shizuoka 外食カレンダー

gaisyoku.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:伊豆・東部の[が]( 19 )

079 ディレッタントカフェ [三島・広小路]

行きたいような、そうでもないような。。

街中をさわさわと流れる清流、源兵衛川沿いに張り出したテラス席が
特徴的なレストランカフェ。

メディアで見ていたインテリアや店内の雰囲気が
どうも、その、、こちらにオトナモードを要求されそうで迷っていた店。

でも三島大社の桜でずいぶん気分が良くなってしまい
アレ、確かこの辺曲がってまっすぐ行ったあたりにあったよね…
と焼肉店や居酒屋のある小路を抜けて突き進んでいくと。。

あった、あった、ありました~♪♪♪

小さな線路と踏み切りの向こうに
そうそう、見覚えのあるロゴとあのテラス席!

鉄階段を降りていった地下が店の入り口。
f0106938_23501916.jpg
このシャビーな看板やロゴ、色使いはやっぱりそれなりに難しそうな気配濃厚。
でも、いいでしょう。お茶ならば。
やっぱりあのテラス席、見てみたいもの。

■#dilettante cafe [カフェ・イタリア料理]
三島市緑町1-1
055-972-3572

もしかしたら満員で入れないかも、と予想はしていたものの
ランチのピークを過ぎていたせいかすんなり入店OK。

テラス席手前の店内席か外のテラス席の、どちらでもお好きな方へどうぞ、
と若い女性のスタッフさん、柔らかい笑顔で丁寧に案内してくれる。

アレ、なんだ、意外といい感じみたい。
ホッ。。

それほど暖かくもなかったので、テラスが目の前の店内席へ。
ウン、この場所がベストポジションかも☆

テラス席を覗き込んでみるとひざ掛けの置かれた席が5つほど。
f0106938_23503695.jpg
実際目にしてみると、本当に川と同じくらいの高さにテラスの床があって
源兵衛川の中にある散歩道の踏み石を渡ってくる観光客とばっちり目線が合うくらい。

目の前は新緑の緑と山桜の可憐な白、
せせらぎの音にふっと横を見上げれば、ガタゴトとあまりにのどかに響くローカル電車の通り過ぎる音。

うーーん、、なかなかこれは、ステキかも。。

とにかく川面からの距離感、近さが京都の川床とはレベルが違う。

f0106938_23504675.jpg
照明を落とし気味にした店内はアンティークな気配の小物や調度品、絵画がそこかしこに。
空間全体のデザイン、家具、レイアウトにも破綻がなく隅々まで気配りが行き届いているのが感じられる。

カフェメニューは500円前後から。やっぱり安くはないかな。
メニューリストには飲料の注文が必須で、
オーダーがない場合はミネラル(だったかな?)を有料で出す旨の一文が。

席料ってことなんだろうけど、予想通りというか、そういう店だって気構えは
ゲストの側に求められているんだと思う。

普段ならこの類の注意書きを目にしてしまった時点でかなりうぅ~~~ん、なんだけど
でもお店の人がどの人も感じ良さそうだから ・・・ ・・・ ……… OKかな♪


後から後からお客さんはやってきて店内は常にほぼ満員。
そのせいかオーダーから出てくるまでに間が空いてしまう。
f0106938_2351867.jpg
テラス席では小さな子どもが電車見物にもう夢中、前のめりのかぶりりつき(笑)。

お茶しながら清流を眺めて、電車も眺めて、ついでに観光客に手を振ってもらって…
子どもにとってこんなにワクワクできる席って、なかなかないハズ。

でもスタッフさんも別にとがめる風でもなく、困った風でもなく、
余裕というか自然と接していたのが印象的。

なんだなんだ、いい感じなんだね~♪
f0106938_23511923.jpg
カフェオレと季節限定の桜のレアチーズケーキ。

このケーキ、間に桜風味の求肥(たぶん)を挟んであって、
オリジナル感の高い和テイストなもの。

うんうん、思ったよりぜんぜんおいしい! 
ヤッタ! ! ! 


オトナモードな店が面倒なA氏も、なんだか知らぬ間に気に入ったよう。
f0106938_2351299.jpg
「会計した帰り際にさ、またお出でください、って言ってくれたよ♪」とゴキゲン。
あっ、そうだったんだね。。

うん、また天気のいい日に。
今度はランチがいいかな。

<今日のお会計>
たしか1500円くらい・2名/桜のレアチーズケーキ500円、カフェオレ、アイスコーヒー

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/このロケーションは最強
    なかなか静岡にはない川べりの情景を取り込んだ店内。それだけでも行く価値がある。
    店の醸し出すトーンにこちらから合わせる気持ちで行けば十分満足できると思う。
    桜のレアチーズ、すごくおいしかった。自家製なのか聞いてみればよかったな。
   
A氏:★★★★☆/今度は夜行ってみたい
    気取った店かと思ったけど全然そんなことなくて居心地よかった。天気がよければテラス席が
    気持ちいいね。ただ目の前を人や電車が通るから食事の時間だと落ち着かないかな。
    駐車場あるの分かったから次はクルマで行ってみたい。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2012-04-23 23:52 | 伊豆・東部の[が]

078 トラットリア ラ・ボッカ [三島・一番町]

三島大社の満開の桜を見るために、三島に行ってきました♪

伊豆や箱根に行くたび、
クルマで目の前を通り過ぎるだけだった三島大社。

今日はクルマをJR三島駅前のパーキングに止めて
花見客の人混みに流されながら、川沿いをぶらり、ぶらり。

ほんの10分ほどで三島大社の裏口に到着!

今年は寒さが重なったせいで、本来少しづつ時期をずらして咲くはずの
ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜の3種が同時に開花しているらしい。

f0106938_18384175.jpg
うわっ、京都に来たみたい!! キレイ!!

こっくり桃色の八重桜にほんのりピンクのソメイヨシノ、そこに豪華な枝垂れ桜が
重なりあって水面に映る姿は本当にキレイ。

今日が満開のいちばんいい日だろうな。。。
来れてヨカッタ!

