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いっぷくvol.4  京都のお昼の5000円

 7月からつかず離れず続けていた仕事
 ようやく大きなヤマ場を越えました

 といっても作業はやっと中間を折り返したところ
 今後も気を抜かないよう、しっかりやらねば。。

 10月以降、ブログにUPしようと思っていたのは

 静岡 葡萄の丘
 山梨 勝沼醸造レストラン「風」 ワイン祭り
 箱根 ラバッツア

 です

 そんなことを思ってるうちに京都へ行ってしまい
 またもやネタだけが積もって。。
 ただ今回は新たな発見がありました



今回予約を入れて伺ったのは2軒

祇園・新橋通りの 肉割烹 と 同じく祇園・大和大路のお店

どちらも同じ、昼の懐石コースで5000円程度でしたが
同じ5000円でもあまりの差に驚いてしまいました。。

これまでこのブログにUPしてきたほとんどのお店は
ネル自身がおいしい、または友人に薦めたら喜んでもらえるかな、と思ったお店

事前にチェック!が大好きなネルのこと
とくに旅先での大事な一食の店選びは、真剣です(笑)

ただ実際行ってみて初めて
思っていたのと違ったな、予想外だな と思うお店もあります

今回の大和大路のお店は
まさにこのマズイ予感の予想GUY、だったんです。。

※※※※※※※

居酒屋系のロゴに引き込みの植栽の不思議さ
通された部屋の不安定な間取りや傷だらけのプラスチックの敷盆など

イヤな予感は漂っていたものの
えぇーい皿の中身で勝負だ!
と出た一皿目

先付は白和えにとんぶり

※とんぶりは「畑のキャビア」と呼ばれる草の実の加工品
 たしかに見た目はキャビアそっくり。10~11月が旬

べたべたの甘い白和えに、まったくツブ立ち感も味もない
=とんぶりがインしてる
と言いたいがためだけの役割しかない、悲しきとんぶり

味も普通、べっとりした感触は真夜中の居酒屋のお通しのよう

昨日食べた新橋通りの肉割烹も先付けにとんぶりが出たばかり
その瑞々しいおいしさに、とんぶり好きになりかけていたのに・・・

そして二皿目のお椀
子どものおもちゃのような、ピンクに黄色に緑の菊柄の椀
蓋をあけてみるとプラスチック特有の不ぞろいな汗

中身はダシを張った、むかご入りのしんじょうとゴマ豆腐

ゴルフボールのような不細工なしんじょう、限りなく平坦なダシ
そして明らかにアンマッチな椀のチョイス・・・
いや、もうこの二皿目で撃沈(泣)

連れて来られたA氏にはすごく申し訳ないけど、久しぶりに箸を置いてしまいました。。
ホント、へこんだから。。

その後のお造りも悲惨。
なぜかぶっかき氷の中に直に(!)造りが埋もれている

それがシビマグロだろうとアオリイカだろうと
溶け始めた氷の水滴がじっとり包んで水浸し

もちろんネルの食べるスピードはいつも通りのお早め、にもかかわらず

こうした盛りにすること自体静岡人のネル(関係ないか)
にはものすごく、果てしなく、疑問

既に料理にはまったく興味ナシ。
可哀想なのは連れて来られたA氏。

ただ分かったのは、ごちゃごちゃした無粋な八寸のなかに
4分割されたシイタケがピンクと白のあられをまぶして揚げられているのを見て

あ~~~~、やっちゃったよ!!!

と激しく自分を後悔したことなのです


※※※※※※※※※※

そうそう、ネルの和食の鬼門は

・高級食材
・仕出し料理&弁当系の分解コース料理

だったんだ。。
今まで何回かこのトラップにはまってきたっけ…

ネルは八寸のシイタケをみて
ああこの人は仕出し料理を作ってきた人なんだ(たぶん、ですが)
とやっと、今更、気づいたのです~(遅いよ!)

だったら造りへのあの仕打ち?も合点がいく


元はといえばこの店にしようと決めたのも
グルメの世界ではかなり辛口で
一家言持つ男性が2人も推奨していたから

今もネットを検索してもこのお店を推奨する書き込みばかり
でも今回は昼だし、カウンターではないから誰が調理しているかわからないし
と思っても、まだ心のどこかでこの店をチョイスした言い訳を探したい気持ちが(笑)

ただ今になってよく読めば
「高級食材を使って、コストパフォーマンスばっちり」
的な書き込みが多かった。。


なぜならネルがおいしい、と感動する料理には
「はかなさ」「凛々しさ」「真面目さ」
がいつもあるのです

皿に盛られた瞬間から口に入るまでのわずかな時間のみの最高を求める「はかなさ」は
恐らく仕出し&弁当系とは真逆の考え方

ムリに高級食材を使えば、何かが犠牲になるか値段を上げるしかない。
ネルが行ける範囲の料金の店で使うなら、おのずと何かを犠牲にするしかない。。

食材に頼らずとも、手間と腕とセンスでおいしくしている料理こそ
自分でできないから、食べてみたい
そんな真面目な料理がネルにとってはおいしい

ついでにカミングアウトしてしまいますが(←ナゼ?笑)
ネルは自分の結婚式の料理でも

「キャビアとかフォアグラとか結婚式風の高級食材を使う位なら
肉を厚くするとか、スタッフを増やして熱い物は熱いままサーブするとかに
予算を回してほしい。あのひと皿がおいしかった、って感動がほしいんです」

とエラそうにも注文していたのですよ。。
料理長さんはとてもいい方で、こんなワガママに面白がって乗ってくださり
当日見事な料理を出してくれました


そんなこんなで、今回この店で得たものは
「自分の好みってこうだったんだ~~」
という改めての気づきです

や~ホント今更ですが
自分の好みを正しく知る、ってことが
おいしいお店選びの第一条件なのかもしれないですね

京都の昼の5000円。
まだまだネルにとっては難題です(笑)
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by gaisyoku_calendar | 2007-11-11 00:27 | 旅先_京都の[が]
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静岡在住30代・ネルの       静岡・京都・東京食べ歩き


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