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075 223cafe [静岡・草薙運動場前]

草薙総合運動場前にオープンしたアウトドアの老舗ブランド
「THE NORTH FACE 静岡草薙店」。

1階はショップとカフェカウンター、2階が「223カフェ」。
カフェはNORTH FACE名義じゃないんだね。

■223cafe [カフェ・ギャラリー]
静岡市駿河区聖一色654-6 2F
054-208-2000
075  223cafe [静岡・草薙運動場前]_f0106938_11311285.jpg

1階のショップ店内は木や石のナチュラルカラーな自然素材で構成。
緑の見える大きなガラス越しに自然光がさんさんと降りそそぎ、明るく清潔感いっぱい。

品揃えもなかなか。本格的な登山用大型ザックやハードな防寒用ウェアがあるかと思えば
デイリーに着まわせそうなアウターや小物まで、見るものがきちんとある感じ。
ハイテクな化学系素材で作られた蛍光色な商品だって、なんだか健康的にみえてくるから不思議。

さて、お昼でも食べようかとファーストフードと同じセルフ形式になっているオーダーカウンターに行くと、
唯一の食事メニューが
キッシュorパイ+スープ+ドリンク の 1280円のミールセット。

A氏の表情、一瞬で曇る(笑)。

えっ、キッシュと飲み物でこの値段・・・って心の声が顔に出てますよ~~

セットメニューは他にケーキセット980円、ドーナツセット630円。
こちらもセルフじゃない普通のカフェと同じか、それより高い価格帯。
ケーキやパイ・キッシュがもともと高いコダワリの品だからだろうけど。

ただ観光地や首都圏のいい場所ならともかく、ここって静岡の、それもかなり郊外だよね、
しかもセルフ方式で、と内心ネルもモヤモヤした気分(笑)。

うーーーん、なんだか意外。
勝手にだけどNORTH FACEってもう少しフレンドリーを大切にする印象だったんだけどナ。。。
他のお客さんはこのプライス見てテンション下がったりしないんだろうか。

075  223cafe [静岡・草薙運動場前]_f0106938_1134879.jpg
ドーナツは首都圏でしか展開してない「ドーナツプラント」のもの。
NY発、ケーキみたいなしっとり贅沢な味わいで人気らしい。

二人ともドーナツセットをオーダー、
ウェイティングのあいだ再度ショップ内を見てまわる。

お客さんも少ないのにナゼか提供されるまでけっこう時間がかかる。
うーーん、もしかしてアイスコーヒー落としてる時間だったのかな。
でもセルフだと待ち時間って余計に気になるものなんだね…

やっと出てきたドーナツとドリンクが載ったトレイを持って2階へ行こうとするも、A氏がいない。
待ちかねて店外へ散歩に出てしまったらしい。

困った顔をしてるネルに気付いてか、気の効くスタッフさんがA氏を呼びに行ってくれる。
ここのスタッフさん、系列店の店舗のなかでは一番きちんと目配りしてくれていて頼りになる感じ。
アリガトウゴザイマス(感謝)!
075  223cafe [静岡・草薙運動場前]_f0106938_11313290.jpg
2階はフロアを縦長に半分に区分けして、
窓側は床をステージ状に少し高くして、イージーチェアとテーブルを配置。
壁側はギャラリーとしてNORTH FACE商品や店舗設計に参加したアーティストの作品を展示中。

ウェグナータイプの座面が広く低くてリラックスできるチェア、
しっかりしたぶ厚い木の天板のテーブル。

隣の席と距離が近いけど、フロア全体に開放感があるのでそれほど気にならない。
075  223cafe [静岡・草薙運動場前]_f0106938_1131422.jpg
ドーナツセットはチョコドーナツの「Black Out ブラックアウト」とアイスコーヒー。

はじめてのドーナツプラント・・・、
ムハっ、おいしい!! コレ!!

