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076 ジャンティ [静岡・両替町]

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by gaisyoku_calendar | 2010-12-03 01:33 | 静岡街中の[が]

071 レストラン ビオス [旧・富士郡芝川町]

 
 最近定着した感のある「野菜がウリの料理店」。
 たぶんネルもA氏もそれほど好みではないだろうと、近寄らないようにしてきたハズ。

 なのに。
 ちょっとイイコトがあった休日、ついつい気が大きくなって出かけてしまったのです…

 ■restaurant BIO-S レストラン ビオス  [自家有機野菜メインのフランス料理]
  富士宮市大鹿窪939-1
  0544-67-0095
  http://www.bio-farm.jp/

 オープンは昨年の12月。
 以前からオーナーさんの農業ビジネス、野菜宅配やデリ展開など、
 いろんなメディアで目にしている人も多いかも。

 天井を高く窓を大きく、借景を取り込みながら採光も十分に配慮された明るい店内。
 白を基調に木や土の自然素材をふんだんに使い、現代的で清潔感いっぱい。

 テーブルクロスもきちんと厚手で上質、カトラリーはクリストフルで。
 
 オーダーは二人とも一番お手軽なランチコース。 
 ランチでもコースメニューは4種ほどあって、一番上は9000円ぐらいだったかな?


 ■その日のおすすめ おまかせランチ 2940円(税・サ込)

 <アミューズ>トマトとほうれん草の×××(ひと口大のポンデケージョみたいなの)

 <パン2種&オリーブオイル> 

 <前 菜>功刀さんが育てた3年物の虹鱒と野菜のテリーヌ  春の畑のサラダを添えて

 <メイン>沼津港から 本日のお魚のポワレ菜の花添え 白ワインソース
        or
       豚肩ロースのコンフィ 白インゲンと早春野菜のトマト煮

 <デザート> ルッコラのブラマンジェ

 <小菓子> 柚子のパウンドケーキ&ごぼうのクッキー

 <食後の飲み物>コーヒーorエスプレッソor紅茶orハーブティー



 食事を終えて思ったのは…

 やっぱりネルたち、この店のターゲットではなかった(笑)。


 行く前から予想はできてたのに…これは誘ったこちらの責任。
 A氏、すみませぬ。


 驚いたのは、ある程度の客単価を設定している料理店なハズなのに
 スタッフの半分はまるで笑顔も挨拶なく
 オーダー取りから始まって料理説明も終始??で、ほぼすべてこちらから質問。

 といってもどのスタッフさんも全然悪気ないんだろうな…
 っていうごく淡々とした空気はものすごーーく伝わってくる。
 

 食事中の一例だと、スタッフさんがカトラリーを落としてしまったとき
 硬いタイル貼の床にガッッシャーーーンて大音量が響き渡ったにもかかわらず
 本人はもちろん、その場にいるスタッフさん全員もナゼかまるで無言。

 店中水を打ったようにシーーーーンと静まり返って…

 もうこの空気、いたたまれない(笑)。
 失礼しました!って私が代わりに大声で言いたい。。

 
 となりの女性客が食事中ずっと、食べづらそうに大きなバッグをイスと背の間に挟んでるから
 たまにポロッと落としてしまい、しかも自分で恥ずかしそうに拾ったりしてるの、
 あぁ、荷物台持ってきてあげたい。。。

 道に迷って遅い時間に入ってきた(話し声聞こえてしまった…)別の女性客がオーダーしようと
 すいませーーん、って聞こえてるはずの距離で何度も声かけてるのに誰も来てもらえないの、
 私がスタッフさん呼んできてあげたい。。。。


 他に接客以外にももろもろ、え、ここではこれが普通なんだ???なことが連発。
 よっぽどネルたちと相性が悪いのか、来店タイミングが悪かったのか…


 でも、色々考え合わせると、腹立たしい気持ちにはなれない。
 途中A氏とふたり、笑えてきちゃったくらい。


 全然ジャンルは違うけど、
 軽井沢星のやで有名な同系列の宿に泊ったときの、激しい違和感と似た感覚。

 媒体露出はすごいし、実際ファンもリピーターも多くて支持されてるのだろうけど
 でも働いてる人の他人事な雰囲気がそっくりだし、
 あぁ私はお呼びじゃなかったんだな…っていう戸惑い。。

 
 そうそう、もともとオープンして時間も経ったし、いい意味で予想を裏切ってもらえたら♪
 とこちらに都合よく思ってただけだし…



 それにしても。(←まだ言ってる。笑)

 あぁ、デジャブ!!


 富士宮のヴァルナが思い出されてしまう。
 二店に共通して感じたのは

 ☆理想コンセプト → 応援したい
 ☆媒体露出 → 怒涛の勢い
 ☆立地 → 首都圏からのドライブコース範囲内の郊外
 ☆ハコ&インテリア&テーブルコーディネート → とってもステキ
 ☆接客&ホスピタリティ → ?

  
 たぶん今回ホールがこんな感じだったのは
 たまたまこの時間はオーナーさんが接客に入っていなかったから、だと思う。
 オーナーさんがいれば、受ける印象はだいぶ違ったのだと思う。 

 それにレセプション担当のキレイな女性は誠実なとっても感じのいい方で、
 笑顔も気遣いもあって、唯一プロのオーラ。
 他のスタッフさんも、一生懸命なんだとは思う。
  

 ただいちばん肝心の料理のおいしさが、どれも…

 コンフィにした肩ロースは肉の旨みが抜けきって、
 代わりに繊維のスキマにべったり揚油が充満してるし

 デザートや小菓子は近所の奥様の手づくり野菜スイーツです♪な素人っぽさ全開、
 味を犠牲にして野菜を主張した結果、不快な土くささがずっと口に残る…

 どうしたんだろう。
 ランチだから?でもきちんとした店だし、いちおうこの料金だし。。
 …この日だけのことなんだろうか。。
 

 あっ、でも、
 前菜やメインのポーションは予想以上だったし

 前菜の付け合わせに出た自家畑のリーフ類は、さすがの風味と鮮度で感心。
 ふたり唯一ホッとした瞬間(笑)



 ウーーーーーーーーーーーーーーーン、
 つまり、


 おそらく

 有機野菜、食の安全、地産地消、新しい農業&農業ビジネス、レストランビジネス

 に興味があるとか

 首都圏のレストランに行き飽きてたり、
 地方の料理店の新しい取り組みに前向きに共鳴&理解できて、買い支える気持ちがある人
 が楽しめて


 コンセプトは応援&共感するけど
 「心地よい雰囲気の中で、おいしい料理を、納得感ある料金で」
 ふつうに食事を楽しみたい、地元のネルとA氏が

 それなりの労力と時間と交通費をかけて
 休日の大事な一食をメインの楽しみに出かけるのには、やっぱり違ったんだなって。
 

 帰りしな駐車場のクルマは偶然なのか、全て県内ナンバー。
 あれ、首都圏のお金持ちがターゲットじゃないのかな…


 帰りのクルマのなか、A氏が小さな声でぼそっと

 「遅れて入ってきた隣の席の女の子、

  肉料理食べながら  久しぶりに学食の味思い出した って言ってたよ」


 わーーーー。。。

 なんか、ホントいろいろ、すみませんでした!!
 
