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カテゴリ:旅先_箱根の[が]( 5 )

宿03-2  二回目のVIALA箱根翡翠 [箱根・仙石原]

3年前に泊まって以来、いつかもう一度…と思っていた
「VIALA箱根翡翠」。

なかなか同じ宿に再訪しないネルが3年も忘れないなんて、
相当に気に入っている証拠。

それがついに念願かなって再び訪れることができました♪

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■VIALA 箱根翡翠 [会員制温泉リゾートホテル]
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原837
0460-84-3300

前回泊まったのは専用露天風呂付きのデラックスルーム。
なかでも早川の見えるデッキテラスに露天風呂がついたタイプのデラックスルームが気に入って、
予約時にぜひ以前と同じタイプの部屋を、とリクエスト。

ただこの1階で早川ロケーションのデラックスルームは数が少なく、同カテゴリの中でも人気があるようで
予約時も「何とか押さえてみます」的なコメントだったので心配してたのですが…

当日アサインされてみると偶然なのか、
何とタイプはもちろん部屋番号まで前回とまったく同じ部屋!


 わぁーーー、ヨカッタ!

 安心したぁぁ…♪


一般的に部屋付きの露天風呂といっても建物内の窓から景色が見えるだけの半露天だったり
ベランダに無理やりポンと浴槽を置いただけ、みたいな風情に欠ける露天風呂も多いなか

箱根翡翠のこの専用露天風呂付きデラックスルームは高層階でなくきちんと地上1階。
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土と木のある専用庭と借景の緑をゆったり湯船に身を任せながら自然な目線で眺められる、
誰でもが想像する露天風呂らしい正統派の位置関係。

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湯船は大人二人でも余裕の広さ。
もちろん屋根があるので荒天時もOK。
しかも床暖房つきの洗い場は露天と繋がっていながら独立した機能的な造りで、箱根の厳しい寒さでもあったか快適。

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そして一番大事な浴槽。
基本は石造りながら手や頭をもたせかける縁周りを幅広の木で囲い、冷たさや硬さを軽減。
付属の手すりや浴槽内のステップで安全安心にも配慮した設計。

もちろん料金を出せばもっとステキな部屋付き露天風呂は山ほどあるだろうけど
それでもホントこの部屋の露天、かなりイイ線いってると思う。

ただ湯船に引かれた温泉は加水されているし、湯温の調整には水を足すことになるので
更に温泉が薄まることになり温泉ファンの方には物足りないかも。


でもネルには十分、十分♪
もったいないぐらい♪

泉質は大浴場で箱根らしい、かすかな硫黄臭の白濁の湯をた~っぷり楽しめるもんね。


ウン、それに約64平米の部屋は相変わらず広々として気持ちいいし、清掃も行き届いて気分がいい。
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シックでシンプルなインテリアと間接照明がゆったりとリラックスに誘ってくれる。
お気に入りのシモンズのデイベッドもBOSEのスピーカーも、
変わらずいい状態でメンテナンスされているのがうれしい。

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引き戸で間仕切られたベッドルームからリビング越しに緑を眺められるのが、またいい気分♪
これも見えているのが他の部屋のようにホテル内の景色ではない故の開放感からなんだと思う。


それに忘れられないお気に入りが、
もうひとつ。

それは大浴場に続く、この木の廊下!

でこぼこと凹凸のある板張りの床はまっすぐすらっと伸びて、大浴場奥の休憩所までずずずいっと続いている。

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湯上りに素足で歩けることの気持ちよさ、清々しさがいかにネルにとって大切か。
この箱根翡翠の廊下で開眼したといっても過言ではありません(笑)。

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「 楢の木を [なぐり彫り] に仕上げた床の感触をお楽しみいただけます」の言葉通り、
さらさらっとした踏み心地、旅路で疲れた足裏に気持ちいい凹凸に適度な堅さがあって、ここもほっこり床暖房完備。

もう、なんというパーフェクトな床なんだ(笑)!!


