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宿10 無雙庵 枇杷  [西伊豆・土肥]

みなさま、
たいへんお久しぶりです!

長らく更新できていませんでしたが、のんびり活動中でしたyo!

頻発する余震に緊張が解けないなか、自粛ムードと計画停電で伊豆の観光産業に大きな影が…
と連日の報道。

今までさんざん伊豆に出かけて楽しませてもらったのに
かわいそうだね~、なんて他人ごとみたいに言ってられない!!

ってことで、急遽休みを合わせて行ってきました♪

途中念願の天城、旧船原小学校の
満開の大しだれ桜を見物。
f0106938_15575762.jpg
カコーーーンって木のボールが打ち付けられる、隣接したゲートボール場から響く乾いた音を聞きながら
レジャーシートを広げてお花見弁当をいただく。

何年か越しで、

初めて。

こぼれ落ちそうな満開のしだれ桜に出会えた。

あぁ、もうこれだけで伊豆に来て良かった。。。
東北の桜も、変わらず咲いているのだろうか…


■森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷 [和モダン温泉旅館]
伊豆市土肥259-1
0558-97-3123

今回予約した宿は宿泊サイトなんかを見てもらえれば分かるのですが
ここ10年ほどの伊豆箱根のコンセプト系温泉宿の潮流、

・和モダン10室以下
・全室露天風呂付
・個室食事所

の主要路線をガッチリと押さえた宿。

企画っぽい感じが強すぎてなんとなく二の足を踏んでいたのですが
こんな時だからこそ、行ってみるのもいいかなって気分に。


アサインされたのは30畳の「菫・すみれ」の平屋建て離れ。

この宿は離れ全8室すべてが違う造りなものの、どの部屋も料金は同じ。
そのせいか部屋指定は初回に限り3150円加算と、微妙にテンションの下がるシステム。

なので「部屋指定はしないけど、客室露天が木の湯船だといいな♪」
とリクエストを出して案内されたのがこの部屋。

案内係のお兄さんの
「踏込を上がったら、障子の真ん中を開けて部屋へお入りください」

の言葉に素直に従って障子開けると…

f0106938_15581766.jpg
 うっわぁぁーーーーーーーーーーーーーー


 きゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、

 これぞ、絶景!!!!!!!!!!!!!!!デスyo!!!

横にバァーーンと広い畳敷き12畳のリビングに
同じ高さで繋がるデッキテラスの先に見えるのは

風に揺れる松の緑と鼠色の瓦屋根越しの

入り江になった西伊豆の半島と穏やかな青い海。

無粋に邪魔なものが何もない
なんとも爽快な、これぞ一幅の絵になる眺め。

あいにく天気はすぐれず曇りがちだったけど、高台に立つ立地からか電線や商店のどぎつい看板といった
現代風の生活感のあるモノたちがほとんど目に入らないのが殊のほか、
すばらしく気持ちがいい。


 ふーーー、いいぞっ。

 ココは。

 気分はニシン御殿の姫様か(笑)?


今まで自然の眺望重視で好んで山あいの清流の宿に泊まってきたけど
こんなに清々しい眺めがあるのなら海辺の宿もなかなかいいんじゃないの、と思い直してしまう。

せり出したデッキテラスに設けられた
かけ流しのヒノキの露天風呂。
f0106938_15583310.jpg
待ってました!の全部がヒノキの湯船。
やや浅め、大人4人でも余裕な広さ。

視線や日差しを遮るものは、潔く皆無。
スコーーンと開けた視界はチェックイン14時過ぎの日の高さでは少し躊躇してしまう。


 やっと夕方、日が落ちたころ。

 ゆっくりと入浴。


 再び明け方、星が瞬く朝5時過ぎ。

 ゆるゆると入浴。


滔々と注がれる塩化物泉のかけ流しの湯は
湯船のヒノキをふやかして、柔らかく、ほんの少しのぬめりも与えているよう。

この木肌の持つやわらかさ、ほんわかさが
かけ流しの湯を通して手や足や腕や腰、身体に触れる全てから伝わってくる。


 あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、

 これこそ、


 リラックス。。。


今まで泊まってきた色んな宿で、客室露天がオール木を使った湯船だったことってある?
いいえ、ナッシング!(喜)。

もちろん湯船の材は8つの客室によって石や陶器など様々。
そういう意味でこの宿のこの菫の客室、
ネルみたいな好みがある人には本当に貴重だな、と心から思う。。


露天風呂は温泉かけ流しといえども、導入されたばかりらしい湯量管理用の最新デジタル注水機を備えて
いるから湯温調節は熱めもぬるめも自在。

広い洗い場兼シャワーブースは暖房完備のミストサウナ付き。

アメニティはネル愛用中の MARKS&WEB と同じ松山油脂製、
オーガニック精油の香りとリッチな保湿感の 「ミレニアム・マザー」シリーズ。
宿備え付けのシャンプー&コンディショナーで、はじめて髪を洗ってみた。

いつも持参のものしか使わないし、
ロクシタンでもボディしか使わなかったのに!