たしかに生地が超しっとり、ドーナツというよりチョコレートケーキのスポンジみたい。

中に入っているトロッとなめらかなチョコレートクリームが本格的なカカオの香りがして濃厚!
製菓用のうすっぺらい味じゃなくて、手土産でいただくようなおいしい高級チョコに限りなく近い。

上にかかったクッキークランチ?がぼろぼろこぼれて食べにくいけど、
このクランチも甘みがしっかり濃くてなかなか。。うわっ、おいしーー。。

アイスコーヒーもコクと香りが味わい深くていい感じ。
ほとんど氷ですぐになくなっちゃったケド(笑)。

あーー、よかった、おいしくて♪

ドーナツプラント、人気出るの分るなーーーー♪♪

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2階は完全にセルフなのでスタッフさんは誰もいなくて、たまに空いたお皿を下げに来るぐらい。
…満席だったらどうすればいいんだろう。
水は用意されたサーバーから自分でついで飲んでいいらしい。

ブックカフェの名の通り、作りつけの棚には洋書がぎっしり。
いったい何冊あるんだろうって位大量に。

ざっと見てみるとネイチャー、旅、建築、動物、インテリア、料理など大判で写真集的な
眺めて楽しむタイプの本が多いよう。

洋書なので字面を追うことはできず、選んでもすぐ見終わってしまう。
なかにはビニール包装のまま日本円の値札が付いた本も。
ここの洋書、備品だと思ってたけど売り物なのかな・・・よくワカラナイ。

そもそもどうして和書はなくて洋書のみ、なのかな。

NORTH FACEが海外ブランドだから?
でも本って内容が分ってこそ面白みがある、と本好きのひとりとしては思うんだけどナ。。
まさかオシャレアイコン的扱いってことはないだろうけど…

とはいえ興味を惹いたのはコレ。

075  223cafe [静岡・草薙運動場前]_f0106938_1140348.jpg
『 PLATES + DISHES 』。
アメリカ全土をバイクで縦断、ロードサイドカフェテリアの名物料理と気になる女性スタッフを見開きで紹介、
って企画らしい(想像ですが☆)一冊。

いかにもアメリカらしい巨大な赤い肉塊や大量のビーンズ&ポテトフライのプレートの横に
金髪美女からインディオ系まで肌の色も目の色も年も違う、謎な微笑を湛えた女性たちが登場。
自分でもこういう写真なら撮ってみたい♪

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気になったのは思いきり直射日光の当たる棚の上に置かれた本たち。
本への愛情は…

窓に近寄って見てもごく普通の、省エネ☆1つのシングルガラス。
でも素人には分らないように紫外線防止とか結露防止になってるんだろうか?

そうじゃないなら誰かこのかわいそうな状況、改善してあげてほしい…


老舗アウトドアブランドにプラスして、フードもハコも人気○○、こだわり○○、作家モノとか
多数決で集められたようなオシャレ系ネームなモノが盛りだくさん。

おいしいし、今ドキ感あるし、キレイだし。
スタッフさんも笑顔で親切でいい感じ。

でもな。。
静岡の人はこういうお店、求めてたのかな。
っていうより、静岡の人にこういう企画を受け入れてほしいのかな。いや、よく分らないや…

カフェにいたお客さんは比較的落ち着いた、
30~50代くらいの大人な雰囲気の人が多かったよう。

A氏も結構このブランドに信頼を置いているらしく、
通勤用のバッグに良さそう~、なんて物色してたのに。

連携が見えにくいというか、要素間の主従関係が整理途中な印象なのはネルだけかな。

どちらにしろまだオープンしたばかり。
これからどう展開していくんだろう。
# by gaisyoku_calendar | 2010-10-11 11:41 | 草薙・清水の[が]

074 野風増 [中伊豆・修善寺]

河津からは中伊豆ルートを選択して帰路へ。

お昼どうしようか決めかねていたけど、
そうだ、だぎんさんのブログに修善寺のとんかつ屋さんがあったよね~と速攻決定♪

伊豆箱根鉄道・修善寺駅をクルマで奥に進んで次の駅、牧之郷のすぐ近く。
目立たない細い道路沿いにあるから看板を見落とさないようにしないと。
074 野風増 [中伊豆・修善寺]_f0106938_1723295.jpg
■野風増 [とんかつ]
伊豆市牧之郷534-3
055-873-0888

外観はこざっぱりしたログハウスみたいな建物。
店内は意外と広くて座敷のテーブル席に掘りきりのカウンター、広い個室も備えている。

とにかくランチ、ランチ♪
074 野風増 [中伊豆・修善寺]_f0106938_17235788.jpg
わっ、どれも安いよね!
こんな観光地でとんかつの定食が1000円からあるなんて、ウレシイな~

メニューには店のこだわりが書いてあって

・キャベツは手きざみ
・ご飯は伊豆産コシヒカリ
・とんかつもキャベツもご飯もはじめから大盛り

と旅館の上品な食事に飽きがきていた?A氏にとってはうれしい限り(笑)。

A氏オーダーの「特選地鶏カツ定食」1000円。
074 野風増 [中伊豆・修善寺]_f0106938_17241977.jpg
うーーーーん、地鶏カツ大きい!