うーーん、この思い切りよく手間ヒマ&ランニングコストもかけた、さりげなく行き届いた快適さこそ
決して自宅ではマネできない、高級リゾートホテルならではの贅沢さだよな、、、
と唸らずにいられません。


ちなみに前回と違ったのはルームチャージが開業当初の1万6800円から
1万8900円に値上がりしていたこと。

あとはかなりハイセンスを目指していたに違いないショップが
温泉旅館によくあるマダム向けのピンク色ベースのおみやげ品が増えて
ぐぐっっと身近な雰囲気になっていたことぐらいかな(笑)。


この箱根翡翠も去年行った沖縄のカフーリゾートも、
どちらもオーナー制度で客室の分譲販売を前提としたシステム。

やっぱり経営が安定したところにこそ魅力的なハードもソフトも成立するとしかいえないのだろうけど
それしか正解はない、と言い切ってしまっては寂しい気も。

長いモノに巻かれるのはもう少し年取ってからにしたいしネ。

あぁ、そうはいっても箱根翡翠もカフーリゾートも、
また行きたくなっちゃうんだろうな。。。
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by gaisyoku_calendar | 2012-03-09 00:51 | 旅先_箱根の[が]

宿03  VIALA箱根翡翠_専用露天風呂付客室 [箱根・仙石原]

東京から帰ってきて思い出したのが
1月に泊まった、開業間もない箱根のホテル。

室数70と控え目な規模のせいか
静かであまり人とも会わず

木をふんだんに使いながらも
上質でセンスのいい現代的な和の趣が

ふわぁ~っとリラックスモードにぐぐぐ~っと連れて行ってくれたのです~♪

■VIALA 箱根翡翠 [和モダン・温泉リゾートホテル]
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原837
0460-84-3300

ファミリー層に人気の会員制ホテルグループ・東急ハーヴェストクラブの新施設として
昨年4月にオープンしたこのホテル。

このときはたまたまチケットが手に入り
予約したのは1万6800円のルームチャージのみの素泊り、

テラスと専用露天風呂のあるタイプの客室。

客室と大浴場だけ貸してもらえればいいや、みたいな貸別荘に行くような気分だったから
食事は夜は近くの中華屋さん&朝食は持ち込みで♪

濁り湯と単純泉の二つの泉質が楽しめる大露天風呂や庭園の中のゆったりした足湯、
センスのいいショップなどステキな場所はいくつもあったのだけど


なかでもとくに気に入ったのが、露天風呂付の客室。

一見分譲マンションみたいで風情が…といえばそれまでなのだけど(汗)、

何かの趣味に走ることなく、やりすぎ感なく、
心地いいため選りすぐられた設備だけですっきりと揃えられた空間は

思った以上にどうにも居心地いいのです♪
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間接照明がほどよく、木目と白を基調としたシンプルな空間は
広さ約63平米、都会の豪華1LDKマンションのような間取り。

リビングに入ると目線の先には、壁一面の大きな窓とチェアの置かれたテラス。
専用庭の空と緑まで見通せるから、第一印象は数字以上の広さ♪

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リビング中央には身体が沈み込む大きな3人掛けソファ。
大きめの羽根クッションがふかふか、快適な座り心地。

そして目を引くのが存在感たっぷりの“デイベッド”。

テレビの真正面に設けられた縦1.5m×幅2mぐらいのマットレスみたいに平らな
ソファ兼お昼寝用ベッドで、お風呂上がりに着替えてごろごろするのに
もう、たまらなくぴったり~(笑)

背もたれにクッションもたっぷりあって、デイベッド専用の上掛けもしっかり用意されてる
ところなんか準備がよすぎるぐらい。

実際お風呂上がりはデイベッドに直行、軽い晩酌もDVD鑑賞もデイベッドで…って
寝るまでの定位置はずっとココだったかな(笑)

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寝室は引き戸で区切られた独立した空間。
ベッドはホテルオリジナルのシモンズ製。
ネルにはスプリングがいい♪身体を横たえるとふわーっと受け止めてくれる感じ。

さらに大型薄型テレビにDVDデッキ、BOSEのプレーヤー、空気清浄器まで
部屋で快適に過ごすのに必要そうなものは標準装備。

間仕切りの扉は引き戸が多く、邪魔にならず音も立てず
どのスペースも繋げてワンルームのように広々と使えるのがまた気持ちいい。

リビングと寝室の引き戸を閉めると上部だけはわずかに空間を残していて、
部屋全体が緩く連続しているような設計。

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これって照明や空調に配慮しているからなのかな。
それともどこにいても互いに人の気配をちょっとだけ感じられる、ためなのかな。


そしてそして、床はフローリングの床暖房。
これがスゴくてホント冬の箱根&客室露天には効果絶大!!