境内はこれでもかとわんさか露天が立ち並び、
ご年配者から家族連れまで、おそらく人出もこのシーズン最高潮。

東部で住むなら三島がいい、いい、って聞いていたけど

さっきの駅から続く川の流れる遊歩道といい、
駅から徒歩圏内にあるたくさんの緑地帯や三島大社のちょうどいい地元感といい、
確かに住んだらのんびり街歩きが楽しめて、飽きずに暮らせる気がする。


お昼は予約していた三島駅南口のイタリアンへ。
f0106938_272712.jpg
■TRATTORIA LA BOCCA [イタリア料理]
三島市一番町20-3 青木ビル2F
055-972-3722

三島市民文化会館の正面入口すぐ横のビルの2階。

どうやらネルたちがお昼一番のり。
店内はテーブル席が3つほどと大きく開いた窓に向かってカウンターがいくつか。
このカウンター、ひとりでも二人でも、居心地よさそう。

これといった装飾はなく、壁や床の古材調のウッドをポイントにかなりシンプルにまとめられている。
テーブルは床材と近い材を使ったオリジナルな感じ。
そういう意味ではイマドキなのかも。
f0106938_28721.jpg

ランチメニューはパスタ単品のほか
Pranzo A・1260円とPranzo B・1575円のセットメニューが2つ。

ネルたちは前菜盛合せ・パン・パスタ・カフェのPranzo Bセットをオーダー。

中はおそらくシェフのご主人とサービスの奥様の若いお二人。
黙々と料理をつくるご主人と奥様のやさしそうな笑顔のコンビがいい感じ。

f0106938_282414.jpg
夜のメニューは1000円台が揃っているよう。
こういう人柄が滲み出てるまじめな手書きの字って、信用できる気がするのはネルだけかな(笑)

もち豚、鶏モモのミックスグリル 2300円 …。
おいしそう。。。

本当は2~3人で夜来て好きなメニューをいくつか頼んでグラスのワインを追加でどんどん頼む、
って使い方がいいんだろうな。
(どなたか一緒に行きませんか?笑)

f0106938_283950.jpg
盛り合わせの前菜。
好きなタイプのオリーブオイルがベースで食べやすい。
キノコのマリネは酸味が効いているのに程よくて、皿全体のバランスがいい。

f0106938_285344.jpg
パスタは
・タコとジャガイモのジェノベーゼ ・自家製ソーセージのピリ辛トマトソース ・カルボナーラ
からのチョイス。ネルは 自家製ソーセージのパスタで。

手ごねらしい丸っぽい自家製ソーセージは噛み応えアリ!ボリュームもアリ!
これこれ、サルシッチャ、ってのじゃないかな?

ソースはホントに後味ピリ辛で
トマトの爽やかな風味も生きている。

あぁ、よかった。。
たまに調味料だけでできた、輪郭のないぼてっとしたトマトソースがあって、
それがどちらかといえば苦手なのだけどここのは全くそういうジャンルではない。


白いテーブルクロスの上で下皿のある食器で出されたら、
それなりの値段のコースの一品としてでも十分通じそう。

f0106938_29585.jpg
食べ終わる頃になってもお客さんはネルたちだけ。

でも案内された席の位置を考えると、空いている席も実際は予約済みで
もっと遅い時間に予約を入れてるお客さんがほとんど、ってことなんだろうか。

その間食材の納品に訪れる業者さんがひっきりなし。

発泡スチロールに入った大きな魚を持ってきた、ガタイのいい精悍な風貌のオジサン。
納得できる魚しかオレは扱わないぜ!(勝手な妄想ですが…笑)風なオーラを纏って、なかなか。

そうかそうか…、ナルホドね。。
じゃあ次来たときは魚料理いってみようかナ。。


<今日のお会計>
3150円・2名/ランチセット Pranzo B 1575円×2

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/静岡にあってほしいな
   駅から徒歩少し、こじんまりしてシンプルで落ち着いた感じ、きちんとした料理。
   イタリア料理でこういうタイプの店って静岡にはない気がする。似たのはあっても
   なんかこう、醸し出す雰囲気が違うというか。。やっぱり人の持ち味なのかな。
   
A氏:★★★☆☆/メインの種類を増やしてほしい
   トマトもジェノベーゼも好きじゃないからカルボナーラしか選べなかった。
   リゾットも選べたらよかったのにナ。この値段ならもう少しボリュームが欲しい。
   あっ、でもパンはおかわりくれたナ♪ 味はおいしいし感じもいいと思う。
   
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2012-04-22 02:10 | 伊豆・東部の[が]

077 手打ちそば 杉本 [沼津・駅北]

時間を覚え間違いしていたのか、
久しぶりの手打ち蕎麦に気分が高揚してしまっていたのか。

開店の20分以上も前に着いてしまった「手打ちそば 杉本」。

暖簾の掲げられていない入り口に戸惑っていると

洗濯物を干しに裏口から出てきたスタッフのおばさまに運よく見つけてもらい
「掃除終わってますので、どうぞ」と案内してもらえる。

 ふぅ、ヨカッタ~

それにしてもあそこまで怪訝な目で見なくても。
ちゃんと自分たちのほうが悪かった、とは思ってるんですヨ(笑)。

■手打ちそば 杉本 [蕎麦]
沼津市本田町4-35
055-921-8468
f0106938_2244685.jpg
それなりに財のある家系の住まいだったと推測される古民家風の造り。
和風庭園には筍の生えた竹林、ピンクが濃いツツジの大樹も。

靴を脱いで広いたたきの玄関をあがると
緑の庭園を存分にのぞめる広縁のテーブル席。隣には畳の座敷席。
f0106938_2253169.jpg
レトロなガラス照明、アンティークな壷や書画の装飾品、猫足ゴブラン織調の家具は
これぞ大正浪漫なモノばかり。

 あっ、これって
 沼津の御用邸イメージなのかな。。

蕎麦は石臼挽きの自家製粉、十割。

ネルの頼んだ 「おろしそば」1000円 は大盛で+200円。
f0106938_2263298.jpg
細めで端整。
キリッと角が立ってみずみずしい。十割らしい風情満点。