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by gaisyoku_calendar | 2010-04-13 12:48 | 伊豆・東部の[が]

宿08-3 アルカナ イズ_朝食

翌朝も見事に快晴!

冷たい森の空気が支配するテラスデッキで
小鳥のさえずりに耳を傾けながら

源泉掛け流しの露天風呂で、朝一番風呂。


…肩から上だけぼんやりとした朝霞に囲まれて
 立ち昇る白い湯気の向こうに眺める清流は

これ以上ないくらいすがすがしい景色。


ふぅ~~贅沢だぁ。。。


部屋にTVがないから
いつもと同じ朝のワイドショーで時間を確認しながら、の身支度はできない。
こんな些細な違和感が日常と違う時間を過ごしていることを確認させてくれる。

朝食の予約は8時30分。
レストランへの小道をいそいそと♪

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選んだ席は昨晩につづいてカウンター席。
朝陽にきらきら輝く森の景色が、目の前いっぱいに広がっている。

相変わらず気持ちいいなぁ。。

まずは<フレッシュジュース>を。
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A氏はトマトジュース。
北海道余市から送られてくるそうで、濃厚でコクがあるのに飲みやすい。
私はオレンジジュースで。

ここで頼んでおいた新聞がすっと出される。

部屋に直接新聞を入れてくれるのが一般的なホテルだと思うけど、
朝食を食べながら新聞も読みたい(行儀悪い?)私には
この場で渡してもらえるのがものすごくウレシイ♪

喜んで目を通し始めたころ、
モダンで豪華なトレイにのった朝食セットが登場!!
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楽しく立体的に、美しく盛り付けられたいくつものプレート&グラス。

うわうわっ、なんかすごそう…
どれから手にとればいいか迷ってしまう。

びっくりしてたらスタッフさんがフレンチっぽい繊細な色彩画の図解メニューを渡してくれる。

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<アルカナ遊園地・大自然バージョン>
と命名された朝食プレート。

あぁ、ナルホド~
こうやって書いて置いてくれると、その都度確認しながらどれを食べるか選べてとってもいい♪
口頭で説明されて分からなくなっちゃうより、お互い便利~

<スープ>arcana裏の畑で育った野菜のスープ

<ハム>自家製ロースハム、小豆島の非加熱オリーブ、粒マスタード、ピクルス

<サラダ>梶谷農園のリーフサラダ&ドレッシング


どれも新鮮さと素材の良さが伝わってくる、伊豆の朝の空気にふさわしいおいしさ。
しっとりしたロースハムはあっさり味なのに熟成が深い。

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<パン>
arcanaの窯で焼き上げる5種類のパン達


フランスパン、クロワッサン、ブール、ベーコンのフォカッチャ…どれも小ぶりでちょうどいい♪
ディナーと同じパンが出ていない気がするのはスゴイ。

パンにあわせてドリンクは静岡人にはおなじみ、いでぼく製ミルクをおかわり。

<コンフィチュール+バター>
ニューサマーオレンジ&ベリーのコンフィチュール、木苺&ハーブのバター


バターや小麦の味がしっかりしたパンにはあまり出番のないコンフィチュール&バターだったけど、
新鮮で自然な風味のよさが伝わってくるから、そのままで少量を味わってもとってもおいしい。

そして目をひく<「シースルー観覧車」>と名づけられた7種のグラス。
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左から/
ココナッツのスープと泡、トマトとマンゴーのガスパチョ、ポテトのヴルーテ、フレッシュ野菜

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左から/
林檎のピュレ、パイナップル&アロエ、ハムで巻いたクリームチーズとドライフルーツ


うーーーん、スゴイ、凝ってる!!!
手に持って食べるひとくちサイズのグラスの一品が、いかにもフレンチの朝食って感じ。

このとことん女性らしさ満開のコーディネート&色彩画のメニュー表で
あれ、神戸北野ホテルの“世界一の朝食”に似てるなぁ…と思い巡らしてたら
その通り、メインシェフは神戸北野ホテルにいたこともある方だそう。

でもあちらはもっと洋モノな女性っぽい、カラフル&スイートなコーディネート。
アルカナイズの方がよりオーガニック&大人なラインアップに進化している気がする。

それと感心してしまったのが

<玉子料理>天城たまごの里より届くふるさと卵のポシェ

ディナーのときの玉子もおいしいと思ったけど、改めて主役として食べてみると
半熟より少し固めの玉子の今まで感じたことのない甘さと濃厚さにびっくり。。

これって調理のセンスもあるけど、素材の実力もかなりのものだと思う。

そうかーー、朝食とはいえどれも選ぶ素材からして違うんだな。。。

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<デザート>ヨーグルトと蜜蝋
フレッシュなヨーグルトはもちろん、はじめて食べたトッピングのコムハニー(巣蜜)がおいしい!