客室露天から上がってすぐリビングで休憩、しばらくたってまた露天♪…の
繰り返しをしてたとき、ずっと素足のままでいられたのもこの床暖房のおかげ。

足先から身体がゆるんで、ぐだぐだっと力がぬけてしてしまう快感を
床暖房初体験で初めて味わってしまったのです(笑)。

おまけに洗面所の床タイルまで床暖房~(たぶん)
ウワー、ゼイタク。。

冬の温泉が楽しみなのはもちろんだけど、着替えのギリギリの瞬間まで寒さを感じず
ぬくぬく心地いいまま「あれ、ここもほわっとしてる~」って喜びながら

部屋からたった3歩で温泉に入れるなんて
コレはやってみてはじめて分かる、快感デス(笑)!
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洗面所の先は独立したシャワーの洗い場、そして露天風呂。

この洗面所→洗い場→露天風呂のステップも便利で快適に
よくよく考えられていてホント感心してしまう。

デッキチェアのあるテラスから木の引き戸を開けると、
庭に張り出した空間には
温泉の注がれる客室露天風呂が~♪

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目の前はズドーンと外の景色が一望♪
あー、これですよ、このそよ風と眺めですよ露天風呂は…

杉木立に早川のせせらぎが流れ、目隠しにすだれを下ろしての入浴に。

浴槽は大人2人程度が入れる長方形の石造り。
底面の1/4程度に高低差が設けてあって、ちょうどそこに腰掛けられる親切設計。
足も伸ばせて半身浴もできちゃうし、ココも考えられてる。

石といっても浴槽の縁は木でまわしてあるので寄り掛かっても肌触り良く、心地よく♪
手すりや湯上り用のイスは木で、この辺が優しい和でいいんだな~

真夜中月明かりで入って、ホッと。
明け方小鳥のさえずりに囲まれながら入って、スッキリ。

これだけ独り占めで温泉につかれるなんて、やっぱり贅沢してるよね~♪♪


ひとつ変わっているのが、温泉の注ぎ方。

洗面所に“温泉ボタン”なるモノがあってこれを一回押すと、適温の温泉が一定量だけ
注がれて、満水になると自動的にストップする仕組み。

入っている間にぬるくなってきてしまうので継ぎ足したいのだけど、
浴槽付近に温泉の蛇口はなく、そうはカンタンに温泉を足せないのがもどかしい(笑)。

でも大切な温泉資源のムダ使い防止のためには、こんな方法もあるんだな~って。


…こんな感じで何を見ても「あっ、ウチもこうしたい」って勉強になることばかり。
別荘を持ちたい人のきっかけってこんな時なのかな?って妄想したり(笑)

日常の延長線上にある現代的な快適さと寛ぎに、理想的な形で温泉をプラスして。

老舗旅館やラグジュアリーホテルの高揚感はないけれけど
旅先でも自分のペースでくつろぎたいならこんな空間が一番リラックスできるのかも。

ただしレストランは高めで予算がかさむし、スタッフの対応はかなりあっさりめ。

予約システムも難しくてどちらかといえば利用しにくいのだけど、
そういった万事がクリア~できればルームチャージはかなりお手頃♪♪

今度行くなら箱根のおいしいお店探さないとナ。

次こそは定休日だったドイツソーセージ店&ベーカリーで
朝食セット買いこんで行こ♪

<今日のお会計>
1万6800円・2名・1泊素泊り/専用露天風呂付き客室・ルームチャージ制

<宿を出て>
ネル:★★★★☆/おトクに寛げる、専用露天風呂付き客室
   今まで泊まってきた宿の部屋の中で快適さと便利さではトップクラスかも。
   箱根の露天風呂付きでキレイで一人1万円以下なんて、そうそうないものなぁ。
   グループやファミリーの旅行ならさらにオトクに楽しめそう♪
  
A氏:★★★★☆/ゆっくりできるね
   部屋に露天風呂があるか気にしたことなかったけど、あればあったで楽しい。
   デイベッドでDVD見れるのは最高!床暖房もいいなぁ…
   もう少しレストランの料金が安ければありがたいけど、安く泊まれたから満足。
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by gaisyoku_calendar | 2009-03-09 15:27 | 旅先_箱根の[が]

宿01   ハイアットリージェンシー箱根_ラウンジ [箱根・強羅]

一昨年冬に強羅に誕生した、ハイアットグループ日本初の温泉リゾートホテル
「ハイアットリージェンシー箱根  リゾート&スパ」。

去年宿泊したときナルホド、こういうグローバルホテルチェーンていうのは
やっぱり自分が知らなかっただけで、さすがにいいものなんだなぁ
と感心して以来の二度目の宿泊。