細切れに短くなったはしっこ部分が
底に敷いた水切りにそこそこ大量に挟まってるのはご愛嬌。

つゆは少し硬いかな。
静岡の甘めに慣れているせいかも。

別添えにしてくれた滑らかなおろし。
こちらもたっぷり、大盛りにしてくれてある。
ふふっ、ウレシイ。。。

あれっ、薬味でついてきた、天かす。

 あれれっ?コレ、おいしいや。

蕎麦食べに行って「ココの天かすおいしい」って思ったこと
今まであったかな?(笑)。

天もりにしたA氏のえび天を分けてもらい
食べてみる。

うーーーん、えび天はフツウにおいしい、かなぁ。

となると、やっぱり 天かすそのもの か
揚げ油がおいしいんだな。

風味が高いというか、香ばしいのギリギリ瀬戸際まで迫ってきながら
控えめにやさしくまとまってるというか。


子連れは気をつけて、このオーダーは最初にとか
これは自信があるとか好評だとか希少だとか
注意書きやら薀蓄系の書き物がやたら目に付いて気になるといえば気になるけど

眩いほど気持ちのいい、陽光輝く緑の庭園を眺めながら
天井の低い、昼日中でも薄暗い日本家屋のなかで畳の上で手繰る蕎麦は
これはこれでなかなかオツなもの。

板張りの床に柱、古いガラスの細工窓にまでピシッと掃除が行き届いて
アプローチの飛び石にしっかり打ち水されているのも気持ちがいい。

そうそう、蕎麦ってこういう舞台装置があるからおいしいんだよね…

いやいや、正確には
「キライになれない」んだよなぁ~~


<今日のお会計>
2700円・2名/天もりそば1500円、おろしそば・大盛1200円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/建物の雰囲気が好き
   古民家の建物は手入れもセンスもいいと思う。あーでもちょっと
   マダム系寄りかな。蕎麦はみずみずしいのに肝心の水の味が
   伝わってこなかったのが物足りないかも。天かすオイシイ!
   
A氏:★★★☆☆/十割でのど越しのいい蕎麦
   十割にしてはつるっとしていて食感が良かった。
   天ぷらもおいしい。沼津の駅からは遠いけど、クルマならすぐだし、
   落ち着いて昼食べたいときにはまた来ると思う。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2011-05-03 02:31 | 伊豆・東部の[が]

074 野風増 [中伊豆・修善寺]

河津からは中伊豆ルートを選択して帰路へ。

お昼どうしようか決めかねていたけど、
そうだ、だぎんさんのブログに修善寺のとんかつ屋さんがあったよね~と速攻決定♪

伊豆箱根鉄道・修善寺駅をクルマで奥に進んで次の駅、牧之郷のすぐ近く。
目立たない細い道路沿いにあるから看板を見落とさないようにしないと。
f0106938_1723295.jpg
■野風増 [とんかつ]
伊豆市牧之郷534-3
055-873-0888

外観はこざっぱりしたログハウスみたいな建物。
店内は意外と広くて座敷のテーブル席に掘りきりのカウンター、広い個室も備えている。

とにかくランチ、ランチ♪
f0106938_17235788.jpg
わっ、どれも安いよね!
こんな観光地でとんかつの定食が1000円からあるなんて、ウレシイな~

メニューには店のこだわりが書いてあって

・キャベツは手きざみ
・ご飯は伊豆産コシヒカリ
・とんかつもキャベツもご飯もはじめから大盛り

と旅館の上品な食事に飽きがきていた?A氏にとってはうれしい限り(笑)。

A氏オーダーの「特選地鶏カツ定食」1000円。
f0106938_17241977.jpg
うーーーーん、地鶏カツ大きい!

あれ、でも地鶏ってこんなに安く提供できるのかな?
品種は明記してないから平飼いの地元産鶏肉って意味なのかな。。

ウフ、それにしてもキャベツも大盛り、ごはんもいっぱい。
ごはんとキャベツはお替り自由。
こりゃ食べがいありそうだ。。

ネルは「三島産もち豚ロースかつ定食」1000円。
f0106938_17243116.jpg
うわっ、こっちも大きい!

お味噌汁はかぼちゃ、にんじん、キャベツ、しめじ、長ネギが入ってたっぷり具沢山。
付け合せの小鉢はマヨネーズ多め、ペタッとしたなつかし系のポテトサラダ。
お新香は盛合せ、コーヒーもセルフサービスでついてくる。
f0106938_17244189.jpg
ひと切れがぶ厚いな~。
持った箸先がずしっと重いぐらい(笑)。

衣は粗すぎず細かすぎず、いい感じでサクサク。
お肉から衣がはがれやすいのが気になったけど、ひと切れが大きいからかな?

ご飯はピカピカ、お味噌汁も食べ応え十分。
手づくりっぽい玉ねぎのドレッシングがこれまたおいしい♪
山盛りのキャベツがどんどんお腹に納まっていく。

はーー、食べた食べた。。
でもしっかり頂いてきた旅館の朝食のせいか
いつまでたってもまったく食べきれそうにない。

A氏にポテサラおすそわけしようとしたら
いや、オレももういっぱい…、だって。

先にごはんもカツもおすそわけしちゃったからナ。
それにしてもA氏がおなかいっぱいになるボリュームって、すごい…

食後はセルフのコーヒーでいっぷく。

ふぅーー、こういうお店
近所にあってほしいのになぁー(笑)。

<今日のお会計>
2000円・2名/特選地鶏カツ定食1000円、三島産もち豚ロースかつ定食1000円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/修善寺では貴重な昼定食
    伊豆や修善寺らしさにこだわらなければ安いしおいしいし、ボリュームも
    あるし。女性だと量が多すぎる気もするけど、仕事やリピーターで通って
    いて普通においしい食事がしたい人なら納得のお昼になりそう。

A氏:★★★☆☆/予想以上のボリューム
     こんなにボリュームあると思わなかった。小鉢のポテトサラダもおいしい。
     オリジナルのわさびソースもおいしかった。修善寺の中心地からは少し
     離れてるけどクルマで行けば近い。昼時あまり混んでないといいなぁ。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2010-10-05 17:25 | 伊豆・東部の[が]

071 レストラン ビオス [旧・富士郡芝川町]

 
 最近定着した感のある「野菜がウリの料理店」。
 たぶんネルもA氏もそれほど好みではないだろうと、近寄らないようにしてきたハズ。

 なのに。
 ちょっとイイコトがあった休日、ついつい気が大きくなって出かけてしまったのです…

 ■restaurant BIO-S レストラン ビオス  [自家有機野菜メインのフランス料理]
  富士宮市大鹿窪939-1
  0544-67-0095
  http://www.bio-farm.jp/

 オープンは昨年の12月。
 以前からオーナーさんの農業ビジネス、野菜宅配やデリ展開など、
 いろんなメディアで目にしている人も多いかも。

 天井を高く窓を大きく、借景を取り込みながら採光も十分に配慮された明るい店内。
 白を基調に木や土の自然素材をふんだんに使い、現代的で清潔感いっぱい。

 テーブルクロスもきちんと厚手で上質、カトラリーはクリストフルで。
 
 オーダーは二人とも一番お手軽なランチコース。 
 ランチでもコースメニューは4種ほどあって、一番上は9000円ぐらいだったかな?