このコムハニー、本物の巣箱の木枠ごとわざわざワゴンで席まで運んでくれて
スタッフさんが直接目の前ですくって取り分けてくれる、なんとも丁寧なプレゼンつき♪
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うわーーー、すごい!!
これ、ニュージーランド産ホワイトクローバーのコムハニーだそうで、
少しシャリッとした噛み応えのあとサッと口のなかに残らず溶けて、ホントおいし~

精製されたねっとりした甘さじゃなくて、ミネラルとか花の香りがするようなスッキリした甘さ。

朝からこんな貴重でおいしいものが食べられるなんて…
はぁ~贅沢、ゼイタク♪

このときたまたま目の前にいたのが若い、でも実際現場を任されているらしいシェフ。
夜の野菜を仕込み中のところをカウンター越しに世間話に付き合ってくれる。

最後はコーヒーと紅茶で。
これも十分おいしい。

食べ切れなかったパンはバトラーさんが丁寧に包んで、紙袋に入れて
プレゼントのように手渡してくれる細やかさ。


 もう一度新聞に目を通して、

 時おり目の前に広がる森の緑に目を移しては、またまったり。。


ふだん泊るホテルの朝食は大規模なダイニングでのブッフェ形式がほとんど。
それはそれですごく楽しみなのだけど

朝食の質やサービスが充実してれば、いくらお決まりのメニューとはいえ
気分がこんなにもゆるやかで和めることは新発見。

朝からきちんとしたテーブルセッティング、繊細で小さなグラスやカトラリー。
自分専用の席と空間と景色…

キレイなものに朝から囲まれるのってうれしい。

A氏はボリュームに不満だったのか、
ベーコンとかソーセージ類がなかったのがすごーーく残念そうだったけど(笑)
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by gaisyoku_calendar | 2010-04-09 05:03 | 旅先_伊豆の[が]

宿08-2 アルカナ イズ_ディナー

温泉と部屋でたっぷり寛いで、もうすぐ18時。
ディナーの予約時間が迫ってる。

ここぞとばかり、お気に入りのダイアン・フォン風ラップワンピースに着替えておめかし(笑)。
普段なかなか出番のない服だからウレシイ♪
A氏も春らしい、明るい色味の革ジャケット着用。

お風呂上りのディナーはカジュアルな格好のゲストも多いだろうケド、
ここはやっぱりレストランとスタッフのみなさんに敬意と期待を込めて…、おしゃれモードで☆


別棟にあるレストラン「リュミエール」。

建物入り口前には夜風に吹かれながら、既に担当バトラーさんがスタンバイ。
「○○さま、お待ちしておりました」と笑顔でお出迎えしてくれる。

この宿ではスタッフがレストランや客室等とかっちり役割分担せず、ひとりで複数の作業を横断して担当する
最近スモールホテルで主流となりつつあるスタイルをとっているよう。

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効果的に木を使い、高い天井からスポットライトの明かりが控えめに落ちる店内。
シャープな造りはまるでどこかのモダンな美術館のよう。

奥に深いレイアウトは印象的なカウンターが一直線に貫き、
フレンチでは相当珍しいはずのオープンキッチンスタイルを採用。

視線の先、バックカウンターは圧巻の全面ガラス張り。
妖しくライトアップされた森の木々が闇夜に浮かぶ、神秘的な光景が広がっている。

う~ん、イヤでも気分が高揚する仕掛けが満載♪
規模は違うけどガラスの向こうの闇夜の眺めは、静岡なら浮月楼のライフタイムの雰囲気が近いかも。

席は一段上がったオペラシートとカウンター席とどちらかお好きな方を、と聞かれて
一瞬悩んだもののシェフの動きが楽しめるカウンターに決定♪
担当バトラーさん、ひざ掛けお持ちしましょうか、と細やかに気配りしてくれる。

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フレンチに関して相当ウブな私。。
用意されているテーブルセットの麻のナプキンやクロスの選び抜かれた上質感だけで、もうワクワク♪♪~

部屋で打ち合わせをした、スマートなソムリエさんが登場。
話しやすくてワイン以外にコースの料理について質問したことにも
それぞれ分かりやすく答えてくれる。

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A氏はリストを見ながら悩んだ末に白ワインを。
私はお任せのカクテル。
濃い果実感とほど良い酸味と爽やかさがあって、甘すぎず食事にも合いそう。

ここで飲料は食後のカフェを除けばミネラルウォーターから別料金。
ワインはグラスで2000円ぐらいから。。
静岡ではなかなかそこまでのレストランはないけど、ここまできたなら覚悟を決めましょうとも(笑)!

セレクトする皿もすんなり決まり、食前酒で口を潤して
いよいよ “La terre IZU  伊豆の大地” の コースがスタートです~♪


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<アミューズ>
一口のお愉しみ


ガラスの器に品よく盛られた、冷たいトマトの一品。
これがコクのあるとても果実味豊かなトマトで、この後もトマトを使ったメニューがたくさん。

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<冷前菜>
稲取沖の金目鯛のカルパッチョ 春草風味 黒オリーブ・茄子・トマト 地中海をイメージして


伊豆でお馴染みのキンメダイ。
軽く焙ってパリッと焼けた皮が最高!
くやしいけど今まで伊豆で食べてきた煮付や刺身のキンメより、よっぽど美味しかった(笑)

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<冷前菜>
大自然・伊豆の輝き リュミエール・アルカナ・イズ スペシャリテの一皿


私が追加料金で頼んだ、50種類の野菜プレート。 
出てきたときはあまりの大きさと山盛り緑に、サラダピッツアかと思ったほど(笑)。

珍しい西洋野菜や季節の露地モノなど、フレッシュ・ボイル・グリル・フライなど
いろんな調理法でカラフルに50種類を盛り込んでいる。

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<パン>
全粒粉パン、フランスパン、カンパーニュ等3~4種+トマトペースト


いいタイミングで出される小ぶりなパン。なくなればすぐ追加してくれる。
宿で焼いているそうで、どれもおいしい。

で、おいしいのがバターの代わりに出される、トマトペースト!
もちろんレストランオリジナルの手づくりペーストだそうで
濃厚なトマト&数種の野菜エキスとスパイスのバランスがよくて、喉越しもいい。

これってすごく納得。
フレンチでただでさえ胃が重くなりがちなのに、パンのバターで更に重くなるのって
身体ににやさしくないものね。

この辺は新しいフレンチならではの発想だろうし、実際食べておいしいからすごくしっくりくる。
お土産で買って帰るゲスト続出だと聞いて、またまた納得。

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<温前菜>
‘春‘ 出始めた貝類のグリエ ういきょうのエミュルション グリーンアニスの香り


ホタテがメインのグリル。
ういきょう=フェンネルと甘草のようなグリーンアニスを使ったスープが一緒に。

この魚介エキスがつまった風味濃厚なスープがすごく印象的。
やっぱりフレンチって一つの皿に色んな食材が入って手間がかかるし、
仕込みも食材を合わせるタイミングも大変そうだな~と改めて感心。

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<魚料理>
香味オイルでポシェした富士の鱒 モリーユ茸のフリカッセと卵黄の球体ソース


ここで地元名産のマスが登場。
首都圏から来た人は喜んでくれるかな??

