろに変化をもたせてくれる。

f0106938_9202780.jpg
A氏の「田舎」、細めの割り箸くらいでびっくり。
つまんでいる姿が「ホントに蕎麦?」って違和感あるくらい、太い。
噛み応えがあって食べてる実感がある。

お茶もおいしいし、打ち手のお兄さんも
運んでくれるおばさまも自然な感じで気持ちいい。

それにデザートのアイス。
聞けなかったけど、たぶん手作りで柚子とか柑橘系を
練りこんであるはず。嫌らしさのない甘さ。


そうか、そうか、わざわざ来てよかったぁ~。

開店から10分もしないうちに満席に。
ガラガラだった空き地のような駐車場、
帰りはいっぱいだった。

次はいつ来れるかな。。


<今日のお会計>
3570円・2名/せいろ(天付き)1575円、田舎(天付き)1680円
           デザート315円

<店を出て>
ネル:★★★★☆/わざわざ出かける価値のある蕎麦
     苦労して出かけてでも、もう一度食べたくなる味。
     さりげない器や庭と建物の調和、サービスの押し付けがましさのなさも
     いいのかも。この立地で食べるからこそ、余計においしいのかも。
     
A氏:★★★★☆/素直においしいね
     休みの日じゃないと行けない店。
     天付きにしたらそこそこボリュームもあるし、いいんじゃないかな。
     出てくるのに時間がかかるから、あんまりお腹すかせてるとキツイかも。
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by gaisyoku_calendar | 2007-07-16 09:26 | 藤枝・島田の[が]

037 竹 安  [南伊豆・下田] 

春すぎに出かけた1泊2日の伊豆旅行。


南伊豆に向けてクルマを走らせている
河津から下田へ抜ける414号線沿い、

国道から小さな橋を渡った川の向こうに
ポツンと空き地にたった、農家のような蕎麦店がある。

道沿いのガードレールにはいかにもな
木板&手書きの「手打ちそば」看板がに括り付けられ

これまで何度も、店の駐車場にバイクの集団
がいるのを目撃していたネル。

実はA氏も前々から気になっていて、既に3回ほど
定休日?にハマってしまい、ついぞ寄れたことが
なかったそう。


今回こそは・・・と意を決して橋を渡ってみると
ヤッタネ!、営業中の立て看板を発見♪
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■竹安 [蕎麦]
下田市須原1113-1
0558-28-0200

大きなテーブル席に昔のステーキハウスのような洋風椅子、
懐かしい食堂のような店内。

ラーメン店のように高い位置に置かれたテレビの下には
錆が回って赤茶けた鉄瓶や古びた徳利、小さな火鉢など
が大小問わず無造作に並べられている。

カウンターの向こうで働く、真っ白くて長い中国の仙人の
ようなおヒゲをはやした、店主らしきおじいさん。
それなりの趣味人なんだろうか。
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コップや食器が平たく積まれたカウンターの上には
ゆらゆらと垂れ下がる、手書きのお品書きが。

蕎麦茶を持ってきてくれたのは、農作業のままの
ような格好をした近所のお手伝い風なおばちゃま。

慣れたカンジでオーダーを取っていく。

味の想像がつかず、悩んだ末にネルは「山菜冷しそば」、
A氏は「辛みおろしそば」。
この時期限定だろう「たけの子さし身」もつられて注文。


登場した「たけの子さし身」、300円の安さにもかかわらず
つまみとしては二人でも十分な位の量。
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やっぱりこの辺が伊豆♪だよね。
オーナーの山で取れた、朝堀りかなあぁ・・・(←勝手に推測)

小皿に盛られた甘酸っぱい柚子味噌。

ちょこんと載った山葵は、うんっ?・・・うまい!!