 ■その日のおすすめ おまかせランチ 2940円(税・サ込)

 <アミューズ>トマトとほうれん草の×××(ひと口大のポンデケージョみたいなの)

 <パン2種&オリーブオイル> 

 <前 菜>功刀さんが育てた3年物の虹鱒と野菜のテリーヌ  春の畑のサラダを添えて

 <メイン>沼津港から 本日のお魚のポワレ菜の花添え 白ワインソース
        or
       豚肩ロースのコンフィ 白インゲンと早春野菜のトマト煮

 <デザート> ルッコラのブラマンジェ

 <小菓子> 柚子のパウンドケーキ&ごぼうのクッキー

 <食後の飲み物>コーヒーorエスプレッソor紅茶orハーブティー



 食事を終えて思ったのは…

 やっぱりネルたち、この店のターゲットではなかった(笑)。


 行く前から予想はできてたのに…これは誘ったこちらの責任。
 A氏、すみませぬ。


 驚いたのは、ある程度の客単価を設定している料理店なハズなのに
 スタッフの半分はまるで笑顔も挨拶なく
 オーダー取りから始まって料理説明も終始??で、ほぼすべてこちらから質問。

 といってもどのスタッフさんも全然悪気ないんだろうな…
 っていうごく淡々とした空気はものすごーーく伝わってくる。
 

 食事中の一例だと、スタッフさんがカトラリーを落としてしまったとき
 硬いタイル貼の床にガッッシャーーーンて大音量が響き渡ったにもかかわらず
 本人はもちろん、その場にいるスタッフさん全員もナゼかまるで無言。

 店中水を打ったようにシーーーーンと静まり返って…

 もうこの空気、いたたまれない(笑)。
 失礼しました!って私が代わりに大声で言いたい。。

 
 となりの女性客が食事中ずっと、食べづらそうに大きなバッグをイスと背の間に挟んでるから
 たまにポロッと落としてしまい、しかも自分で恥ずかしそうに拾ったりしてるの、
 あぁ、荷物台持ってきてあげたい。。。

 道に迷って遅い時間に入ってきた(話し声聞こえてしまった…)別の女性客がオーダーしようと
 すいませーーん、って聞こえてるはずの距離で何度も声かけてるのに誰も来てもらえないの、
 私がスタッフさん呼んできてあげたい。。。。


 他に接客以外にももろもろ、え、ここではこれが普通なんだ???なことが連発。
 よっぽどネルたちと相性が悪いのか、来店タイミングが悪かったのか…


 でも、色々考え合わせると、腹立たしい気持ちにはなれない。
 途中A氏とふたり、笑えてきちゃったくらい。


 全然ジャンルは違うけど、
 軽井沢星のやで有名な同系列の宿に泊ったときの、激しい違和感と似た感覚。

 媒体露出はすごいし、実際ファンもリピーターも多くて支持されてるのだろうけど
 でも働いてる人の他人事な雰囲気がそっくりだし、
 あぁ私はお呼びじゃなかったんだな…っていう戸惑い。。

 
 そうそう、もともとオープンして時間も経ったし、いい意味で予想を裏切ってもらえたら♪
 とこちらに都合よく思ってただけだし…



 それにしても。(←まだ言ってる。笑)

 あぁ、デジャブ!!


 富士宮のヴァルナが思い出されてしまう。
 二店に共通して感じたのは

 ☆理想コンセプト → 応援したい
 ☆媒体露出 → 怒涛の勢い
 ☆立地 → 首都圏からのドライブコース範囲内の郊外
 ☆ハコ&インテリア&テーブルコーディネート → とってもステキ
 ☆接客&ホスピタリティ → ?

  
 たぶん今回ホールがこんな感じだったのは
 たまたまこの時間はオーナーさんが接客に入っていなかったから、だと思う。
 オーナーさんがいれば、受ける印象はだいぶ違ったのだと思う。 

 それにレセプション担当のキレイな女性は誠実なとっても感じのいい方で、
 笑顔も気遣いもあって、唯一プロのオーラ。
 他のスタッフさんも、一生懸命なんだとは思う。
  

 ただいちばん肝心の料理のおいしさが、どれも…

 コンフィにした肩ロースは肉の旨みが抜けきって、
 代わりに繊維のスキマにべったり揚油が充満してるし

 デザートや小菓子は近所の奥様の手づくり野菜スイーツです♪な素人っぽさ全開、
 味を犠牲にして野菜を主張した結果、不快な土くささがずっと口に残る…

 どうしたんだろう。
 ランチだから?でもきちんとした店だし、いちおうこの料金だし。。
 …この日だけのことなんだろうか。。
 

 あっ、でも、
 前菜やメインのポーションは予想以上だったし

 前菜の付け合わせに出た自家畑のリーフ類は、さすがの風味と鮮度で感心。
 ふたり唯一ホッとした瞬間(笑)



 ウーーーーーーーーーーーーーーーン、
 つまり、


 おそらく

 有機野菜、食の安全、地産地消、新しい農業&農業ビジネス、レストランビジネス

 に興味があるとか

 首都圏のレストランに行き飽きてたり、
 地方の料理店の新しい取り組みに前向きに共鳴&理解できて、買い支える気持ちがある人
 が楽しめて


 コンセプトは応援&共感するけど
 「心地よい雰囲気の中で、おいしい料理を、納得感ある料金で」
 ふつうに食事を楽しみたい、地元のネルとA氏が

 それなりの労力と時間と交通費をかけて
 休日の大事な一食をメインの楽しみに出かけるのには、やっぱり違ったんだなって。
 

 帰りしな駐車場のクルマは偶然なのか、全て県内ナンバー。
 あれ、首都圏のお金持ちがターゲットじゃないのかな…


 帰りのクルマのなか、A氏が小さな声でぼそっと

 「遅れて入ってきた隣の席の女の子、

  肉料理食べながら  久しぶりに学食の味思い出した って言ってたよ」


 わーーーー。。。

 なんか、ホントいろいろ、すみませんでした!!
 