卵黄がのったアンチョビソースがすっごくおいしい♪
この卵黄もやたらにコクがあるし。。

ここまで食べきて、どれも予想外に“味の輪郭”がハッキリしているのに重くないのにびっくり。
塩やバター・生クリームでなく、素材の持ち味を凝縮して表現することに神経を張り詰めてるというか。

野菜がメイン、と謳うと料理店だと身体にはやさしいけど物足りないとか印象が薄い気がするけど、
このレストランははっきり皿の方向性が出るまで、完成度を突き詰めてそう。


ふ~~~~ん、
最近のフレンチってそういうものなのかーーー。。。

それにとにかく店内にスタッフがたくさん!
担当バトラーさんや複数人のサービススタッフ、ちらっと視線を上げただけですぐに気付いて
料理説明やらパンの追加やら、何くれとなく世話を焼いてくれる。

おかげで食事がとっても楽しい♪
空になった皿を適切なタイミングで下げてもらえるのだって、実はものすごく気持ちのいいことだし。

これはもちろん、ネルたちがスタッフとの会話を楽しみたいと思っているのを汲んでのことだと思う。
そっとしておいてほしいゲストにはそれなりの対応をきちんとしてくれる気配が、はっきり伝わってくるし。

この日のゲストの入りはざっと見、半分くらい。

一方レストランにいるスタッフは、ホールとシェフや厨房スタッフも含めれば15人以上位はいそうな雰囲気。
ごく単純な計算ではこの日のディナーは1ゲストにほぼスタッフ1名、になってしまいそう。。
この手厚い人員配置も普通のレストランと高級レストランの根本的な違いなんだろうな。。

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<ミネラルウォーター>
スパークリング OREZZA オレッツア


途中ガス入りミネラルウォーターを追加。
フランス・地中海のコルシカ島の天然発泡水。いただくのは初めて。

気泡が繊細で後味すっきり、爽やかさではいつものペリエより断然おいしい☆
ラベルデザインもステキだし、これにしてヨカッタ~


続いて出されたのは優雅なS字カーブが美しいライヨール・ナイフ。
ふふっ、いよいよメインの皿が登場です~♪

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<肉料理>
こんがりローストした仔羊背肉と腿肉の低温キュイ 温かい南仏野菜のサラダ添え


手前のロールされた二つが背肉、パン粉のようなのがまぶされたのが腿肉。
どちらも瑞々しい、あっさり具合。

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<肉料理>
ひらい牧場産 伊豆牛ロース肉のポワレ 牛テールのソース いろいろ伊豆野菜の付け合わせ


A氏が追加料金でオーダーした伊豆牛。

もともと伊豆牛☆大好きなネルたち。伊豆旅の帰りはいつも大仁のひらい精肉店に寄り道して
グラム200~300円の伊豆牛切り落としやコマ切れを大量購入してるから、
こんな改まった端正な姿の伊豆牛とご対面するのはなんだか…こそばゆいナ(笑)

ロース肉は相変わらずのおいしさ♪
とくに牛テールのソースが濃厚でおーいしーー♪

やっぱり自宅でいただく伊豆牛とはひと味もふた味も違います(笑)
あーー、でも家ではもっとガッツリ量を食べられるからなぁ。。。


あっという間に空になったお皿。
フロマージュはいかがですか、と勧められるけどもうワインて気分じゃないし…とパス。


次はデザートかな~とのんびり待っていたら、ふたりのクロスの真ん中に
丸いプレートがいきなりスーッと!

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なんと宿からサプライズのケーキが!!
しかも席の周りを4人ぐらいのスタッフにぐるっと囲まれて一斉に超笑顔で、おめでとうございます!の言葉も一緒に。


うっわ~~~~、アリガトウゴザイマス(…感激)。。

初めての滞在だし、ここまでしてもらえるとは本当に予想してなかった。。。

気恥ずかしいけど、やっぱりウレシイ♪

ふうつのお店でバイトの子に言われても嬉しいけど、やっぱりこういう場でサービスのプロの人たちに祝ってもらえるのは格別。
あー自分もオトナになったんだなぁ。。。ってしみじみと思ってみたり(笑)


おいしいチョコレートケーキのプレートはこれだけでも十分満足♪
でもコースのデザートもしっかりいただきますよ~

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<デセール>
焼いてないのにカリカリする黄金柑のクレームブリュレ 流れ出るジュースと伊豆蜂蜜のアロマ
 

地元産キンカンの爽やかさとクレームブリュレのとろっと甘いクリームがぴったり。
さくさくしたシャーベットもおいしい。

食後の飲み物はいろいろ選べたけど、ひと息つきたくてコーヒーで。
奥から何度か豆を挽く音が聞こえてたから、ちょっと期待♪

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予想通り、中深煎りのブレンドコーヒー。
カップが大きめで、たっぷり飲める。

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A氏のアイスコーヒー。
うわーーーー、おーいしーー。。アイスなのにきちんと苦味も風味も香りも、全部ある。

好き嫌いは分かれるかもしれないけど、エスプレッソの水出しって感じ???

普段飲んでるアイスコーヒーとは確かに違う。。
こういうの普段と同じモノが違うのが、やっぱりステキだなぁ。


はぁ、十分満足したけど、ラストスパート♪
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<ミニャルディーズ>
伊豆の香りの一口小菓子 


ワンプレートに2人分が可愛く盛られて登場。
抹茶ムース、ガナッシュチョコと紅ほっぺイチゴ、チーズケーキだったかな?
紅茶と迷ったけどブレンドコーヒーでちょうどいい感じ。


ふーーー、ここまで2時間30分ちょっと。

たくさん食べてお腹いっぱいなんだけど、息苦しさはないというか。
料理のポーションは少なめだし、こってりしたものも少なかったからかな。

いつでもガッツリ食べたいA氏、「オレもお腹いっぱいになったよ」と満足そう。

でもその満足感の半分は、若いスタッフのかいがいしい接客にあるような気がする。
やっぱり接客って、大事だな。。。
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by gaisyoku_calendar | 2010-03-27 06:01 | 旅先_伊豆の[が]

北5-3 ル・バエレンタル  ランチコース・後編

ウキウキしてる間にも続々とお料理が♪

「本日のスープ」はカクテルグラスを使った涼やかスタイル。
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冷たいビシソワーズはじゃがいもの甘さにコクたっぷり!
北海道らしく、底にはごろんとした大ぶりのウニの塊も。