色は山葵ソフトのようなやや白っぽい、もったりとした薄緑。
はじめ甘くて、ふんわりして、後からくる辛味はあっても旨みが勝つ。
おいしくて山葵だけを舐めたのって、この店のがはじめてだ。

白くぷりっとした、たけの子
柔らかくしゃりっとした歯ごたえで、まったくえぐみのない透明な味。

大げさにいうと(笑)、甘くない固めの洋ナシを食べているみたいな
フレッシュ!!な果物みたいな食感だ。

さわやかな山葵の風味とぴったり。
フルーティーな日本酒があったら、絶対合うハズ。

ネルのおばあちゃんちにも竹林があって、子どもの頃いやいや
筍の刺し身を食べてたけど。
こんなに美味しくなかったような・・・。
いやいや味覚がオトナになったから?


蕎麦は会津産の蕎麦粉を使用したニ八蕎麦。
すっと喉を通る感じで、くせのないおいしさ。
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「山菜冷しそば」のおろしは鬼おろしだったり、どーんとのった椎茸
がなかなかコクがあって旨みがあったり。
この辺が伊豆の山あいの蕎麦店にきたー!って満足感を与えてくれる。

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A氏の「辛みおろしそば」も、大根の辛さが蕎麦の優しい風味に
ちょうどいいくらい。

お会計を済ましてショップカードをもらうと、
なんと火・水・木が定休日、しかも昼11時~14時30分までの営業!!

こりゃA氏が寄れないワケだ・・・。


隠れた名店というわけではないけれど、のんびり伊豆気分を味わい
ながら、素朴な蕎麦の味を楽しむにはぴったり。

オシャレ感は期待できないので(笑)若者ドライブデート♪よりは、
お互いの趣味が分かった、オトナな二人ならハズレないかな☆


<今日のお会計>
 2300円・2名/辛みおろしそば1000円、山菜冷しそば1000円、たけの子さし身300円


<店を出て>
ネル:★★★☆☆/蕎麦もいいけど、たけの子☆感動!
    伊豆ドライブの途中、伊豆らしい思い出をつくるにはぴったりの店。
    たぶん蕎麦以外にも、季節ごとの地のモノが出てくるんだと思う。
    だし巻玉子も食べればよかった・・・。竹の子の時期なら、ぜひオススメ!
     
A氏:★★★☆☆/いいつまみがあると、蕎麦もおいしい♪
    念願だった蕎麦店。やっと寄れてもう満足・・・(笑)
    蕎麦は普通においしい。大盛りにしてもよかったかも。
    竹の子はアクがなくて柔らかいし、今までで一番おいしい刺し身だった。
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by gaisyoku_calendar | 2007-07-01 02:19 | 伊豆・東部の[が]

031 そばの実 [静岡・川辺町]

静岡街中の常磐公園から西側へ、大通りを渡ってすぐ。
すっきりした蕎麦が食べたいな~って時に思い浮かぶ「そばの実」。

■そばの実 [蕎麦]
静岡市葵区川辺町2-2-3
054-251-8000
f0106938_0383366.jpg
店内はテーブルとくつろげる座敷で20席ほど。
決して広くはないけれど、ほど良くこじんまりして
静かに蕎麦を食べたい時はこの位がちょうどいい感じ。

オーダーはいつもどおり「おろし」。
薬味LOVEのネル、どうしても薬味たっぷり&ぶっかけ系を選んでしまう。

蕎麦は挽きぐるみ、という甘皮まで一緒に挽き込んだ国産そば粉を使用してるそう。
たしかにココの蕎麦は香り・風味がある。
色もその時によってうっすら緑がかって見えたり。
ただ今日は夏のせいかな、コシというにはやや固めな気がしたけど。

つゆは濃い目、静岡にしたら少し辛いかなと感じる程度。
これがわさびを少し溶かして蕎麦湯を足すと、ホントおいしい。
好みで葱やゴマを入れて、たいがい飲み干してしまう。
f0106938_0391428.jpg
「おろし」には蕎麦の芽、鰹ぶし、海苔、ゴマ、葱とたっぷり。
とくに小さく形が揃って、均等に小口切りされた葱。
和食店のように神経の行き届いた、仕事の丁寧さが感じられる。