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2010-04-13 12:48 | 伊豆・東部の[が]

068 三つ割り菊 [中伊豆・韮山]

続いて向かったのは、伊豆に入って中伊豆方面、
韮山反射炉の裏山をずんずん登っていった先。

キャンプかゴルフでもする人じゃないと通らないだろうな…
と思われるほど辺り一帯山の中。


不安になりながらも進んでいくと、
あっ、看板発見!
f0106938_2355419.jpg
わ、お昼しかやらないんだ・・・

■笊ざる 蕎麦 三つ割り菊 [蕎麦]
伊豆の国市中1614-4
055-944-1900

f0106938_23552764.jpg
建物は白壁に瓦の二階建て。意外に大きい。


靴をぬいで上がる板張りの店内はさっぱりした民芸調。
テーブル席と畳敷の掘りごたつ席をゆったりと配置してある。

f0106938_23555722.jpg

店内に先客はナシ。
さすがにこの天気じゃあね・・・


竹林の見える窓側のテーブル席に腰掛けて。
f0106938_23554461.jpg
メニューは「もり」「田舎」「焼き味噌」のみ。
せっかくなので全てオーダー。

このテーブル、きれいにしてるなぁ。
竹林が映り込むほどぴかぴかだし、厚みもあってきれい。


はじめに出てきた「焼き味噌」。
f0106938_23562878.jpg
味噌は爽やかな甘さ。
もう少し焼きが強めでもいいかな。


いよいよお蕎麦~♪

「もりそば」は細めのニ八。
白目でぴかっと。
f0106938_2356418.jpg
あっ、なかなか、おいしい~
風味もあるし、のど越しもいい。

ここの割り箸、先が合わないスキマ部分が多いから
細めな蕎麦が掴みづらくて仕方ない(笑)。

ここはやっぱり頼りになるMY箸で。
あ~、やっと本来のおいしさになった。たかが箸でも、味って変わるのになぁ…。

「田舎」は甘皮入りの太目の二八。
f0106938_035111.jpg
太めといっても、かなりの太さと平張り具合(笑)。

f0106938_23573363.jpg
つゆもバランスよく、わさびも新鮮で味がある。
おいしいなぁ。


あーーー、でも。
楽しくはない?…カナ。。。

翁系だけじゃなくメニュー数の少ない蕎麦店に限って

行くのに時間と労力の負担が大きい
郊外に店を構えてることが多い気がするのだけど

それって本来は おいしい水があるから、 なはず。

なのに行ってみると、どーもそんな気配は伝わってこなくて
「あんな僻地にあるんだから、おいしいだろうナ♪」的な
付加価値、立地を含めた雰囲気も味のうち、にしかなってないような…。

伊豆寄りの郊外にあって
県内外からお客さんを集めるレストランのシェフが

 「こんな遠くまで足を運んでいただいたのですから

  予想以上の満足感でお応えしたいんです」

と話してくれたことがあって。
これって味はもちろん、店の雰囲気や料金、接客もすべて含めたトータルでのことだと思う。

まとめていうと、ホスピタリティ?

 「 いくらこちらが良いと思うものを出しても

  お客さんがおいしいと感じてくれなければそれまで、です 」

とも。シェフがお客さんを信頼して、真摯に耳を傾けているから出てくる言葉なんだと思う。


お客さんに喜んでもらいたい、って店の心意気が伝わってきて 食べる方も嬉しくなる。
そういう蕎麦店の方が蕎麦通の人だってよりおいしいと思うんだけどネ♪

でもこれって、味をおいしくするより
ムズカシイことなのかもしれないな。


<今日のお会計>
1800円・2名/もりそば 800円、田舎そば 800円、焼き味噌 200円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/趣味として楽しむ蕎麦
    みんなで楽しむ食事としてより、蕎麦食べ歩き&食べ比べを楽しみたい人向け。
    もりはツルっとしてのど越しもよく、雑味もなくていい感じ。
    これが遠くの観光地で食べたなら、もっと希少性が感じられたのかも。

A氏:★★★☆☆/田舎そばがおいしい
    コシがあっておいしかった。でもこれぐらいの味ならよく探せば他にもありそう。
    かなり時間ロスして遠回りして行ったわりにテーブルが寂しくて間が持たないし、
    メニュー追加もできないからお腹すいてる人は注意。値段が高すぎないのは○。    
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2009-07-25 00:09 | 伊豆・東部の[が]

067 ふく田 [沼津]

北海道UPの途中ですが、7月三連休の伊豆旅行も…
なので忘れないうち、こちらをUPします(笑)

沼津ICを下りて伊豆方面へ抜ける街道沿い、沼津東高校のすぐ先。
f0106938_15163460.jpg
すごく目立つ看板があって知ってはいたものの
いつも気持ちは伊豆へと向かっていてスルーーー♪

だから今回こそ、ここでお昼をすませてから
のんびり伊豆へ向かおうね~と立ち寄ったのです。

■石臼挽 自家製粉 そば ふく田(ふくでん)[蕎麦]
沼津市岡宮1433-7
0559-26-7284
f0106938_1517013.jpg
駐車場横に建つ店は、一般の民家のような平屋建。

暖簾をくぐった玄関脇には、石臼の見えるガラス張りの打ち場。
下駄箱に靴をしまって、フローリングの店内へ。
f0106938_1517156.jpg
席は全て板の間、座卓と座布団。
和箪笥が置かれた一番奥の席へ。