実はウニ苦手(汗)…なんだけど
ここのなら大丈夫かな?とおそるおそる口に運ぶと

わぁ、おいしいぃ~~~♪
ぜんぜん生臭くもないし、ビシソワーズが絡むことで
ウニ独特のコクのある旨味もマイルドにすんなり楽しめる。

そしていよいよメインの登場☆

「若鶏胸肉の低温ロティ 
ウィーン風 シェリー酒風味のソース」
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あっさりした胸肉の上に何かカリッとしたもの?がたっぷり。
うーーん、これと一緒に食べると尚いい感じ♪

添えられたウズラの卵のポーチドエッグ、ふるふるでやわらかくて
少しだけ載ったアンチョビソースと相性ぴったり。
こんなちょっとした付け合わせまで素晴らしい。

チェンジしてもらった仔羊。
「骨付仔羊ロース肉の炭火焼  ドライトマト風味のマスタードとともに」
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ふんわり柔らかくてみずみずしくて、脂の甘いイイ~香り。
肉の繊維の隅々にまで旨味たっぷり。

なんとか仔羊用意してもらえて、ホント良かったぁぁ(涙)

A氏、いつもとまるで違う、超ゆ~っくりペースで肉食べてる。
ソレ好きなものは最後までとっておくパターン(?)ってことだよね(笑)。

ホッ、どうやらA氏気に入ったみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪

あれっ?最初にでてきたスプーンの一皿、再び~
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スプーンにのった「ピナコラータのソルベ」。

このアヴァンデセールもメニューにない一品。
ふぅ、さっぱり♪

空いたスプーンの手渡しも、さっきの予習でスンナリOK☆


そしてグランデセールはナ・ン・ト、驚きの2皿構成♪♪~
ウレシィ~~~(笑)

1皿目は冷たいデザート
「苺と自家製アイスクリーム リュバーブのコンフィチュール添え」
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右側の白いそぼろ状のものがアイスクリーム。
この顆粒アイス、液体窒素で急激にミルクを凍らせたあと粉砕してできたものだそう。

さらさらした顆粒のそぼろを口に入れると
さぁーーーーっと跡形もなく溶けて、ふんわり甘い余韻が。

リッチなミルクアイスクリーム味。
苺にもよく絡んで、上品なのにしっかりした甘みが満足感大♪

フランス料理にウブなネル、こういう凝った演出は大歓迎~
静岡だと液体窒素導入してるお店、ほとんどないんじゃないかなぁ。

テイクアウトできるケーキにデコレーションしたものとは全く次元が違う。
こんな尋常じゃない繊細さの、プロの技術のデザートを食べられるのが
外食の楽しみなんだよナ~

しばらく経っても溶けずに冷たさと形を保っている。
普通のアイスクリームよりもずっと持ちがいい。
こういうところにも何か工夫があるのかな、スゴイなぁ・・・


そしていよいよラスト、2皿目のデセール。

出てきたのはナント、綿アメ!
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それに手づくりの生キャラメルが3種類ほど。

えぇっ何コレ?と驚いてたら、3皿めが!
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真ん中のグラスはブラッドオレンジジュースのジュレ?にムースを載せたもの。
周囲に小さな焼き菓子。ミニマカロン2つにミニマドレーヌ2つ、生チョコレート。

わぁ・・・信じられない、楽しすぎるぅ・・・!!!

手につかんだ綿アメ、ピンクグレープフルーツというだけあってほんのりピンク。
顔に近づくと柑橘類のふわっといい香り。

見た目だけのお遊びかと思って口にしたら、イヤイヤ、これがおいしーー!
ちゃんと甘酸っぱくて、果汁のみずみずしい爽やかさが伝わってくる。
ひゃーー、、この技術、絶対すごいヨ。。。

それにしてもデセールだけで3皿出るって。。

ラストはファーストフラッシュの紅茶でひと息。
一緒に出された砂糖。
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見るからにおいしそうな気配…。
スプーンにとって舐めてみると和三盆のようなコクと深み、ナチュラルなやさしい甘さ。
でも和三盆にしてはサラサラすぎだし、これナンだろう???

もうたまらずスタッフさんに訪ねると、フランスの有名な固形ブラウンシュガーを
溶けやすいようわざわざ粉砕して出してるのだとか。。

そうなのね、やっぱりここでも上質素材を一手間かけて…。


はーーー、こんな感じで初グランメゾン、
めでたく大・大満足で終了!

結局出てきたのは

アペリティフ、一口前菜、前菜、パン、スープ、メイン料理、
お口直し、デザート、小菓子1、小菓子2、コーヒー

の11皿!! 
どれもグランメゾンのクオリティとワクワク感♪

盛合せになってたアペリティフや小菓子の皿もあるから、
料理の種類にしたらもう、信じられないほど…。


料理をはじめ空間もテーブル周りも素晴らしいのはもちろん、
やっぱり違うのはスタッフ。

こちらの質問に期待以上の知識で的確に答えてくれるし、

あるお皿をまじまじと見つめていたら、その視線に気付いてか
「このプレートは・・・」と聞く前に説明してくれたことも。

こんな先回りのサービスはちょっと、と思う方ももちろんいるだろうけど
これって短時間のうちにネルたちのキャラを掴んでくれて、の接し方だと思う。

空間もサービスも存分に味わいたいと思ってるネルは大歓迎♪
立ち入ってほしくないゲストには一線を保った接し方をしてくれるはず。

こういう個別対応が即時にできるのが、高級店の証なんだろうな。

でも今度行くなら女同士かな。
おいしいモノ好きの友達とキャーキャー盛り上がりながら食べたいなぁ♪

誰か一緒に、行きませんか(笑)?


<今日のお会計>
1万1190円・2名・サ10%/ MENU D'AFFAIRE(平日ランチコース) 2940円×2
                  メイン料理食材変更×1
                   自家製ジンジャーエール×2、ペリエ×2             
                  
<店を出て>
ネル:★★★★☆/食の世界ってすごいなぁぁ・・・
     はじめは緊張したけど、料理のおいしさやテーブル周りのいろんなものに
     感動して緊張がどこかいってしまった(笑)。あれだけスタッフを揃えて、
     あの品数とクオリティでどうしてこの価格で出せるのか。。ナゾ(笑)
     
A氏:★★★☆☆/仔羊おいしかった
     メイン料理、仔羊に変えてもらっていくらになるか心配だったけど(笑)、
     妥当な額しか乗ってなくて逆に驚いた。どれもおいしかったし、仔羊も
     よかったけど…。どうもオレにかしこまった店は合わない気がする。
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by gaisyoku_calendar | 2009-08-17 02:37 | 旅先_札幌の[が]

北5-2 ル・バエレンタル ランチコース・前編

なんとかオーダーも終え、食前酒ならぬ
自家製ジンジャーエールで乾杯~♪

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うっわぁーー、このジンジャーエール
おいしい~~!!