昔からこじんまりした温泉旅館が大好きで。
大バコホテルはまるで目に入らず、ましてや外資系なんて全く気が行かない。

社会人になって伊豆や箱根でいろいろ泊るうち、だんだん大人になってきて、ここぞ!
という時はうんとフンパツして憧れの露天風呂付客室の宿にも泊れるようになって♪

なのになのに、そんな憧れ露天風呂付客室の宿に泊れているのに、
アレっ?てどこか違和感を持ってしまう、なんとも面倒な自分がいたのです…

かといって旅の一大イベントは、泊る宿で過ごす時間。
泊りたい宿があってこそ、っていうのが今までの旅に出る一番の原動力なのであって。

京都では片泊りの宿ばかり巡って、夜は好きな料理屋さんでの食事が楽しみ。

そんな京都旅を繰り返してるうち自分の好みが変わって、温泉宿でもかけ流しの湯が
なくて泊食分離もできない、けど高額な今ドキ・リノベーション系温泉旅館がいつのまにやら
重荷になっていたようなのです。。

そこに登場したのが、ハイアット!
う~ん、グッドタイミング♪

■ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ [外資系温泉リゾートホテル]
0460-82-2000 
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320
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ハイアットで特に気に入っているのが、「リビングルーム」と名付けられたラウンジでの
フリーサービス。
宿泊者は夕方はシャンパン・ワイン・ビール・ソフトドリンク等を、朝はコーヒーやジュースを
自由に楽しめるサービスなのです。

それにウレシイのが、ホテルにも関わらずラウンジやダイニングのパブリックな場でも
浴衣&丹前&デザイナーズひのきゲタ(静岡のみずとり製?)の純旅館スタイルOKなこと。

つまりチェックイン後すぐ温泉に入ったあと再度服を着たりフルメイクの必要なく(←重要!)
思いっきりリラックスした格好でホテルの中を歩き回れるのです!
プハー、これがウレシイ。。。女性ならこのリラックス具合、思い当たると思うのですよ♪

夕食までの時間は部屋に籠るより庭や館内を散策したり、ラウンジで読書しながらぼーっ
と…がしたいネル。
ラウンジにあるフリーサービスと浴衣OK、この2つが揃っていたからこそすっぽりとツボに
はまってしまったのでしょう(笑)。

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ラウンジの高い吹き抜けの天井からは大きな銅製の煙突が下がり
暖炉を中心に紬地のソファを配置。

片隅には本物の薪がうず高く積まれ、壁一面のガラス窓の向こうは木々のパティオ。
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夕方4時からはじまるフリーサービスに宿泊者が思い思いに集ってきて、
楽しそうに談笑する姿があちこちで見かけられます。
宿泊者は首都圏のオシャレなお客様が中心な様子。この辺も静岡人のネルにとっては
軽いドキドキ感と日常と離れた場所に来たんだなぁの旅人感があって(笑)、いいのです。


ま~このラウンジで過ごす時間が極楽、極楽~♪♪

ハイアットゆえ欧米系の外国人客も相当数いて、金髪碧い目の子どもが浴衣のすそを
ズルズルにしながら一生懸命に着てる姿が、なんだかものすごく微笑ましい♪

当然英語ペラペラのスタッフも多いらしく、ホテルマンの見本のような細面のスマートな
黒服スタッフが外国人客に丁寧になにやら英語で(恐らく)説明している姿がちらほら。
英語が全くノォーー!!なネル、スタッフのそつのない振る舞いにひたすら感心、感心…

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前回の訪問は夏前だったので、暖炉の火はナシ。
しかし今回はオンシーズン突入!ということで目の前にはパチパチと音を立て、
炭の香りとともに白いかすかな煙が立ち昇り、赤くゆらめく炎の暖炉が。

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A氏はビール、ネルはシャンパンで、まずは乾杯!

