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046 マンジャペッシェ  [長泉・クレマチスの丘]

去年のクリスマス。
特に予定もないし、でも何かしたいな~と
考えてたら急に思い出したマンジャペッシェ。

02年の4月、銀行の持つ広大な庭園にオープンした
花とアートと食がテーマの文化複合施設「クレマチスの丘」。

複数の美術館やガーデン、ショップが点在するなか
「ヴァンジ彫刻庭園美術館」に併設された
イタリアンレストランがマンジャペッシェ。

東京で有名なイタリアンシェフがプロデュースするとのウワサを聞きつけ
グランドオープン前に行ったのだけど、
初めて食べる“東京系イタリアン”の味にびっくり!

当時静岡でイタリアンというと
ピザ・パスタにチーズのような分かりやすい味ばかりだったのに

ここは調味料も素材も「これが本場ってものなのか??」
といぶかしくさえ思える繊細な味。
水もパンにつけるオイルも全てが未知の味で
おいしい気もするし、全くよく分からないともいえる。。

三島の有機野菜や駿河湾の新鮮魚介をウリに
首都圏の客層向けにオープンした店だと分かっていても
その味を理解できない自分が情けない。

東京や京都で予約して伺うような食事をほとんどしていなかった、当時のネル。
自分の食経験の少なさに気づき、ショックを受けた
思い出の店なのです(笑)

■マンジャペッシェ Villa di Mangia Pesce [イタリアンレストラン]
長泉町クレマチスの丘(スルガ平)347-1
055-989-8788

クリスマスランチ予約の電話を入れると、どうやら滑り込みセーフ。
カーナビに反応しない住所に悪戦苦闘しつつ、
6年ぶりのクレマチスの丘になんとかたどり着く。
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冬の厳しい寒さにも負けず小さな花が咲く庭園のアーチを抜けて
エントランスを通り抜け、一軒家レストランの扉の前へ。
季節になればもっと花と緑でキレイなんだろうな。
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名前を告げ真っ白いソファに腰掛けて待つ。
最初来た時、レセプションカウンターのあるレストランなんて初めてで
「ホントにここがレストランなの??」って内心ドキドキしてたっけ(笑)

通されたのはキッチンと通路にいちばん近いテーブル。
美術館の緑と遠く海が眺められる窓際席がよかったけど、
滑り込みOKだったからこれでも十分かな。
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ただ店内にクリスマスらしきデコレーションが全くないのが不思議。
結構クリスマスムードを期待してたのに、残念。。
ディナータイムから飾るのかな?

ブラウンのタイルの床に、梁と塗り壁のシンプルで温かみのある店内。
気候がよくなれば気持ちいいだろうテラス席もある。

窓際席の壁には夕陽の海を描いた、ヴァンジの美しい版画。
売ってたら買って帰りたいぐらいステキ。
でも高いんだろうなぁ…

先にいたのは年配女性の団体や30代のカップル、おじいちゃんと
その息子家族らしき落ち着いた方々。
スタッフは20~30代のきっちり髪を整えた男性スタッフばかりだ。

メニューをもらう。
他に5200円、8000円のコースがあったけど
違いはメインの追加らしいので、そんなに重くなくてもいいかな
と予定通り3500円のコースで。

テーブルのリネンや小さく飾られた花、
カトラリーもきちんとしたものでうれしくなる。

アミューズは2種のニンジンのポタージュ。
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温かくて甘くてとろっとして、かぼちゃみたい。
結構食べ応えあるスタートだなぁ。

スプーンが出されないので困っていると
「そのまま口をつけてどうぞ」と言われてしまい
食べづらいのでやっぱりスプーンをもらう。

けっこう固まってプルプルしてるのになあ…。
こういうあたり、何かイタリアンの常識があるのだろうか。

パンは3種類。フォカッチャとフランスパンとピタパンのようなもの。
ハーブの入ったオイルもなかなかおいしい。

何種類かから選べるアンティパスト。
A氏はサーモンのサラダ。
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確かに野菜はフレッシュ。
採れたてなのか、野菜の苦味というか風味がきちんと香ってくる。

ネルは+500円で鹿肉のカルパッチョに。
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これが予想以上にチーズのスライスとトリュフがいっぱい!

500円の追加でこんなにトリュフが乗るなんて。。
やーびっくり。はじめて味と香りが分かるぐらい量のあるトリュフかも。

しかも甘いナッツみたいなのが入ってると思ったら
聞いてみれば正体は栗!
いや、びっくり。でも鹿肉とあうかも。。
この辺の取り合わせがキチンとスペシャルな感じで楽しい。

それぞれホタテのパスタとつぶ貝のパスタ。
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メインのもち豚とキャベツの煮込み と続く。
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デザートはイチゴメインにアイスクリームやソルベの盛り合わせ。
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どれも手作りらしいストレートな爽やかさが伝わってくる。

食べ終わって意外や、お腹いっぱい。
こじゃれてるものは量が少ないと、普段はオシャレ系レストランを
敬遠がちなA氏も「けっこうお腹いっぱいになったよ」。

スタッフは人にもよるけど笑顔と軽快な口調で手馴れた感じ、
サービスの仕方もスマートでそつがない。
ちょっと夜っぽい?オーラもあるけど、
聞いたことにもその場で答えてくれて、きちんと知識を持った接客をしてくれる。

ただどの皿からもクリスマスらしさは…。
これもランチだからなのかな?
店内のデコレーションのそっけなさといい、
スタッフに聞いてみれば良かったなあ。

向かいのカップルはグラスに差した野菜スティック・・・、いやいや
蒸したり茹でたりした地元有機野菜を
アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルのソースでいただく
名物料理「バーニャカウダ」を頼んでいる。

首都圏から来たお客様なのかな。
う~ん、野菜好きのネルとはいえ
野菜スティックに何千円も出すのはできないなぁ…

野菜も魚も普通に買って、そこそこおいしいのって
静岡の持つ豊かさなのかも。
こんなお店もあって、普通においしい食材も手に入る。
やっぱり静岡暮らしって、いいな。

<今日のお会計>
 9400円(税サ込)・2名/クリスマスランチ3500円×2(パン・ドリンク付)
                アンティパストのアップグレード+500円
                白ワイン(G)900円、ミモザ1000円

<店を出て>
ネル:★★★☆☆/上品なのに気取らず楽しめるレストラン
    きちんとした料理法で、鮮度のいい食材・珍しい食材を楽しませてくれる。
    それほど好き嫌いの分かれる味ではないから、世代を問わず楽しめるはず。
    立地は厳しいとしても食材やコース構成、ロケーションの良さからいったら妥当かも。      

A氏:★★★☆☆/年に一回ぐらいなら来ても    
    予想してたよりはおいしかったし、雰囲気も良かった。
    ただ店員が気がつきすぎて、見られてる感じが落ち着かなかった。
    車の運転あるから、せっかく来たのに飲めないのはきつい。。
_     
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by gaisyoku_calendar | 2008-02-09 23:39 | 伊豆・東部の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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