パンチが効いてるのにやさしくて、適度な甘みもジンジャーの風味も
市販品とはまるで違う 透明感&華やかな後味!!

普段口にしてるものだと違いがはっきり分かる。
ショウガも甘味料も炭酸水も、厳選したもの贅沢に使ってるんだろうなぁ。

あ~、今から始まる食事がもう楽しみ、楽しみっ!

ランチコースの内容は
アペリティフ、前菜、スープ、メイン料理、デザート、小菓子、コーヒー。

自家製ドリンクをこれだけおいしく作ってくれるシェフがいるんだから
的外れな料理になるわけないものネ♪

はじめに登場したのは 3種の「アペリティフ」。
f0106938_265880.jpg
・スプーンに載った鯛の昆布〆とグレープフルーツ
・ストローに入ったカレー(確か?)とグリーンピースのムース
・ピスタチオのグラッセ

二人分をプレートとグラスに盛り合わせたもの。

ストローに入ったムースは
若竹みたいな鮮やかな彩り。
f0106938_272487.jpg
ひと息で吸い込んでください、と言われた通り
一気にひと息でツゥーーーーっと。

わ?カレーだし、ホントにそのままグリンピース味??
こんな手が込んで遊び心もあるモノ、はじめてだぁ♪

二人して顎あげてストローすすってどうだろ?ってムズカシイ顔してる姿、
…想像しただけで笑っちゃう。

アペリティフはどれもほんのひと口。
一瞬で通り過ぎた味を思い出して感心してる時間が、また楽しい。

アハ♪、この楽しいアペリティフで緊張が解けてきたかも♪♪


次は 「ビールのパナシェ」。

大きいスプーンに氷のメレンゲ状になったビールカクテルが
これまた一口分、盛られている。


あれっ、でもこんなのメニューに載ってたかな?
なかったよナ…

サーブしてくれた方、どうやら食べ終わったら空いたスプーンをすぐに下げられるよう、
テーブルやや後方にそのまま待機している。

うん、だってほんのひと口分しかないサクサクのクラッシュアイスだもの。
溶け出す前に速攻食べないと台無し、ですよネ♪

思い切ってひとくちで、パクッ!

空になったスプーンは直接手から手へ、スタッフがすぐさま受け取りにくる。
スプーンをテーブルに戻す間なんて全くナシ。

そんなネルの様子を見てたA氏、しぶしぶ口に運ぶ。
A氏のスプーンも同じように、すかさず回収される。


ここでA氏、またもや不機嫌モード突入…
あぁーあー~~(笑)


「ああやってずっと見られてるのってさ、落ち着かないよね」


 うん、確かに。

 分かる。

でも何か気に入らない度、顔に出してたらさ。 ね?
この一皿だけのことなんだから、大人の余裕みせて面白がる、とかっていうのも
アリじゃないのかなぁ。。


三品目のアスパラガスの前菜がサーブされて、
ようやく手に取った クリストフルのナイフとフォーク。

どのシリーズなんだろう?

見たことのないデザイン。
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手に取った瞬間、
うわっ、アレ???、クリストフルにしては信じられないほどの

 ・手になじむ持ちやすさ
 ・取り回しのいい軽さ&重心バランス
 ・ベストな薄さのナイフの刃

自宅で使ってるクラシックなシリーズのクリストフルの重さ、厚さに比べて
あまりの具合の良さに、心底びっくり。

 「ウチもこれで揃えたい…」

思わずつぶやいてしまったら
たまたまテーブルそばにいた、タキシードの男性スタッフさん。

 「そちらヨーロッパの本店でのみ販売しているもので---」

 うわっ、いるの気付かなかった~

 えぇっ、今の聞こえてました??

 ひゃ~~~恥ズカシーー。。。

でもでもそんなことより、ゲストのふとしたひと言も聞き漏らさず
きちんと知識を持って適切な回答してくれることに、ものすごくびっくり。

 …いや、感激。。

やっぱりグランメゾン、やっぱりひらまつ。

スタッフだってカトラリーにだって
格の違う奥深さはちゃんと出てくるものなんだ。

でもなぁ、このシリーズ売ってるのヨーロッパの本店だけかぁ。
老後の海外旅行の楽しみにでもとっておこうかなぁ~♪


・・・ハッ、肝心の前菜
「グリーンアスパラガスのプランチャー 
 生ハムと水牛のモッツァレラチーズ添え 
 フルーツトマトとオレンジのヴィネグレットソース」 がほったらかし(笑)。

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プランチャー は鉄板焼のことのよう。
北海道らしく丸々太い大きなアスパラ。

筋が全くなくて、ナイフがスゥッと下りていく。

ウン、青臭みはまったくなくて、旨みが濃い。
カリッと焼けた焦げ目の部分がおいしー。中身もほくっとしてる。

生ハムもトゥルッと上品。
もっともっと食べたい。。

フルーツトマトとオレンジのソース、デザートでもいいぐらい果実感が高くて甘いのだけど
塩気のアスパラに不思議にマッチ。

フルーツソース&焼きアスパラ の食べ慣れない意外な組み合わせも
ちゃんと必然性があるって思える。

やーーー、こういう高度に完成された創作性がフランス料理のスゴイとこなんだな~
食べに来てよかった。。。

パンとバターもテーブルに♪

うっわぁ、このバターかわいい~~♪♪
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そうそう、こういう一回使い切りタイプなら清潔だし、取り分けも簡単だし。
まぁるい球形を活かす、ガラスの小皿のチョイスも手抜きナシだなぁぁ。

パンもおいしい♪
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小麦の旨みが凝縮した皮は厚めでしっかりパリッと
中はみっしりしっとり、やわらかくぎっしり詰まってる。

パンにぬるとバターのおいしさがまた、引き立つ!
融点の低さもいい。
新鮮な牛乳の甘さ、爽やかなのにコクがあって。。
 ・
 ・
 ・
ふぅーー、ステキだなぁぁ♪♪♪

_ →5-3・後編に続く
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by gaisyoku_calendar | 2009-08-09 02:24 | 旅先_札幌の[が]

北5-1 ル・バエレンタル [フランス料理 札幌・円山公園]