…ほんの少し座っただけでお尻がイタイ。。

どれぐらい使ってるんだろう??と思うほどこの座布団、薄い。
コレはそうとう使い込んでるだろうナ~

そうだ、ここは二枚重ねだ!
と気づいてピンチ脱出(笑)

f0106938_15172898.jpg
メニューは蕎麦だけでなく一品モノも。

f0106938_15181160.jpg
裏面には蕎麦粉の産地や希少性の解説、調味料や食材についての説明書き。


まっ、食べましょうか♪

f0106938_15182546.jpg
はじめに出てきたのは
セットの「季節のおかず盛合せ」。

手前左のこんにゃくがおいしい~♪
柚子味噌の爽やかな甘さがマッチして、いくらでも食べられそう。

それに ゴーヤーの和え物、白和え、小松菜のおひたし、
きんぴら牛蒡、蕎麦の実と味噌、蒸し南瓜、茄子味噌

とどれも素朴ながら上品ですっきりした味わい。

静岡街中のちょっとした小料理屋さんより遥かにおいしい気がする。

f0106938_15183710.jpg
続いて「天ぷらおろし」登場~

アレ、見た目こういう感じかぁぁ。

大きい海老の天ぷら。
半生レアな火の通し加減がちょうどいい。いいなぁ。


蕎麦は、うーん、どうだろう。

水切りを甘くってことじゃなくて、蕎麦自体がもっとみずみずしい方が好みかなぁ。
清冽な水の甘味が伝わってくるような…

つゆは辛め&硬め。

大根おろしも形や食感はいいのだけど、ネルには辛すぎる。
でもそば通の人にはこういうのが本物でいいんだろうな。


メニュー裏の説明書きを改めて読み返すと
“信州そば”の文字が…。。

きゃー、そうだよね、その系統の完成度だよね。。

f0106938_15185752.jpg
セットの「もり」はそれなりにボリュームあり。


蕎麦湯はさらっと目でおいしい。
割って飲んだつゆの方が好みかも♪

A氏、「ちょっと食べたら ますますお腹すいてきた」

はいはい、では次の蕎麦店行きましょう~♪

<今日のお会計>
2700円・2名/天ぷらおろし1300円、もりと季節のおかず盛合せ1400円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/季節のおかずがおすすめ
   はじめに出された韃靼そば茶がおいしかった。おかずはどれも
   自然の風味で、身体にやさしいいきいきした味わい。
   信州そば系が好きな人にはジャストなお店なんじゃないかな。
   
A氏:★★★★☆/もっと早く来ればよかった
   昔沼津に住んでたのに寄ったことなくて、やっと行くことができた。
   蕎麦にコシがあって、つゆの濃さも好み。しっかり食べた気がする。
   季節のおかずが意外なほどおいしくて、薄味だけど満足できる。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2009-07-23 15:25 | 伊豆・東部の[が]

063 とらや工房 [御殿場]

御殿場プレミアムアウトレットの帰りに、とらや♪

といっても御殿場ICすぐの「虎屋菓寮」じゃなくて、アウトレットに向かう脇道をふっと
曲がった先の、竹林に囲まれた別荘地の一角にある「とらや工房」へ。
f0106938_12181461.jpg
■とらや工房 [和菓子・喫茶]
 御殿場市東山1022-1
 0550-81-2233

とらやの創業はナント室町時代(約480年前!)らしく、国内でも指折りの老舗中の老舗。
と思えばヒルズやミッドタウンに出店したり、2009年日本パッケージデザイン大賞を受賞
したりと何かと伝統&和モダン、デザイン&コンセプトにも力を入れているらしい。
f0106938_12183245.jpg
萱葺の山門をくぐり、竹林の散策路をゆっくりと進んでいくと東屋が。
その先にゆったりとカーブした切妻屋根の平屋が見えてくる。

f0106938_1219040.jpg
池を中心に配した丸い庭を囲むように弧を描く、和のモダニズムな建物。

f0106938_12192057.jpg
回廊の天井の白木の梁は等間隔に美しく並び、透明なアクリルの屋根からは
さんさんと午後の日差しが降ってくる。

ガラス張りの製造工房を横目に見ながら進んだ先が販売所。
とにかく店内はどこを見回しても、パリっと凛とした木の空間。
カウンターの上には白い木枠とガラスでできたケースが幾つか。

どら焼き、きんつば、大福、ねりきり…身近なおやつ的和菓子が数種類。
月替りの生菓子はすでに売り切れ。他にも空になってるケースがちらほら。

テイクアウトの和菓子はどれも250円、お茶付きのイートインなら500円になるという。
接客してくれる女性たちは皆テキパキと笑顔。要領を得た答え方。

小豆好きなネルは「赤飯大福」と「きんつば」。
A氏はとろろ麦めしの軽食で。

f0106938_12195214.jpg
注文を終えたらガラスのドアから隣の喫茶スペースに移動。
前後が開放された吹き抜けスペースと本物の薪暖炉が置かれた室内との2フロアに
区分されていて、置いてある椅子やテーブルも微妙に違う。
f0106938_1220219.jpg
天気もいいし、ネルたちは庭全体が見渡せる吹き抜けの席へ。
喫茶スペースもこれまた床から壁、天井まで端正で美しい木目の木が存分に使われ、
思わず深呼吸したくなるような清浄な空間。

曲げわっぱのような品のいい小判形の盆に載せられて、お菓子とお茶がやってくる。
「お茶のおかわりお申し付けくださいね」とスタッフさんがにっこり。
f0106938_12202040.jpg
小ぶりな「赤飯大福」。
土日祝限定のお菓子だそう。

ごく薄くてよく伸びる皮は小豆の渋でモチ米を染めて作ったそう。
保存料など不使用のせいか、すでに上部の皮は乾いて固くなりはじめている。
中の小倉餡は案外あっさり。お腹すいてるから味覚は敏感になってるはずなんだけど…。

続いて「きんつば」。
あらっ、こっちも…普通だなぁ。こういう味にしたかったって方向性がどうも伝わってこない
というか。この薄さ加減がとらやの持ち味なんだろうか。うーん、上品といえば上品…。

f0106938_1220346.jpg
A氏の軽食をちょっといただくと、けんちん汁がうーん、おいしい!
丁寧にとられたダシがすごくまろやか。塗りの器もステキだし。

f0106938_12204847.jpg
同じくお腹がすいてたA氏、どうにも物足りなくて「どら焼き」追加(笑)。
富士山をかぶった“と”の焼印がとってもキュート♪
皮はしっとりよりはさっくりして、端に溜まった蜜が濃くっておいしい。

お茶のお替りをいただいた後は、敷地内をふらっと散歩。
f0106938_1221502.jpg

工房の前の椅子で籠に入ったシイタケが干されてた。
あー、あのけんちん汁とか、こういう素材を使ってるのかなぁ。
f0106938_1222981.jpg


通りかかるスタッフさんは何度も「お茶のおかわりいかがですか」と声をかけてくれる。
その自然な感じについ「あっ、じゃあもう一杯…」なんてまた腰を落ち着けてしまって。