そして別皿には温泉玉子。
ぷりっと黄身が盛り上がって均等に熱が通った、ちょっとしたコツが要りそうな玉子だ。
おろしに玉子が付くかはその店次第だけど、ネルは玉子付き大賛成♪
真ん中にのせて辛目のつゆをからめれば、黄身のやさしい甘さが蕎麦をいっそう引き立てる。

A氏はせいろの大盛り。
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こんなにあった蕎麦、あっ!!という間になくなっていく。
せいろで食べると、やっぱり一段と蕎麦の香りがくっきり。

単品で追加した「そば麦ごはん」。
蕎麦の実と白米を一緒に炊き込んだモノだそうで、これがなかなかイケてる。
f0106938_0411423.jpg
付いてくる山葵ふりかけを、やや多めにかけるのがお気に入り♪
ふっくら艶っとしたご飯の炊き加減もいいし、少量入った蕎麦がいいアクセント。

店を出るとき、他のお客さんがオーダーした桜海老天を揚げている
いい香りが鼻先に。
ネルも秋になったら、ガッツリ天ぷらがのった蕎麦食べに来よう~っと。

<今日のお会計>
2100円位・2名/せいろ(大盛)950円、おろし850円、そば麦ごはん+漬物250円

<店を出て>
ネル:★★★★☆/きりっと引きしまった、蕎麦らしい蕎麦が好き
     輪郭のはっきりした、風味・香りがきちんと感じられる蕎麦。
     薬味ひとつ一つもきちんと吟味されていて、どれを食べてもブレがない。
     シンプルな店内、器類も気持ちいい。
     
A氏:★★★☆☆/喉越しがよくて、香りのいい蕎麦
     蕎麦もつゆもおいしい。それにそば麦ごはん、わさびふりかけもおいしくて
     蕎麦が大盛りでもあと少し食べたい、ってときにぴったり。
     次は更科、天ぷらのいいのに挑戦してみよ。
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by gaisyoku_calendar | 2006-08-04 23:52 | 静岡街中の[が]

027 鷹匠 つむらや [静岡・鷹匠]

f0106938_1143894.jpg夜風に揺れる柳の枝。控えめに色づく季節の花。
石灯篭の明かりを頼りに、打ち水された引き込みを抜けて引き戸を開けると、天井の高い落ち着いた田舎家が迎えてくれる。

■鷹匠 つむらや [蕎麦・酒肴]
静岡市葵区鷹匠2-13-17
054-252-4514

囲炉裏のある上がり座敷、長い年月使い込まれて角が丸くなった木のテーブル。和紙の灯りや天井を飾る大小の凧や団扇。壁のあちこちに半紙に墨で書かれた季節のメニューと酒の数々。

かつての豪農の古民家を移築してきたような店内。
蕎麦屋らしい落ち着いた空間。

蕎麦メニューは品があって細め。
石臼で挽いて打った二八そばがメインだ。

ネルが初めてここに来たのはもう6~7年前。
その時以来、今回こそ別のメニューにしよう、、と思いつつ必ず頼んでしまうのが
冷たいぶっかけ蕎麦5種セットの「ふくわうち」。

この「ふくわうち」、もし「究極の静岡メニュー☆10選」があったらノミネート確実な位の名品♪
なんてたって [おいしさ+コストパフォーマンス+ボリューム]のバランスがスバラシイ!