札幌二日目のお昼は、2泊9食旅のメインイベント!
グランメゾン「ル・バエレンタル」へ~♪

このためにスーツケースに詰め込んできたヒールとワンピースに着替えて、
A氏はイヤイヤながらもジャケット着用(笑)。

正統派のフランス料理店となると、まったくの経験不足。

アレ、今までの私ってあれでよかったのかな…
途端にテーブルマナーが気になってくる。

入る前から京都の料理屋さん以上に緊張気味。
あ~どうしよ~。。

■LE BAERENTHAL [フランス料理店]
札幌市中央区南1条西28丁目3-1、地下鉄円山公園駅より徒歩3分
011-632-7810

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札幌の中心地から離れた郊外、緑深い円山公園傍に建つ瀟洒な洋館。
針葉樹のような立ち木はやっぱり北海道ならではの景色。

経営は日本人初のミシュランの星を獲得した平松シェフの展開する
フレンチレストラン「ひらまつ」グループ。

東京では信頼できる高級フレンチとして、幅広い層から安定した人気を誇るそう。

二人はひらまつ初体験。レストランウェディングも盛んなようで、静岡の人でも
系列店での結婚式に出席したことある人、いるんじゃないかな。

そのひらまつグループがフランス・アルザスの三つ星レストラン「ランスブルグ」オーナーと
提携、5年前にオープンしたのだそう。

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わー、蔦の絡んだアイアンアーチの門からしてステキ…。
ここがレストランだなんて、すごいなぁぁ。。

建物はフランスのリゾート地・ドーヴィルの建築様式をイメージしたらしいのだけど、
第一印象は小さなシャトーを思わせるような重厚感と上質さ。

エントランスでスーツを着た若い女性スタッフさんが笑顔でお出迎えしてくれる。

一歩足を踏み入れるなり存在感のある調度品と豪華なシャンデリア、
窓越しに見える本物の噴水の水が流れる石造りの庭園。

本物中世ヨーロッパのような、決してハリボテじゃない光景。
ウエイティングの空間からして圧倒。。


すぐに支配人らしい女性もみえていただきご挨拶。
直々に席を案内してくださり

「こちらのお席はいかがでしょうか」とニッコリ。


え!?、、ええ、もちろんデス!!


案内してくれたのは明らかにこの空間で一番の上席。

一見さんをこんないい席に通してくれるなんて~。。
何ヶ月も前に予約して、今日一番の入店♪ とはいえ、ウレシイです!!

館内は磨き込まれた床に漆喰の白壁、がっしりと密に渡された大小の梁、
太い木枠で囲まれた白い格子窓に薪が置かれた本物の暖炉。
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調度品はアンティークの柱時計、優雅なドレスのような厚い刺繍のカーテン。

空間の中央には年代物のマホガニーの家具。
その上にはシャンデリアが優しく輝いて。

窓からは外の庭園がよく見える。
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石造りの噴水に小鳥が遊びに来ていて、その向こうには自家菜園のハーブ温室。

もう、北海道なんだかヨーロッパの古城なのか、
わからなくなってきた(笑)


オーダーは2種類のコースから、平日限定のランチコースに決定♪

この店夜なら平均予算で3万円、
webのフレンチランキングでは東京の並居る名店を押さえて堂々の全国1位!

なのに値段はナント驚きの、2940円。。

しかも7~8人はいるスタッフはスーツorタキシードor燕尾服!でキメたプロばかり。
髪型だってメイクだって声のトーンだって、高級ホテルの物腰そのもの。
こんな人がぞろぞろ、これだけの館内で昼間からお相手してくれるのに…?

静岡だって少ししゃれたお店なら、普通によくある値段。
それがこのクラスの店で、どうやったらこんな価格設定できるんだろ…??

テーブルセットは意外にモダン。
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二重になったテーブルクロスは、今まで触れたことのないほどシャリッと厚手で上質なもの。

シェルを四角くくりぬいたようなシャンパン色のナフキンホルダー、
グラスのシルエットも柔らかくカーブして手になじむもの。

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それにこのテーブルグリーン。
う~ん、なんてステキなんだろう。。

色や香りのある花じゃなくて、グリーンのコーディネートのみ、なところがシンプルで涼やか。
きっと料理の邪魔をせずお皿の中身に華を添えてくれるはず。

このフラワーベースだってホントシンプルでカッコイイなぁぁ。。


…そんな目に付くもの全てに興味津々、
 超~~盛り上がってるネルをよそに

 あからさまにトーンダウンなA氏??

どうやらメイン料理が 鶏肉 or キンメダイ からしかチョイスできないのが理由らしい。
肉好きA氏、もうハッキリとつまらなさそうな顔。

…うわ、せっかくA氏に連れてきてもらったのに。。
もうひとつ上のコースにしたとしても 鶏肉 & キンメダイ になるだけだし。


う~~ん、どうしよう。。
でもこのままでいいはずない、
ここは私がダメモトでチェンジをお願いするしかないでしょ!

燕尾服の男性スタッフさんを呼び止めて、勇気を出して第一声「スミマセン、あの~」
とかくかくしかじか、必死に事情を説明。

すると意外にあっさり、
「では夜のコースの食材からお選びいただくのでは」 と提案が♪

自分のことを目の前でさんざん話題にされて、でも悪いのはオレじゃないもんね~
的な体で押し黙ってたA氏。でも解決策が出たと分かった途端笑顔で

「 じゃ、仔羊で♪ 」

 ・・・

 ・・・

…そりゃ極端に無茶なリクエストではないはずだから、大丈夫かな、とは思ってたけど。。

でもね~、こういうかしこまった店でなくてもイレギュラーなお願い事するのってすごく
申し訳ないし、まだ緊張だってしてるし、とにかく必死だったのに~!!


 …でもやっぱり 

   女のくせに でしゃばり、 だったかなぁ。。。

ただ面倒くさがりのA氏が自分で交渉するとは思えないし
かといって不機嫌のモヤっとした空気のまま放ってはおけないし、

それに渋々だったとしても一緒に行く気になってくれたA氏にだけは、
本当に食べたいもの食べてもらいたかったし。。

こういうとき ガマンすることで通すA氏と

        ダメモトでもチャレンジしてすっきりしたいネル。

ふたりのやり方が分かれてしまって上手くいかない。
っていうか、ネルがヘタ。いつまでたっても。

どっちが正しい、かよりは
その場とその後が上手く納まって楽しくなる方法がイチバンだとは思うのだけど。

あ~、なんでか高級なお店に行くたび、
こういうちょっとした行き違いが発生。

みんなもそうなのかな?
いや、A氏は乗り気じゃない店にネルが行きたがるから??(←大元はココか…)
いやいや、いつまでも二人とも大人げないから???