洗い上がりは、フフッ、なかなかいい香り。

髪の手触りは…、そう上手くはいかないか(笑)。


食事は別棟の個室食事所へ。

せっかくの離れなんだから部屋食がいいな~と思っても
わざわざ追加料金払ってまで部屋食にするのもどうかと、素直に食事所へ。

お料理は、夜も朝も
器も、盛り付けも、見た目きれいだし
味もいい。

品数もほどほど。
この宿らしさや伊豆らしさ、季節感の工夫もある。


ただ、何だろう、
「顧客満足&原価率●%、両方必達してます! オーー!!」 ? ? みたいな
食材のロスを絶対出さないぞって、強い意志がそこかしこに漂っている(星のやの遠い記憶が…)。

イヤ、ネルにはそう感じられた、ってことだけど。

鍋の鶏肉や魚がひとり一切れづつとか(イヤ、ホントにどれだけ探しても)、
予定グラム数に寸分たがわずカットされたに違いない小さな和牛とか。

ご飯のお櫃が出ないから聞いてみると、その都度スタッフにお願いして
一杯づつお代わりを頼むシステムになってたりとか(うわっ、面倒KS…)。

とはいえお客さんによっては宿に来てまでごはんをよそう役割がイヤな人もいるだろうし、
そういえば一般的に一度出されたお櫃のごはんが余ったときに廃棄されてるのだとしたら、
それはそれでとても申し訳ないのだし…(それとは別に事前にその旨説明がないのは?)。

ま、料理に関してはそれこそ上級プランで予約してれば内容も変わってくるはずで
おそらく今日イチの底値で泊まってるだろうネルたちがどうこう言える立場じゃない。


スタッフはほぼ20~30代、
若い社員さんスタッフばかりのよう。

チェックイン時刻ちょうどに入っても、
お茶とお菓子だけ出されて15分以上放置プレイ。

部屋の用意がまだなのか、
案内するスタッフが手一杯で順番待ちになってるのか。


 …だったらこの時間で見に行ける桜が近くにあったのにな。。


いざ案内される段にになっても、何事もなかったかのように特段のお詫びも説明もなく、
決められた段取りだけで事が進む。

まぁ、いつものことなんだろうな…

こういうことは予想通りなので、まぁ、ヨシ。


ただ他にももろもろ、宿泊前々日の確認電話から始まって、
先方のカン違いとかその訂正とかその際の対応とかにこちらがぐっと抑えたことも、ウーーン、実は何度も。

あっ、でもそれはこの宿というより、
その担当者によるものだっただろうし。

チェックアウトの日は大雨で、「あいにく」とか「残念」で・・・の一言がありそうなものの
天気についてはナゼかひたすらノーコメント。

でも、気にしない、気にしない♪

そんな細かなことでイヤな気分を持ち越しても仕方ないし、
第一こちらの方がスタッフさんより年上(恐らく)だしね♪

そうそう、こういうことは仕方ないんだと思う。
だって支配人らしき姿の人をただの一度も見かけなかったし、
現場を任されてる若いスタッフさんはみんな自分なりに精一杯やってるんだろうし。

それに明らかにフォーマットと分かっていても
リクエストに応じて用意してくれたコトも多々あったナ。


たくさんあるハードの優れているところに目がいっていないのは、
自分ながらいかがなものか、 …と改めて、思う。


あっ、でも忘れてならない素晴らしい点は
細やかに行き届いた掃除具合。

水洗金具や窓ガラスの水滴跡はもちろん、一般的にはあまり手入れの行き届いていない床の間に
敷いた畳やサッシのレール溝、スイッチパネル類の小さな段差まで、
かなりキレイに拭き掃除されている。

こういうのはやっぱりウレシイ。


あぁ、でもなぁ、
どんなにいい面に注目しようとしても

自律行動できない居酒屋チェーンみたいな接客に、
どうしてもテンション上げることができないんだよなぁぁぁ。。。


 ふぅ…、
 ハードより接客。

 これもネルが年をとった証拠か…(笑)



A氏に

 「この宿もう一度行ってみたいとしたら、今まで泊まった宿のなかで何番目?」 って聞いたら

 「うーーん、3番目」

と意外や具体的な返事。
ふんふん、好印象だったんだね。


そっか、ネルはどうだろ…


うーーん、うーーーーん、うーーーーーーーっん…



今回利用したプランは宿泊料金の一部が震災復興の義捐金として充てられるもの。
ほんのわずかでもお役に立てれば。。
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by gaisyoku_calendar | 2011-04-17 15:59 | 旅先_伊豆の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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