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おつまみにスペイン産生ハム・ハモンセラーノをオーダー。
その都度立派な蹄付枝肉からスライスして目の前で盛り付けてくれる。

「色の濃い部分はしっかりスモークされていて、薄い部分は生ハムみたいで。
両方味わいが違って楽しめますよ」
とサーブする作務衣を着た女性スタッフのこんな細やかなひと言も添えられて。

つまんでみてウン、その通り~
脂身もフルーティで、濃い部分も薄い部分もしっかり両方ともオイシイ!
もちろんネルのお替りは赤ワインで。温かい香りでイケル。
A氏の食べる速さを牽制しつつ、皿半分をマイ生ハム領土としてしっかり確保~♪

ハム・ソーセージ系大好きなA氏、「ホテルのラウンジでこの値段なら、いいよね~」
とついつい生ハムのコスパについてまで熱く語り合ってしまう、庶民な2人(笑)

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夕暮れ時、紫から漆黒の闇につつまれたパティオを見ながら3杯目のお替り。
ラウンジの明かりもほど良く落とされ、テーブルにはキャンドルの灯りがプラス。
周囲のお客様も静かに飲みながら、笑顔がこぼれる。
だからここに居るのが、一層また楽しい。
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ソファで揺れる火を見つめているだけでも、なんだか豊かな気分になってくる。
そこで盛り上げてくれるシャンパンもワインも、フリーだからって適当なものじゃない。
だからシアワセ気分から冷めることなく、くつろげるのだと思う。


夕食は外で取ることにしていたので、しぶしぶ部屋に引き上げて。
着替えて彫刻の森駅近くの中華屋さんで食事。おいしかった♪
露天風呂がない代わりにものすごく広い大浴場で、大涌谷の湯にのんびりつかって。

客室は一番スタンダードなタイプだけど、十分に広い。
読書にぴったりのサンテラスは、開閉できる大きな窓から箱根の緑が見渡せる。
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2つのベッドをくっつけてひとつに並べたハリウッドツインのベッドはシモンズ製。
ここのベッドは硬さがちょうどいいカンジ。熱海のミクラス以来の心地よさ。

今日最後のイベントは、持参したDVD「インディ・ジョーンズⅠ」の鑑賞会♪
なんとネル、この超話題作をはじめて見るのです…。
今も昔も、まるっきり外国映画に興味なくって。でも見てみたら、意外と楽しめた!

DVDをチョイスしたA氏、ネルの予想外な反応にうれしそう。
「Ⅱもあるよ♪」にネルびっくり。
この映画3部作になってるそうで、全部持ってきてたみたい。

ではせっかくですから、「インディ・ジョーンズⅡ」スタート~♪
わぁ~アメリカ人って、ディズニーランドみたいなんだなぁ、って何の感想??

朝はゆーっくり起きて9時から朝食。
もちろん2人とも浴衣のままオープンキッチンのダイニングルームへ。

和食と選べる朝食は、アメリカンブレックファストのブッフェに決定。
以前泊ったときよりもパンやデリが増えてるし、フルーツやサラダの野菜も増えてる。

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目移りしそうなほど種類のあるパンは外国人の好みそうなペストリー系が多くて、
A氏は欲張って全種類制覇!ネルにはとっても朝からムリ…。

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生ハム、ベーコンの類もこれまたいい具合。チーズも4種類ほどあって
どれもひとくちずつ食べたけど、これまたワインがほしくなるほどのおいしさ。
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個別に調理してくれる玉子料理を2人分すっかり忘れられてしまうハプニングもあったけど、
まぁいっか、と思えるくらい味には満足できたかも。

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食後はラウンジでフリーのコーヒーをいただきながら、オセロで勝負っ!
ホテルのドローイングルームにあったもの。こんな場でもなければ、きっとやらないもんね。
一試合じっくり突きあって40分弱、勝利はA氏の手に☆

11時過ぎ、大浴場はけっこうな人込み。
みんなネルたちと同じ13時にチェックアウトするのかな。

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笑っていいともを見ながら帰りの身支度。
この時間のチェックアウトって、なんか新鮮♪
チェックイン時と同じ若い女性スタッフが広いデスクの前でお出迎え。

「ご滞在はいかがでしたか?」にっこり笑って聞いてくれる。
この行き届いたスキルがホテルらしい距離感でちょうどいい。

やっぱり、個人経営の旅館と差がついてしまうのはこの辺なのかも。
露天風呂付客室新築のハードに投資してしまったあと、日々の料理の食材や飲料
のレベル、人材の採用・教育の予算をセーブしたくなってしまうのはやむを得ず。
それが過ぎるとハード&宿泊代の立派さと、ソフトの質はどんどん乖離…

だから宿泊代に応じたソフトを期待し過ぎていたネルは、
当然のように落ち込むことになったのだなぁって。
ネルがいちいち気にしすぎ、って指摘も全くもってその通りなんですけど(笑)
でも何でも経験♪いろいろ泊ってきて、やっと自分の好みが見えてきたのかも☆