ふーーーーーーー、
どうすればよかったのかなぁぁ~~~~。。。。


本題のお料理(汗)については、次回こそ♪♪

_
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by gaisyoku_calendar | 2009-08-03 15:50 | 旅先_札幌の[が]

043 プロヴァンス・ド・すずき  [伊豆・松崎]

またまた来ました、伊豆旅行~♪

ちょっと遅めの夏休み。
近場がいいなと、西伊豆の民宿へ。
やっぱり静岡から伊豆って近いよね。

朝いちギリギリで仕事を片付けて
とくべつ何も決めず、伊豆の山道をドライブ。
海岸線に入ると眺めがいい!

この鳥居とチェーンは何??
(左の岩の上に、赤い鳥居が建ってるのです)
f0106938_15592778.jpg

とりあえず記念写真を、パチリ。
ここからの夕陽が有名なんだそう。

そういえばネル、去年も今年も水着を着なかった。
ウ~ン、このまま自分に甘い夏を過ごしてて、いいんだろうか。。

っと・・・そんなことは忘れて、お・ひ・る!

平日なら予約いらないでしょ、っと
伊豆にしては珍しいフランス料理の店へ。

なまこ壁、しっくい芸術で有名な「伊豆の長八美術館」を
過ぎて未舗装の砂利道を進むと

田んぼや畑の傍にある民家の並びにひょこっと建っている
新しい一般のお宅ような構えが「すずき」だ。
f0106938_1632753.jpg
■プロヴァンス・ド・すずき [フランス料理]
賀茂郡松崎町道部103-3
0558-42-3701

お客様は誰もいない。
あれれっと戸惑ってると奥様に「どうぞ。」
と中へ促される。

掃除しやすそうな床。
調理場とフロアをつなぐ受け渡し用小窓。
広い店内は保養所とか介護老人施設のカワイイ食堂?といった感じ。


家具や飾られた和風な絵や観葉植物など
どこか公共施設っぽい雰囲気が漂う。

ともあれオーダー。
A氏はメイン・スープ・デザート・パン・ドリンクのBランチコース。
ネルは前菜も付いたCランチコースに。

前菜、スープ、メイン、デザートとも複数からチョイスできる。
地魚や地野菜、地鶏、熱川ポークなど、伊豆食材のメニューが揃う。
メイン2つのコース3150円もあって、品数に応じた値段構成が分かりやすい。

サービスの奥様、Tシャツ&パンツ&スニーカーにエプロン。
シェフのご主人は白いポロシャツ姿。もくもくと料理をつくる。
二人とも農家のやさしいおじさん&おばさん風で
フレンチらしい気取りは見当たらない。

ネルの前菜は、イサキのカルパッチョ。
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身がコリコリしていて、さばき方は和食のお刺し身風。
三切れはちょっとさびしいかなぁ。
ドレッシングはケッパーの味がはっきり。

そして出てきた小さなテーブルロールが2つ。
これがオイシイ!
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白と黒(黒米)の両方とも、ふっと天板の香りがしてコレも自家製なはず。

熱くて持てないほどのアツアツを二つに割ると
ぽっわ~ん、ほわほわぁ 真っ白な湯気が立つほど。

皮がパリッとうすくて、中はしっとりの生地がぐるぐる
ぎっしり詰まって、ご飯を食べてるような充実感。

これまた和のしつこくない、混ざり気のない味。
小さいのにすっごくお腹いっぱいになる。
ほとんど塩気を感じないみずみずしいバターとの相性もぴったり。

普段食べてる中身が空間だらけのパンって、
なんなんだろう??


スープ・ド・ポワソンは魚ダシのスープ。
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イワシのような鰹節のような、とにかく魚オーラ満載。
魚の練り物にエビ味噌を混ぜたような迫力だ。
やぁ~いかにもフレンチな、手間のかかったスープ。


そしてそして、メインの登場!
ネルは「熱川ポーク 肩ロースのソテー」。
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脂がフレッシュでおいしいと評判の「熱川ポーク」。
しかもただのロースではなく、肩ロース♪

あれっ、出てきた姿はまったくフツーのポークソテー。

でも頬張ってみると、う~んん確かに!
牛肉を食べてるような赤身とみずみずしい脂身。
火を通しすぎない赤身の旨みが深い。量もたっぷり。

A氏は「鴨もも肉のコンフィ」。
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身のはがれやすいキレイな肉は、芯まで味がしっかり。

付け合せの野菜に、ふむふむ、ふんふん、と
勝手に納得(笑)。鮮度の良さがきちんと分かる。
ピーマンはトマトみたいな青い香りがおいしいし
揚げ焼きにした小さなナスは濃くて甘い。

仕上げのデザート、
ネルは「ガトーショコラ」A氏は「いちじくのコンポート」。
こんな季節の果物が、さっそくメニューにあるのがいいよね。
甘いものが苦手な人は、代わりにチーズもオーダーできるんだそう。


どの皿も味がはっきり。デザートのシナモンもかなりたっぷり。
最近こんな濃い目の味は食べてなかったせいか、何だか懐かしい。

お皿の上だけだったら、かなりの高得点。

でもまだまだフレンチや外食に特別感を求めちゃうネルは
インテリアとかサービスとか、
雰囲気からもフレンチのおいしさを感じたいんだよな~

もう少し年と経験を重ねたら、料理以外はすっぱり割り切った
こんな空間の気楽さが好ましくなるのかも。


<今日のお会計>
4200円・2名/Bランチ1890円、Cランチ2310円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/町の食堂的本格フレンチ
     正直な素材で、きちんと手間をかけた正統派フレンチ。
     パンやスープドポワソンはこの店にしかない、印象に残るおいしさ。
     できるだけ気楽にフレンチを食べたい人ならぴったりかな。
         
A氏:★★★☆☆/けっこうおいしい
     身が大きくて締まってた。いい鴨なんだろうね。
     付け合せのナスが甘くて味が濃いのにびっくり。
     野菜がおいしいのって、オレみたいに興味ない人にも分かるんだなぁ。
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by gaisyoku_calendar | 2007-09-07 15:55 | 伊豆・東部の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


by gaisyoku_calendar
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