蕎麦というと値段にしては量がモノ足りない、味が単調、な気がしたり
きちんとした夕飯には悩むとこだったけど、この「ふくわうち」ならその辺ばっちりクリア♪

さてさてその内容はというと、定番4品+月替りの変わり蕎麦1品 = 蕎麦5品 てな構成。
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<定番の蕎麦>
・桜海老の「かき揚げ」/桜海老のかき揚げ・ねぎ 
・「生麩鶏肉椎茸煮」 /生麩揚げ3種・鶏肉煮付・椎茸煮付
・「そばもやし」  /そばの芽・かつをぶし
・おろし「いそ」   /おろし・海苔・絹さや・天かす・ねぎ
<変わり蕎麦>
・今月は→「赤しそ切りそば」

とくに このかき揚げ、桜海老のかき揚げを名物に謳ってる店より
オトク度高いんじゃない??かと思える位の、大きさ&厚さ!
ほぼ桜海老のみで構成されてるのに、か_しゅっ_と噛み応えが
あるほどたっぷり桜海老を使ってる。

でも今日のはなんだか薄めだった?けど。。インパクトに残るのは間違いナシ。

それに生麩。
静岡ではそれほど一般的じゃない食材だけど、独特の粘りと甘みが大好き!
イチョウを模したもの、あと四角いの、それによもぎ麩かなあ、
3種が入ってカワイイ。
鶏肉も醤油とみりんできっちり煮上げてあって、中までダシが滲みこんでる。

器は5種それぞれ柄が違っている。
一つ一つの器は手のひらに載るほどの大きさだけど、蕎麦の量はしっかり。
これ一皿に盛ったとしたら、大盛りレベルじゃすまない量なはず。

酒も蕎麦店としてはなかなか。
「久保田」をはじめ、純米酒・吟醸酒など人気銘柄がラインナップ。
ネルもここで初めて飲んだ、発泡日本酒「すず音」が今でもお気に入り♪
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もちろん酒肴メニューも充実。
ベーシックな玉子焼き、蕎麦味噌、鳥わさになんかの蕎麦屋メニューにプラスして
京生ゆば「くみ上げ」と「引き上げ」があったり、「生ハム・生サラミ」盛り合わせ、「スペイン風鶏の天ぷら」なんてあって、わぁ~これまたおいしそう☆

今日飲んだのは初見の「そばの実ドラフト」。
冷凍庫でカキーンと冷やしたグラスと一緒に登場~。
発泡酒だけどオーストリアのヘンプビールに似た味わい。
爽やかで軽いキレがあって、夏の軽めな食卓にはちょうどいいかも。

そうそう、A氏の二色そば、せいろと本日の変わり蕎麦の「韃靼蕎麦」↓の二枚。
健康に良い成分で注目らしいけど、ネルは単に田舎そばみたいな味が好き☆
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今回は混んでて一番入り口に近い席に座ったけど
平日夜にもかかわらずお客さんはひっきりなし。
10分に1回以上は入り口が開く。
f0106938_1183741.jpg入ってくるのは年配ご夫婦から20代カップル、座るなりスポーツ新聞を広げてメニューを見ずに「鴨せいろ大盛り!」とオーダーしてるサラリーマン男性とか。
客層が偏ってなくて、活気があるのもまたいい感じ。

ネルも「ふくわうち」卒業して、酒肴メニューに行きたいとこだけど。。
「ふくわうち」食べないとつむらやに来た気がしなくって。
あの~、でも他の蕎麦もちゃんとおいしいです。ハイ(笑。

<今日のお会計>
 2850円・2名 /ふくわうち1400円、二色そば(変わり一種・せいろ)1000円
            そばの実ドラフト350円・お通し100円
<店を出て>
ネル:★★★★☆/味もCPも店内も、静岡蕎麦ならはずせない一軒 
     どこか夕飯で蕎麦、と思うと真っ先に思い浮かぶ店。
     いつもテキパキ働いてる年配のおかみさんも上品でしゃっきりしてていい感じ♪
     店全体も好きだけど「ふくわうち」も変わらず看板メニューでいてほしい。
     
A氏:★★★☆☆/通いやすいお蕎麦屋さん
     ちょっとお腹すいたときに気軽に行けて、飲食店としての総合点が高い。
     量は多いはずだし、毎月変わり蕎麦も食べれるし、店に活気があっていい。
     今回の韃靼蕎麦、お通しの「なめこの和え物」もおいしかった。
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by gaisyoku_calendar | 2006-07-17 23:55 | 静岡街中の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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