新設の客室のステキな内装を女将さんに尋ねると「さぁ、私知らなくて」と真顔だった時も
シーツを抱えて廊下の真ん中をズンズン歩く高級旅館の掃除のおばさまにどかされた時も
立派な食事処で空いた皿が一向に下げられず、厨房からバイトさんの笑い声が響いた時も
なんだかこそっと悲しかったからなぁ~(笑)

もともとアメリカ系loveなA氏、今回の宿はそれなりに満足してくれたみたい。
ヨカッタ、ヨカッタ♪

次の滞在時には読書用の小説とインディ・ジョーンズⅢを忘れずに用意しないとね♪

<今日のお会計>
  2640円/ラウンジにて、ハモンセラーノ
3万2000円/ツイン・1泊朝食×2名
                
<宿を出て>
ネル:★★★★☆/今の私にあってるのかも
    温泉地に来てホテル、っていうのは悩み所だけど価格帯や滞在スタイルの選択肢
    が豊富だし女性一人旅でも違和感のない、箱根では新鮮味のあるホテルだと思う。
    全79室のスケールがほどよいからなのかな。
    宿泊者みんながエグゼクティブラウンジにいる気分になれるのは珍しいと思う。
    静岡の人は少しの都会を感じて、首都圏の人は静寂とリゾートを感じられそう。        

A氏:★★★★☆/居心地よかったよ
    海外に行ったときはよくハイアット系に泊ってたから懐かしい。
    俺は部屋に露天風呂なくてもいいし、温泉にもそれほど興味ないから部屋に
    DVDデッキあるとかお酒おいしいとかで快適な方がいいよ。
    ラウンジの暖炉もいいね~。今度バックギャモン持っていくから、もう一勝負しよう!
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by gaisyoku_calendar | 2008-11-02 22:39 | 旅先_箱根の[が]

057 ラバッツア  [箱根・宮ノ下]

最近ハコネ好きになっているネルでございます♪

そんな箱根の中でも一番のお気に入りが、富士屋ホテル前のセピア通りから一本入って
すぐ、温泉シチューパンで有名なベーカリーの横にある「ラバッツア」。
この店があるから箱根行きが楽しい、そう思わせてくれるお店です。
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■イタリアンレストラン ラバッツア [イタリア料理]
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下344
0460-87-9223

イタリア国旗と欧文ロゴの東欧風な黄色い看板を目印に建物の2階へ。
元信用金庫だった建物をそのまま利用した店内。
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使われなくなったエレベーターや壁面金庫はそのままで。

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内装はコンクリートの壁にペールグリーンのペンキを塗って。
ビニールクロスの敷かれたテーブルにアンマッチな籐のイス。
その気取りのなさは、温泉街の外れにポツンと残された喫茶店のよう。

そんな浮かれ気分でハコネに来ていたネルには一瞬ためらわれるような店構え・・・
にもかかわらず、味はかなりの一級品。

それもそのはず、シェフは長年箱根の老舗ホテルで料理長を務めてきた方。
しかも同じ箱根で店を開くにあたって、お世話になったホテルと料理ジャンルが
かぶらない様にとわざわざイタリアンで出店したと聞き、その人柄にもなんだか
深く感じ入ってしまったのです。

オーダーは2人ともメイン料理にパンとサラダがつく「ランチコース」1680円。
アラカルトで「温泉玉子のオニオングラタンスープ」。

前菜もドリンクもデザートもつかなくて高いかナとは思うけど、東京向け観光地価格が
一般的なハコネでこの値段は、料理の内容を考えたらかなり真っ当なハズ。
うん、でも去年来たときはあと何百円か安かったはずだケドなぁ…?

オーダーの後セットされる年季が入ったカトラリー。
明らかにネルには魚用、A氏には肉用が。

こんな簡単なランチセットなのに、メインに応じてきちんとナイフ&フォークを合わせて
くれるのって。どれだけインテリアがステキな店でも、ネルの経験ではほとんどない。


リーフのサラダは新鮮野菜が盛りだくさん!
レタスに水菜、チリチリした葉のエンダイブ、赤いレタスのようなトレビス、
赤い葉脈とルッコラみたいな緑の葉をしたデトロイトもいたような。
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この野菜たちが、まぁ~~オイシイ!
エンダイブは先っぽまでツンツン瑞々しくて、その先っぽにしっかり野菜の旨みがある。
無農薬や有機の野菜を仕入れてるそうだけど、そんなこと事前に知らなくたって
この歯ごたえに甘みや苦味、香りなら断然いつもの野菜と違うって分かりそう。