あれ、でも地鶏ってこんなに安く提供できるのかな?
品種は明記してないから平飼いの地元産鶏肉って意味なのかな。。

ウフ、それにしてもキャベツも大盛り、ごはんもいっぱい。
ごはんとキャベツはお替り自由。
こりゃ食べがいありそうだ。。

ネルは「三島産もち豚ロースかつ定食」1000円。
074 野風増 [中伊豆・修善寺]_f0106938_17243116.jpg
うわっ、こっちも大きい!

お味噌汁はかぼちゃ、にんじん、キャベツ、しめじ、長ネギが入ってたっぷり具沢山。
付け合せの小鉢はマヨネーズ多め、ペタッとしたなつかし系のポテトサラダ。
お新香は盛合せ、コーヒーもセルフサービスでついてくる。
074 野風増 [中伊豆・修善寺]_f0106938_17244189.jpg
ひと切れがぶ厚いな~。
持った箸先がずしっと重いぐらい(笑)。

衣は粗すぎず細かすぎず、いい感じでサクサク。
お肉から衣がはがれやすいのが気になったけど、ひと切れが大きいからかな?

ご飯はピカピカ、お味噌汁も食べ応え十分。
手づくりっぽい玉ねぎのドレッシングがこれまたおいしい♪
山盛りのキャベツがどんどんお腹に納まっていく。

はーー、食べた食べた。。
でもしっかり頂いてきた旅館の朝食のせいか
いつまでたってもまったく食べきれそうにない。

A氏にポテサラおすそわけしようとしたら
いや、オレももういっぱい…、だって。

先にごはんもカツもおすそわけしちゃったからナ。
それにしてもA氏がおなかいっぱいになるボリュームって、すごい…

食後はセルフのコーヒーでいっぷく。

ふぅーー、こういうお店
近所にあってほしいのになぁー(笑)。

<今日のお会計>
2000円・2名/特選地鶏カツ定食1000円、三島産もち豚ロースかつ定食1000円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/修善寺では貴重な昼定食
    伊豆や修善寺らしさにこだわらなければ安いしおいしいし、ボリュームも
    あるし。女性だと量が多すぎる気もするけど、仕事やリピーターで通って
    いて普通においしい食事がしたい人なら納得のお昼になりそう。

A氏:★★★☆☆/予想以上のボリューム
     こんなにボリュームあると思わなかった。小鉢のポテトサラダもおいしい。
     オリジナルのわさびソースもおいしかった。修善寺の中心地からは少し
     離れてるけどクルマで行けば近い。昼時あまり混んでないといいなぁ。
_
# by gaisyoku_calendar | 2010-10-05 17:25 | 伊豆・東部の[が]

宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理

大浴場は男女別に露天風呂と内湯が各1つづつ。
男女の入れ替えはないみたい……残念。。

まずは女性用内湯へ。
わっ、誰もいないや。ラッキー♪

ガラリと引き戸を開ければ期待通り、やりました・・・

ヒノキづくりのすがすがしい内湯が目の前に(笑)!

薄暗い電球の照明と窓から差し込む夕暮れの明かり。
ヒノキづくりの広く浅い湯船に身体を沈めれば、肩下くらいのほどよい深さ。

湯温はややぬるめ。
無臭で手触りさらさら、舐めるとほんの少しだけ塩っぽいかな。

この浴場の温泉分析票には 「加水」 「ナトリウム・塩化物泉」 「低張性高温泉」  「ph8.6」の表示。

これを超・自己流に読み解くと
 大浴場の掛け流しゆえ熱い源泉を水でうめるのはご愛嬌♪
 海が近いからほんのり塩気を含んだ温泉で、温まりやすく湯冷めしづらい
 でも浸透圧が低いから長時間入っても身体はラクだし、
 すべらか感はそれほどなくてもph8.6のアルカリ性は美肌効果に期待大~

