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045 府中庵 待月楼 [静岡・黒金町]

今日は年長者のみなさんとご会食~。

御歳70代、60代、40代のメンバーの中にただ一人30代のネル。
やや緊張しながらも、場所は静岡駅の専門店街
「アスティ」のなか、と聞いて少し気負いもやわらぐ。

といっても店名の通り、丸子にある東海道名物「とろろ汁」が有名な
老舗料亭「待月楼」の系列らしい。
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待ち合わせ30分前に余裕を持って到着♪
店の前のメニューには、手軽なセットメニューが多数。
自然薯を使った一品料理も1000円以下でいろいろあるらしい。

10分前、5分前になっても誰も来ない。
館内を一周して戻ってきて2分前。なのに、まだ誰もいない、、

もしや・・・と思い店内を覗くと、
や~みなさん既に勢ぞろい、オーダーも完了してるじゃないですか!!

■府中庵 待月楼 [自然薯・日本料理]
静岡市葵区黒金町46-1 アスティ静岡西館
054-287-1231

ヤバイ、一番の下っ端が出遅れてしまった、
と思いつつ席につくと誰もそんなことは気にしていない様子。

どうやらコースでは頼まず、すべて単品をオーダーしたらしい。
あと何を追加すればいいのか、口々に意見を言い合っている。。
ナンダ、良かった。。

店内は上品な蕎麦屋といった白木の空間。
仲居さんは着物姿のプロっぽい方ばかり。
ネルたちは御簾に仕切られたテーブル席だが、奥にはお座敷もあるらしい。


一品目は「塩煎りぎんなん」。
塩煎りされた大粒の銀杏が、粗塩の上に盛って出される。

この一粒が大きい!親指の先ほどあって、
実の色はマスカットグリーンを濃くした感じ。

堅い殻を割って食べると、香ばしくて甘く、いやな臭みが全くない。
全員手が止まらずむしゃむしゃ食べ続ける。

「飛竜頭の炊き合わせ」、「野菜サラダ」と続く。

サラダのトマト、アスパラ、何味ともいえない和風ドレッシングがやたらにおいしい。
素材自体に力と鮮度があって、当たりがやわらかなのに直球でおいしい味だ。

やっとここで、あぁここはホントに
料亭の素材と味の店なんだと気づく。

そういえば壁に貼られた「今日のおすすめ」には値段が書いていない。
今日の主催者さんはメニューブックには目もくれず、
おすすめだけでガンガン豪快にオーダーしてる。

たぶんメニューブックは値段が書いてあるんだろうけど
それには興味がないらしい。


鮑を模した大皿に氷を敷き詰めて登場したのは4種の「造里盛り合わせ」。

鯖・鰹・生しらす・大間の本鮪。
どの身も厚く大きく切られ、皮には細かく隠し包丁が入っている。
鰹は脂がのって、マグロのよう。

うすいピンクがきれいな大間の本鮪は、しつこくない脂でなめらかな舌触り。
ネルは皆さんに遠慮して、ひと切れだけ。
う~ん、でも確かにおいしい。

生シラスは結構な量。生カキの器の底までたっぷり、ぎっしり入ってる。
穂紫蘇や茗荷、青海苔や山葵もたっぷりあって、どんどん箸が進む。

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「鱧きゅう」「太刀魚の焼物」

に続いて30cmはありそうな朴葉に乗った「駿河牛の朴葉味噌焼き」。

なんと、コレがフレッシュ朴葉&炭火&木のコンロで登場!
今まで見てきた朴葉って、完全に乾ききってバリバだったけど
これはたった何日か前に拾い集めてきた葉を今水洗いしてだしてくれたように、葉脈や茎まで瑞々しい。
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プラス炭火の小さな火と暖かさと香り、木のコンロの懐かしい匂い。
朴葉の香り、甘い味噌の香りが絡まって。

うすい煙といっしょに、ふわぁ~~とお肉と味噌が焼けた香りが漂ってくる。
「うわぁぁ~~いい香りだぁぁぁ~(ここは駅ナカなのに・・・)」

あぁ~~、そうだそうだ、
おいしい店の贅沢は、臨場感と香りにあるんだなぁ~~と再認識。

脂が炭火に落ちて濃い煙が立つと、仲居さんがすぐに気づいて炭を交換してくれる。
やっぱりこの辺の気づきはサスガ。
でもお皿を引くタイミングが遅いかな~。これはネルたちの食べるスピードが速すぎるから??

「たらの白子焼き」もコンロに乗って登場。
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気持ち悪いようなおいしいような?? しかも量がたっぷり。。
はじめて食べたネル、やっぱり好きにはなれないかも。。

「蒸し鮑」と「駿河牛のステーキ」。

この「蒸し鮑」、目の悪いネルには表面に薄いコンブが載ってるように
見えちゃったんだけど、これが本物の苔むした?深~いモスグリーン色だった。

乳白色の身の表面はモスグリーン色、深海にずっと住んでましたよ~
って雰囲気満点。肝を表面に塗ってるのかも、とはA氏の意見。

しかも噛むと柔らかいのにサクッと歯が入って、初めての食感!
味もまろやかで優しく、思わず「へぇ~」と声にだしてしまう。

主催者様から、鮑は大崩の石部のがいいよ、とプチ情報。
といってもほとんど収穫高はなく、滅多に手に入らないそう。

今回初耳だった「駿河牛」、聞くと磐田産の牛肉らしい。
だったらネーミングは「遠江牛」がいいんじゃないのかな?
お味は伊豆牛の方が好みかも。

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やっと出てきたメインの「とろろ汁」、麦飯がぷりぷりしてておいしいけど
もうお腹いっぱいで味がよく分からない。。

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〆は「とろろアイスクリーム」。
とろろにほんの小さな自然薯のダイスが入っている。
豆乳アイスクリームに近い、懐かしいような甘味。

今日はとろろなカジュアル気分?で来たのに
思いがけない贅沢素材に意表をつかれっぱなし。
心残りがあるなら出汁がメインの一品が食べられなかった位かも。

やっぱり知ってる人は知ってるんだな。。と改めて主催者様に感謝したネル。
おいしゅうございました!

<今日のお会計>
 4万8000円位・5名/塩煎りぎんなん、飛竜頭の炊き合わせ、野菜サラダ、鱧きゅう
               4種造里盛り合わせ、太刀魚の焼物、駿河牛の朴葉味噌焼き
               たらの白子焼き、蒸し鮑、駿河牛ステーキ
               とろろご飯(香の物、味噌汁付)、とろろアイス
               竹酒、生ビール、ウーロン茶

<店を出て>
ネル:★★★★☆/料亭の味を駅ナカで!
     人の出入りが激しかったり電車の揺れが気になったりはするけど、
     これ位の味が駅で食べられるなら、知っていてソンはないハズ。
     値段も素材を考えたら妥当かな。でもジバラならお昼しか来れない!
    
A氏:★★★★☆/油断してた     
     この店があったの知らなかった。
     おいしい店でも気取ってたりこっちが気を使うのは嫌だから、便利だね。
     一番のお気に入りは朴葉味噌焼きかな。
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by gaisyoku_calendar | 2007-10-07 01:35 | 静岡街中の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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