白いドレッシングもニンニクなんかの香味野菜が効いていて、黒胡椒をかけてないのに
かけたような?風味の良さ。

野菜好きじゃないA氏も
「あれっ?なんだか野菜、おいしいね…」といぶかしげな顔(笑)。
おいしいんだから、いいことじゃない♪

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ブラウンとバケットのパンもなかなか。自家製という生クリームからつくったホイップバターは塩分控えめで、いくらでも食べられそうな優しい味わい。

A氏のメインは「牛ハラミ肉のステーキ」。
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ネルは「生帆立貝の香草パン粉焼」。
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以前の来店で生帆立貝の濃厚さにやられていたネル。
その味が忘れられなくて今回再びのオーダー。

結果は…うっわー、またもやオイシイよぉーーーー!!
ぷっくり厚い身を噛めばぱらっと繊維がほぐれて、甘みがふわっと広がって
半生の火加減のピンクの身が心地よい弾力で新鮮さを教えてくれる。
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パリッと焼かれた表面からは香草の複雑な香りが漂って、
生のホタテとは思えない旨みがじんわり。
あー、お寿司のホタテよりよっぽどおいしいなぁぁ。

だいたい箱根の山の中でホタテが解凍じゃなくて生だし、焼いて尚この厚さだし…。
なんか、すごい。どんな仕入れになってるんだろ。

付け合わせの焼いたトマトもウマウマ。グリーンのソースもしっかりつけて、
果汁が出やすいように温めてくれてあるカットレモンもたっぷり絞って。
色んな味で楽しんで、ホタテ4枚をあっという間に完食。
まったく肉が欲しくならない&実食二回目でも感動が薄れない、この満足感♪

以前食べた「骨付き仔羊の香草パン粉焼」も良くって、
あれ私ってヒツジ好きなんだっけ?って混乱してしまうほど。ネルが相性良かった
だけかもしれないけど、香草パン粉のおいしさをずっと覚えてるんだよなぁ。

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オニオングラタンスープもトロトロで、まぁものすごーくタマネギが甘い。
アツアツでも確かに分かる甘さ。不思議に冷めても濃くならず、同じ位に甘い。

乗ってるチーズなんかはごく普通だけど、
これってタマネギだけの甘さなんだろか?いや…、そうに違いない!
みたいなノリツッコミしてみたくなるほど極限まで煮込まれてる。


店内のあまりのカジュアルさに、新しく入ってきた団体のおばさま達がここはセルフサービスかとカン違いして、自分で水を汲みに行ってしまったのはご愛嬌(笑)。
一方それを日常のごく自然な風景のような振る舞いで静止するスタッフも、いいカンジ。

とはいえせっかくのハコネ気分が盛り下がってしまう人も、かなりいるハズ。
その辺同行者がA氏のように「皿の上にあるもの」が一番重要な人には、これ以上ない位
ぴったりな店なのは間違いナシ。

これからもハコネに行くときは、必ず詣でることになりそうです♪

<今日のお会計>
3990円・2名/ランチコース1680円×2、温泉玉子入りオニオングラタンスープ630円
                
<店を出て>
ネル:★★★★☆/ハコネでこんな本格料理が食べれるとは
    料理本位、必要なサービス本位で、箱根で満足できる食事ができる貴重な店。
    コスパや意外性も含め、箱根全体を見直すきっかけになったと思う。
    ネルの行く旅はおいしいものとの出会いが大切なんだ、と今更ながらに実感。        

A氏:★★★☆☆/ディナーでもう一回来たかった
    おいしいと聞かされてたけど、期待を裏切らない店だった。
    牛ハラミが2枚で量もあったし。俺でも野菜の味が分かったのは新鮮な体験。
    ホテルが近かったら夜も食べに来たかったなぁ~。残念!    
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by gaisyoku_calendar | 2008-11-02 09:54 | 旅先_箱根の[が]

049 パセオ  [箱根・強羅]