冬枯れの庭を眺めながら、静謐な空間でゆったりと。
f0106938_12222765.jpg
庭の梅がもうすぐ咲きそう。
その頃また来ようかな。。


<今日のお会計>
1850円・2名・イートイン/お茶付き和菓子500円+菓子1個追加250円
                 軽食850円+どらやき1個追加250円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/静寂の中でいただく伝統の和菓子
   美術館のような空間構成とその居心地を味わう場所。菓子がやや力不足で主役に
   なりきれてないのが残念だけど、アウトレットの喧騒から離れてほっとするには最適。
   色んな意味で東京的で、建築好き・和モダン好きの人ならもっと楽しめそう。
  
A氏:★★★☆☆/こっちのとらや、知らなかったー
   なんか小さいのに高いな。でもこの雰囲気なら場所代だよね。手頃な価格帯にして
   人が集まっちゃうのも困るんだろうし。とろろ麦めしもけんちん汁もおいしかったよ。
   どら焼き小さかったけどおいしい。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2009-02-10 12:15 | 伊豆・東部の[が]

062 草季庵 [御殿場]

裾野ICを下りたらR246を御殿場方面に進んで、畑の広がる脇道をひょいと曲がると
見えてくる、昔ながらの農家のような一軒家。

駐車場から見える富士山が絶景。やっぱり御殿場の富士山って大きいなぁ…

■手打ち蕎麦 艸季庵 そうきあん [蕎麦]
御殿場市杉名沢306-1
0550-88-0808
f0106938_19556100.jpg
開店10分前に着いてしまったので、車の中でしばし待機。
時間ちょうどになったら玄関を掃除していた奥さん?が出迎えに。

かなりの年月を経た民家の玄関周りや打ち場を改築した店舗。
生成りの暖簾をくぐって広いたたきの玄関で靴をぬいで上がる。
f0106938_1955231.jpg
障子を開けると二間つづきの落ち着いた和室に座卓と座布団。
二間をぐるっと囲むように廻した広縁には昔ながらの傘の電球。

広縁の木戸の硝子越しに冬の陽射しが落ちる庭。
床の間にはガラスの器に白い椿が二輪。
鴨居の上に設置されてる白いBOSEのスピーカーからジャズが流れてる。

メニューは思いのほかたくさん。
温かいそばに冷たいそば、辛み大根の汁に信州味噌を付ける「しぼりせいろ」に
玉子焼きやそば味噌の一品物にそばを使った甘味類。

ネルは「天ぷらせいろ」、A氏は「天ぷらそば」。
甘味は食べ終わった後の気分で決めよ♪
f0106938_19554083.jpg
出てきたそば湯でひと息。
透明でさら湯に近いそば湯は飲みやすく淡白な味わい。

そばを待つ間もぞくぞくとお客さんが入ってくる。
男性ひとり、奥様チーム四名、年配のご夫婦、スーツのサラリーマン三名・・・。

6卓しかないらしい店内はすぐにいっぱい。
平日の昼間なのに、みんなこんな遠くまでわざわざ来るんだなぁ。

f0106938_19555224.jpg
天つゆ、おろし、そばつゆが運ばれてくる。

「すぐにそばが来ますので、先に召し上がっていてください」
と板盛りの天ぷらが登場。A氏の天ぷら蕎麦の天ぷらも同じ別盛りで。

エビ二匹に芋、茄子、えのき、ブロッコリーとか。
天つゆでいただく。

程なくせいろも登場。
f0106938_19453386.jpg
中心が深くくぼんだざるに盛られて意外にボリュームあり。
細いそばはホシがぽつぽつ、少しくすんだ感じ。
まずはつゆにつけずそのままで。それほど味も香りも感じられないかな。

つゆはガッチリ目。カエシの醤油が前面に出ている。
もっと底冷えのする日に暖をとりながら食べると、よりおいしく感じそう。

f0106938_19461089.jpg
A氏のあたたかい天ぷらそば。

追加でそばあんみつをオーダーしたら、他のお客さんが注文したので売り切れです
と聞かされて。開店一番の訪問で、まだ30分も経ってないのになぁ。
まぁこうなることを承知で仕込みしてるんだろうから…。

気を取り直して「そばアイス」を注文。
f0106938_19462781.jpg
ほうじ茶と一緒に出されたそばアイス。
スワンの形してるんじゃない?とA氏が気付いて尋ねると
「そうなんですよ、このそばクッキーも自家製です」とニッコリ。

スワンの首と頭はクッキーというよりホロホロのそばぼうろ。
シャリシャリふわっと細かく崩れておいしい♪
肝心のアイスは蕎麦よりもきなこに近い濃い風味。食べた満足感がしっかりある。

ここ御殿場は雪の積もる寒冷地域。
信州名物の「しぼりせいろ」もメニューにあるし、どうもネルには
同じ寒冷地の長野県でたくさん食べた、信州そばに似ているように思えて。

静岡中部地方でおいしいそばをたくさん食べてきたネル。
そうだよね、その土地の気候によっておいしく感じる味って、やっぱり違うはずだもんね。

A氏はおいしい、おいしいとご満悦。
長野に行った時もA氏は信州そばお気に入りだったもんなぁ。

帰り際ネルは気付かなかったけどそばを打っている最中のご主人と目が合って
A氏にあいさつしてくれたらしい。
f0106938_19561179.jpg
車に乗る前にもう一度、目の前にそびえる富士山を眺めて。
やっぱり静岡って広いなぁ。

<今日のお会計>
3500円・2名/天ぷらそば1600円、天ぷらせいろ1600円、そばアイス300円

<店を出て>
ネル:★★☆☆☆/風情ある富士山の麓で食べる蕎麦
  期待した蕎麦とは違ったけど、店の造りはなかなか雰囲気があって
  落ち着いて蕎麦を食べられる。家庭的な接客なので大らかな気持ちで
  時間に余裕を持って出かけるのがいいかな。
  
A氏:★★★★☆/御殿場の蕎麦店ならいちばん好き
  アレレ、そうなの?オレは結構気に入ったけどな???
  蕎麦屋っぽい建物とか立地だし、天ぷら蕎麦の天ぷら別盛りだったし。
  つゆも好きな感じだったよ。  
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2009-01-24 19:38 | 伊豆・東部の[が]

061 開 [南伊豆・下田]