なんて感じでしょうか(笑)。

広い浴場をひとりきりで楽しんでいると新たなお客様が。
貸し切り湯気分をもっと堪能したくて、そっと露天風呂へ移動。

今回の滞在を通して他のゲストと顔を合わせたのはこの内湯でだけ。
さすが全11室、ゆったりできるな~

女湯の露天風呂は奥に長い岩造り。
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_11225099.jpg
露天とはいえ湯船手前部分には屋根がかけられているので
降り始めた雨のなかでも入浴できる。

ベトナム帽みたいな三角すげ笠?の用意があったのでおずおずと装着。
雨粒舞い落ちる奥の野天の湯船まですーいすい。
…あーーー誰にも見られなくてヨカッタ(笑)

洗い場横に建てられた大人二人で満員の、小さな小さなサウナ小屋。
でも身体を縮めながらムリヤリ寝転がってみる。

フハッ、気持ちいいゾ…

露天風呂にあるサウナって、熱気がこもらなくって快適なんだなぁぁ
知らなかった♪


こちらは男性用内風呂。
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_1118165.jpg
浴室全体がヒノキづくりで爽やか!
アルミも鉄もプラスチックもない、ガラスと木と石の自然素材でできた浴室。

開放感があって気持ち良さそう~

いい風入ってくるだろうなぁ。。

あぁ、間違いなくリラックスできそう…
本気でいいナーーーー!


…うん?、男性用の露天風呂は、内風呂の浴室奥に繋がっているらしい。
何でかといえば女性用の大浴場は露天風呂と内風呂がだいぶ離れた場所にあって、
もう一方の湯に入るには脱衣所でいったん着替えて廊下に出て、ロビーの前を通って移動しないといけない。

こういうあたりはちょっと不思議。

ふつう大浴場は女性の方が立派で便利?なのが近年の定番な気がするのだけど
男女入れ替えもないし、何かそうできない事情があるのかな…

それに男性用内風呂はこんなカマクラみたいな入り口があって…
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_1118156.jpg
階段を地下へと降りて行くと
こじんまりした石造りの湯船があったそう。

そうそう、だいたい地下の浴場って地上にある大浴槽とは違って
泉質とか加水の分量とか、温泉成分が濃いことが多い気が?する。

あーー、ココ入ってみたかったなぁ。。



チェックインの14時からじゅうぶんのんびり、
ゴロゴロ、ダラダラ。

さーー、いよいよ夕食の時間、
もちろん食事は部屋出しで♪

ふふっ、のんびりできていいや。
部屋出しの夕食って、ものすごく久しぶりな気がする。
着替えもメイクし直す必要もないし、ハァーー開放感♪

今回はお得なプランにしたので夕食の品数は通常より少なめ。

でもその分食事の支度に必要な人の出入りも少ないし、
お腹いっぱいになりすぎないだろうからちょうどいいかも。

はじめにざぁっと 食前酒、甘海老のお通し、酢の物、煮物、椀物が。
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あっ、この食前酒の梅酒、オイシイ!
敷地内の梅園で採れた梅を使ったという自家製梅酒。
しっかり甘いのに爽やかでコクもある。細かくクラッシュしてくれた氷もいい感じ♪

既製品でも自家製でも、おいしければどちらでもいいのだけど
自家製が口にあうと何だかこの旅がツイてるような気がして嬉しいんだナ。

お造りは三種。
キンメダイ、地アジたたき、甘海老。
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地アジは味噌とショウガが効いた、なめろう仕立て。
うーー、おいしいなぁ。。

一匹しかいない甘海老・・・ひゃぁーーー、おーいーしーーー!!!
ぬるっとしてなくてすごく甘いし、なんかモチモチしてる?
…はじめての食感だぁ。。

どの品も器も味付けもなかなか上品、包丁の入り方も仕上げも細かく丁寧で
普段から旅館の食事にはまったく期待してないネルは、正直かなりびっくり。

口替りは宿の名物、
「伊勢海老唐揚」
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_11192050.jpg
半身を丸ごと唐揚げにして、伊勢海老のダシがきいた濃い口の甘タレにからめてある。
これ、結構身がつまってる方なんじゃないかな。

仲居さんに このタレとごはんがよく合うんですよ、と教えてもらったので
ごはんのおひつが来るまで手をつけないでしばしガマン…
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苦労して身をほぐしていると、ポロッと大きなひとかたまりが。
あ、こんなに大きい身がある!ふんふん、これぐらい大きさがあればプリっとした噛み応えわかるナー

伊勢海老って見た目はいいけどあまり食べるところはないし?
味もぼやけた印象だったから、なんだかウレシイ。

あっ、確かにこのタレも、
伊勢海老のダシも効いてて海が近い旅館の料理、って雰囲気あるある。

止椀は 「しったか味噌汁」。
具には初めてみた小粒の巻貝、 しったか が入っている。
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_11194078.jpg
楊枝でくるっと身を取り出す ながらみ に似た貝らしい。
これも伊豆の海でとれるのかな?