箱根に行き始めたのは、ついここ何年か。
昔運転免許を取り出した時代に仲間と日帰り温泉に行ったくらいで、
あとはほとんど興味がなかった。

そこに御殿場プレミアムアウトレットが出現。
車で30分もあれば仙石原に着くと気づいてから、何となく身近になっていた。

でも行けども行けども、トーキョー価格&いかにも観光地な雰囲気の宿や店ばかりで、
がっかりの連続。

それなのに、最近になって急に、お気に入りになる場所が多い。
やっとネルの見る目が養われてきた、ってことなのかな。

■フローリスト アンド ティールーム paseo [花&カフェ]
箱根町強羅1320-634
0460-82-6100

まずは真横に位置するハイアット リージェンシー箱根 リゾート&スパ を目指して
箱根登山鉄道強羅駅から、曲がりくねった坂道をひたすら上へ。
途中の分岐点もハイアットのカンバンを目印に。

一度だけ泊ったこの箱根ハイアット、思いのほか居心地が良くてびっくり。

なんというか、部屋や館内インテリアといったハードは外国人の思う“禅”イメージのごとく
堅めに洗練されているのに、そこに温泉旅館的なまったり感がうまくはまっているのだ。

浴衣のまま薪の燃える吹き抜けのメインラウンジで寛げるとか、
大浴場が気持ちいいとかは、純和風の楽しみ。
しかもフレンチのメインダイニングも浴衣&丹前のままでOK。

さすがにハイアットらしく、金髪&碧い目の子どもが浴衣姿でうれしそうに走り回ってる姿も
見れてほほえましい(笑)

何かと話題を見つけて声をかけようとしてくれる若手スタッフの心遣いはうれしいし、
年配スタッフのいい感じに気の抜けた?話し方も
お湯でまったりリゾートしてるこちらにとっては好都合。

一番のお気に入りは、夕方と朝のフリーサービス。
宿泊者にはメインラウンジでドリンクが無料で振舞われる、太っ腹なサービス。
夕方の回はシャンパンやワイン、生ビールもリストに含まれている。

チーズやおつまみがない位で、首都圏ホテルのエグゼクティブフロアに近い位の
サービスを受けられるのに、格好は浴衣、湯上りでぽーっとしたまま飲み放題(笑)。
このギャップがなんだか妙にうれしくて。

と、ハイアットに泊らずとも地元民みたいな顔をしてふらっと立ち寄りたいのがパセオ。
f0106938_054034.jpg
ハイアット正面玄関を通り抜けたら、すぐに看板とデッキテラスが見えてくる。

今時なセンスのいい花が揃った店先を抜け、奥へと進む。
f0106938_0542382.jpg
花屋さんに併設されたカフェスペースはカウンターと少しのテーブルだけで、ごくこじんまり。
親子のような女性だけで経営する小さな店は、ご近所らしい常連さんがひっきりなし。

あるおじさまは定位置らしいカウンターに座り新聞を広げる。
何も言わずとも、コーヒーがすっと目の前に。
あるご夫婦は寝坊した理由とこの後詰まっている仕事の予定を詳細に
店員さんに説明しながら、メニュー選び。

とはいっても観光客が入りづらい雰囲気などはなく、店員さんもごくごく自然体。
花屋スペースに行きつ戻りつ、調理も接客もをこなしている。

頼んだのは本日のスイーツだった「バナナのフラン」。
ネルドリップのコーヒーも一緒に。
f0106938_0543816.jpg
フラン、といってもしっかり実のつまったプリンのこと。
手づくりらしく、見た目よりしっかりバナナの甘みが生きている。
ボリュームもきちんと。コーヒーもほっとする味。

ここが観光地の箱根だってことを忘れてしまいそうな位、
街中の長年続いている喫茶店でよくある
ごく普通の穏やかな時間が流れている。

あっ、この銅を打ち伸ばしただけ、みたいな真っ平らなコーヒースプーン。
すっごくいい。。。
フランを切り分けて食べてみたら、大正解。ずっとおいしく感じる。

さすがに分けてほしいとは言い出せず、店を後に。
静岡に戻り、春のレシピ特集にひかれて買ったanan。
なんと色も形も全く同じスプーンが、レシピ写真に登場~

次回伺った時は、勇気を出してどこで手に入るのか聞いてみよ!
f0106938_0545685.jpg
<今日のお会計>
900円・1名/本日のケーキ450円、コーヒー450円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/当たり前においしく落ち着く、箱根で貴重なカフェ
     箱根の中でも強羅のかなり山奥で、ここだけを目指して来るのは
     大変かも。でも何度も箱根に通うなら、知っておいて損はないはず。
     ケーブルカーの駅なら徒歩圏内だから、次はランチで行ってみよ♪
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by gaisyoku_calendar | 2008-04-14 00:32 | 旅先_箱根の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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