湯量豊富な源泉掛け流しの温泉、広大な日本庭園に揺れるヤシの木。
老舗旅館に本格ガーデンスパが融合した和の南国リゾート、下田「清流荘」。

あさばに蓬莱、強羅花壇も名を連ね、世界のVIPご用達と認められた宿だけが登録される
仏「ルレ・エ・シャトー協会」に日本で初めて選ばれた宿なのだとか。

いつかは泊ってみたいなぁ、と憧れのまま未だ果せてなくて。
そんな名旅館の所有していた別荘にカフェができたと聞いて約1年半。

それがこの年末、やっと訪れる機会が来たのです♪

■清流荘別墅 開(カイ) [カフェ・サロン]
下田市中98
0558-22-1361(清流荘)
http://www.seiryuso.co.jp/bessyo/
f0106938_13201417.jpg
南伊豆を河津から下田へ、伊豆急行蓮台寺駅と下田駅のちょうど中間ぐらい。
何気ない県道沿い、駐車場になった雑木の混じる前庭を奥に進むと
高々と廻らせた石塀の真ん中に堂々とそびえる門柱が。

知って探さないとまず来れない場所。

f0106938_13343072.jpg
門柱の真ん中には見上げるような高さのオブジェが。
その先頭には針金でできた繊細な蜘蛛の巣のようなオブジェが風を受けてくるくると回転、
一本一本の先端についたモビールがキラキラと陽を受けて輝いてる。

このカフェ、清流荘のオーナーと懇意にしている陶芸&インスタレーション作家のご家族が
はじめたと聞いていたけど、さっそくその作品が出迎えてるらしい。

f0106938_1335230.jpg
ざざざっと冬の気配が深い広い庭の奥には、下田らしい白黒のなまこ壁の土蔵。

入り口には銀色の丸い大きな水盤。
濃いピンクの椿が浮かんだ、なみなみと水を湛えた水面に昼過ぎの陽射しが反射、
七色に変換されながら土蔵の内部にまでゆらゆらと長く差し込んでいる。

f0106938_13351595.jpg
店内は薄明かりの土蔵をそのまま活かした白壁と板張りのスペース。
懐かしいミント色の円筒形だるまストーブにはちらちらと小さな火が燃えて。

古材とおぼしき厚みと渋さのある木材とアイアンで作られたテーブルと椅子が
思い思いの自由な形をしながらアート作品の佇まいで並んでいる。

見上げた天井には複数の円形アクリルミラーが嵌って。
陽射しを跳ね返す光のプリズムが不安定に白壁に輝き、
空間には不思議なゆらぎと緊張感。

こんなことだとは思わなかったから、あらら、ちょっと戸惑いぎみ(笑)。
もっと普通によくある、プライスカードの付いた作品展示コーナーがある今ドキ系物販カフェ、
ぐらいに思ってたから。

あー、びっくり。。
空間全体がこんな美しいアートになってたなんて…。

メニューはランチにスイーツとドリンク。
もの静かなスタッフさんはこの場の空気にぴったり。
ネルたちもなぜか小声になってしまう。

ランチはパン系とごはん系の2種類。
ごはん系のおかず・金目と里芋のコロッケに惹かれてごはん系をオーダー。

f0106938_13222591.jpg
先に出てきた水のコースターは丸い蔦の葉かなにか。
置かれた箸置は立体的なふくらみのある三日月形で、焼物のようでもあり珊瑚礁の
かけらのような自然の造形物にも見えて。
f0106938_13353455.jpg
食事が出てくるのを待つ間、それぞれ個性的な四角に切り出された椅子を座り比べ。
どれもゆったり大らか、とことん分厚く仕上げられた座面のカーブが気持ちいい。

冬なのにそのまま座っても不思議と冷たく感じない。
気のせいなのか、どうなのか。
こんな椅子ウチの玄関にあったらほんとステキだナ。

f0106938_13225790.jpg
土蔵の手前にはオープンエアの席も。
男性がひとり読者をしながらコーヒーを飲んでいる。

あぁっ、やっぱりスイーツも一緒に頼めば良かったかなぁ…。

しばらく待って出てきたランチは
・金目と里芋のコロッケ 柚子胡椒&トマト系ソース
・緑豆ごはん 南伊豆のお米で
・菜の花の胡麻和え
・セロリのお吸いもの

f0106938_13231131.jpg


作品だと思われるお吸い物の器、底が丸くてごろごろ揺れる(笑)。
でも繊細で力強くて、すごく魅かれてしまった。
アーティストや作家のファンになってしまう瞬間って、こんな時なんだろうか。

コロッケの中は里芋でしっとり、赤いキンメの身に混じってのほんのちいさな薄骨片も。
いちから全部手づくりしてる、って伝わってくる優しい味わい。
お吸い物のダシも柔らかくて透明で、セロリもおいしくいただける。

f0106938_13232585.jpg
このテーブル、ここを改装するときの古材のはず、
だって虫食いの跡が目の前の柱の虫食いと全く同じだから…
そんな思いつきをひとり巡らして喜んでいる。

わたし、この空間を気に入ったのか?
どうもざわざわ気持ちがしっくりこない。。

このはかなく温かい古民家インスタレーションの中に偶然迷い込んで食事している自分。
自分がアート作品のなかにいて、まだまだ理解できないことから来る緊張感。
それを気にしなければ居心地ヨシ。
うーん、十分に不思議(笑)

f0106938_1324537.jpg
時間に追われてそそくさとお会計。
帰り際落ち着いて庭をよく見渡すと、別棟がもうひとつ。
こちらはギャラリーとして開放しているらしく大きな書画が展示されている。


時間をとって、また来よう。
今度は「しっとりチョコケーキ」か「とろり黒蜜プリン」に「黒糖しょうがエール」だナ…。
f0106938_13355294.jpg

<今日のお会計>
1400円/ランチ
               
<店を出て>
ネル:★★★☆☆/南伊豆の自然と揺らめく現代アートの融合
  アートやクラフトに興味のある人が行くとより楽しめる大人の空間。
  この空間に心惹かれて理解したいと願う自分の心の動きが意外だった。
  女性同士の小旅行のティータイムなんかに一番しっくりきそう。
_
[PR]
by gaisyoku_calendar | 2008-12-29 13:18 | 伊豆・東部の[が]
line

静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


by gaisyoku_calendar
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31