びっくりしたのは一緒に入っていた、赤い海藻。

何なに、このプリコリ弾力感は!!
さっきまで海の底で生きて呼吸してた?ってぐらい、生き生きぷりぷり。

口の中へ入れてもへたれることなく元気にプリップリッのまま(笑)
うわーーー、新鮮ってこういう感触なんだぁぁぁ。。。


ご飯もおいしいし、お茶もおいしいし。

はぁーーー、満足しました♪

デザートは甘味で出してくれた 黒蜜の葛きり。
フレッシュの桃と葡萄が入っていて、これはこれでまた贅沢。
おいしいなぁ。。

見た目にものすごく繊細とか豪華とか、食材が珍味とか高級とかではないけれど
どれもきちんと手づくりなのか、どの品も食べ疲れないし、すとんと胃の腑に馴染む味。

今回は食事お手軽プランで派手さはないけど、コース全体の平均値がこれほど高いならぜんぜんOK。
この内容なら納得の味と量。

あーー、はじめて旅館の夕食に満足できたのかも。。


食後は大浴場と部屋の露天&内湯をハシゴ♪
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_11195071.jpg

部屋の内湯を源泉ママに近い高温で入ったら、案の定ピリピリッと足に来る感触が。
わっ、やっぱり塩化物泉だ(笑)。

宿の人に用意してもらった布団にごろ寝しながら、ここまで来てもやっぱりテレビ。
わーー、テレ東映ってる♪ 好きなんだ~
静岡でもどこか早くネットしてくれないかなーー。。

離れ屋の木戸や木製窓枠は折からの強風にあおられて、ガタゴト大きな音を立てている。
そこそこ気になるぐらいの音量だけど、雨戸の出し方が分らないからそのまま。
知らない間に寝入ってしまっていた。


正直、部屋出しの食事の支度や布団の上げ下げで常に人の出入りがあるし、
小さな冷蔵庫は枠にはまった飲料を引き抜くと課金される懐かしいタイプで
持込のペットボトルを入れて使えるスペースがない。

庭園やプールの手入れがもうひとつだとか、
外廊下は湯上りの浴衣で歩くには雨・虫が気になるとか、
部屋の鍵が一つしかなくて二人で大浴場に行くとき不便だとか。。。

最近の和モダン旅館の常識と比べたら
それこそ言い出せばキリがないほど気付く点はありそう。


…でもね、ネルもA氏もなんかこの宿、気に入ってしまった(笑)。

二人とも仕事上、これまでわりといろんなホテル・旅館に泊ってきて。
だから資本力にモノをいわせてずんずん進化していけるホテルと違って、
家族経営がキホンの旅館に過大な期待はしていない。

なのにここはなんだろう、

広大な敷地でそよ風に揺れる花や木々とか
年月を経た離れと客室風呂の懐かしい手触りとか
気兼ねなく使える溢れ出る自家源泉とか。。

昔から持っている側の人の余裕、おおらかさ、とでもいうのかな。

離れだから誰の目も気にせず、っていうだけじゃなくて
一時でもそんな側に立った気分?にさせてもらったことで
何にも気張ることなく、落ち着いてゆったりと、マイペースで過ごせた気がする。


朝食もあっさりしているけど、おいしい。
宿09-2 離れ家 石田屋_大浴場・お料理_f0106938_1551396.jpg
小粒の自家製梅干し、紫蘇と塩だけで漬けました!って感じの真っ当なしょっぱさ。
はーー、お茶がおいしい。

いいことだ♪

すぐにチェックアウトの10時。
時間が足りなくてもう一度大浴場に行けなかったのは残念。

帰りのクルマのなか
「オレ、この宿気に入ったよ」
と、いつもは宿に対して斜め目線のA氏が珍しく前向き発言。

はじめてリピートできる宿になる、、のかな…(笑)
# by gaisyoku_calendar | 2010-09-30 11:24 | 旅先_伊豆の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


by gaisyoku_calendar
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